The story of old eyes by 上海狂人 (original) (raw)
上海狂人日記 カメラ編 Flexaretのプリントを見て驚愕。 それからカメラ沼に嵌る。 日々是増殖中 目標100台達成!!!
by shangkato2
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いつものようにホテルの朝食
救援便がいつ出るか、というのがテレビの報道でもちらほら流れ始める。
19時, この時間で連絡無いのであれば脱出は明日以降だろうと呑気に構えていた。
限定メニューの和風ラーメンを頼んで何気なくメールチェックすると大使館からの集合メール。
大使館からのメールには荷物はスーツケース一人一つと指示がある。
かみさんと大きめのスーツケースをそれぞれ一つづつ準備して、迷いながら詰め込む。
お母さんも側にいたが、どうやら話を聞くと、日本国籍の子供は救援便に乗れるが、中国籍のお母さんは許可が降りなかったらしい。 子供だけ一人で帰国させるようだ。
空港への移動中、ずっと「お家に帰りたい」と言い続けていた。周りに面倒見てくれる人もいたが、子供一人では気の毒だ。
このゲートを通るには外事弁公室の担当官がいないと通してくれないらしい。
我々日本人の前にはアメリカ人への対応で空港でも大分時間かかる。
ようやくチェックインで待っていると一番によばれたが、発熱を自己申告したら結局は一番最後に回される。
また発熱で発汗し過ぎ、気分悪くなるが、我慢するしかない。
そろそろ救援機が出そうだ。
いきなり急に集合がかかるかもしれないから準備しておけという指示が入りスーツケースに当座の物を詰め始める。
しかしホテルから出られない。
ホテルのジムがあるのでホテルのマネージャに連絡して使える様お願いすると、事前に連絡くれれば電気をつけてくれると言う。マネージャーも結局故郷に里帰り出来なかったのだ。
しかしコレが新型肺炎だとしたら、罹る理由がわからない。
自分の分は済んだが、かみさんの分はそれで自動に登録されるわけでないから、別に大使館ページから登録をしないとならない。
救援を受ける武漢日本人の専用グループチャットがwe-chat上に作られた。
それだけではダメ、大使館にも登録しないと救援便には載せてもらえない。
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