誰もが「望んだ通り」の人生を歩んでいる/『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』小池浩 (original) (raw)
・『無意識はいつも正しい』クスドフトシ
・『“偽りの自分”からの脱出』梯谷幸司
・『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』梯谷幸司
・『なぜかうまくいく人のすごい無意識』梯谷幸司
・『無意識を鍛える』梯谷幸司
・『自分のままで突き抜ける無意識の法則』梯谷幸司
・『無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り!』梯谷幸司
・『大丈夫!すべて思い通り。 一瞬で現実が変わる無意識のつかいかた』Honami
・『手にとるようにNLPがわかる本』加藤聖龍
・『潜在意識をとことん使いこなす』C・ジェームス・ジェンセン
・誰もが「望んだ通り」の人生を歩んでいる
・『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんがあえて教えなかったとんでもないこの世のカラクリ』小池浩
・『科学的 潜在意識の書きかえ方』小森圭太
・『科学的 本当の望みを叶える「言葉」の使い方』小森圭太
・『願わなければ叶う5つの真実』有野真麻
・『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』城ノ石ゆかり
「おまえの望みは今まですべて、現実になっている。
今のコイケ、イコール、おまえの理想の、おまえが望んだコイケ、だ」
「え! 事業に大失敗して借金2000万のこの僕が?
――なわけないじゃないですか! ふざけないでくださいよ」
「だっておまえ、いつもオーダーしてたじゃん!
『売れないな、売れないな、今日も売れないな』って」
「え? どういうこと?」
「オレはオーダーどおりにかなえてやっただけだ」
「ウ、ウソだ!」言葉とは裏腹に、僕は衝撃を受けていました。
【『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』小池浩〈こいけ・ひろし〉(サンマーク出版、2016年)以下同】
かつてこう書いた。
ここまで見通せればアファメーションが華厳経の焼き直しであることが立ちどころに理解できる。「心は工(たくみ)なる画師(えし)の如く種種の五陰を画く。一切世間の中に法として造らざること無し」(華厳経第十)。世界は心の影なのだ。
【アファメーションの解説書/『「言葉」があなたの人生を決める』苫米地英人】
読み物としては軽い。だが侮るわけにはいかないのだ。「ドSの宇宙さん」に仮託したのは「右脳からの声」に違いない。その意味では、ネドじゅんにも通じている。無意識とつながる経路は右脳にある。
誰もが「望んだ通り」の人生を歩んでいる――これが華厳経のエッセンスである。
「え、だって、2000万ですよ? 200万じゃないんですよ。
そんな簡単に返せるわけないですよ」
「……あ、そう。じゃあ、返せないな。
おまえみたいなヤツには、ぜーったいに返せない。
うんうん、返せない。死んでも返せない。生まれ変わっても、返せない」
「な、なんでそんなこと言うんですか?」
「今おまえが行ったじゃねーか『返せない』って。おまえが『返せない』と言ったら、『返せない』が宇宙にこだまするんだよ!
『返せない』現実が来るんだよ!」
声は波動である。思いはエネルギーだ。心の動きが世界に影響を及ぼす。むしろ華厳経で説かれたのは、「心が世界を規定する」方程式といってよい。
誰もが何かしらの「願い」を抱いている。それを今この瞬間に「叶う」と確信できるか、「無理だ」と何となく諦めがちなのかの違いである。「時間がかかるだろうな」と思えばその通りになる。「そう簡単にはいかないだろうな」と思えば難しくなる。なぜなら、自分自身でそういう設計をしているからだ。
最も顕著に現れるのは子育てだろう。よい部分を見れば「いい子」に育つだろうし、悪い部分だけ見て叱ってばかりいれば性格の歪んだ大人になることだろう。
宇宙さんは常々コイケに向かって、「だって、お前がオーダーしただろ?」と言う。そう。宇宙は注文通りに動いているのだ。
左脳の論理を優先し、社会から認められようとする価値観で生きていると、中々理解できない世界である。