続なんだかなぁ2024年の #都知事選 を振り返る( #生活保護 #AI百合子 #安野貴博 #NHK党 #立花孝志 #内野愛理 #都議補選 #公職選挙法 #暇空茜 #ひまそらあかね) (original) (raw)

「カワイイ私の政見放送を見てね」と

選挙公報や選挙ポスターに露出させた女性の新人候補者が

政見放送中に服を脱いだとかいうのが

一時WEB上を騒然とさせた。

www.sankei.com

本人にしてみれば都知事選に当選することよりも

「新しい情報の発信方法として」

政見放送を「見た目重視」にすることで

都政に関心を持たない都民が政治参加に積極的になることを

促そうとしたらしい。

しかし、上のHP記事を見て

きっかけはNHK党の立花孝志から誘われたことだと知って

結局はNHK党が都知事選ジャックをしたのかと

強く感じた。あのポスター掲示板を候補者以外の第三者に売るとか

三浦春馬の写真を一部のポスターに入れたりと

悪目立ちばかりだったが

これらは結果的に小池百合子の再選に一役買ったと言っても

言い過ぎではないだろう。

56人中NHK党の「公認」は19人、内野愛理は

別に選挙団体(一番上のカッコ内がその名前だ)をこしらえたが

「推薦」を受けており、実質20名の候補を擁立した。

そのため、選挙公報は一般の新聞の約半分にあたる

14ページもの厚さにあり、

政見放送も限られた放送時間に多くの候補者がひしめき合って

自らの主張を訴えなければならないが

NHK党は立花孝志の言ってることを最低限伝えれば

あとは言いたい放題というから

昔だったら「不謹慎だ!もう選挙に出るな!」でおしまいだったが

いまは時代の変化というのか

どうせ小池百合子が受かるんだから

この機会を活かして

自分をPRしてビジネスに有効活用させようという輩が

大量発生した、というよりは

NHK党という政治団体のように見えて

そうじゃない存在に選挙は引っ掻き回されるというから

もはやため息しか出てこない。

また、印象に残った点を箇条書きにすると

①元祖レイシスト桜井誠が前回の約18万から

約8万まで得票数を大幅に減らした。

NHK党公認にも似たようなことを政見放送で言ったり

その他の候補者からも

「外国人の生活保護廃止」を主張したのもいたため

ネトウヨ票が分散したのが理由であって

ヘイトスピーチ規制法が効いたわけではない。

ちなみに田母神俊雄

2014年に約61万(ウイキペディア参照)の票を獲ったが

今回は蓮舫に次ぐ4位になったのに

約26万と大幅に票を減らしている。

②「東京都の公金事業の不正を追及し」

「公金チューチュ―をなくす」と選挙公報に書いた

ひまそらあかね(暇空茜)の大嘘。

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内容は小池知事をターゲットにしているが

実は一般社団法人Colaboと

その代表の仁藤夢乃を「ぶっ潰す」ためにある。

しかし仁藤をターゲットにすれば

自分の嘘で二重に訴えられるのを恐れて

小池都政を問題視するというカモフラージュをかけて

Colaboの活動に足かせをはめるという陰湿なことを

都知事選でやった。許されぬ所業だ。

なおマスコミが忖度して報道されなかったと主張した

国家賠償請求訴訟の勝訴については

東京都が暇空に不開示決定を通知した2023年7月14日以前に

東京都若年被害女性等支援事業の補助金交付決定を受けた団体名を

同年6月19日に公表。

しかし都が不開示決定の理由としていた

「選ばれない団体が批判を受ける恐れがある」としたのが

裁判で認められなかったのは事実だが、

Colaboは既に同年1月に暇空が

前年11月からSNS上で主張していた

補助金の水増し・不正請求「疑惑」が

都の監査結果で「妥当でない」として退けられて

一部「不当」なところがあるとして行われた「再調査」でも、

都が支払い済みの委託料が2600万円であるのに対して

コラボ側の支払い経費は2713万円だったことがわかった。

週刊女性2023年4月11日号「人間ドキュメント」より。)

補助事業は実質赤字であったことに対して

マスコミは大きく取り上げなかったが

暇空も自らの「非」を認め謝罪しなかった。それどころか

5月にしつこく2023年度のColabo以外の団体を含めて

補助金申請に不正審査があるのではないかという「妄想」で

情報開示請求を行っただけのことである。

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③AIエンジニアの安野貴博(あんの たかひろ)が

24時間自らのAIを使って有権者と対話できる選挙戦術を始めたら

小池百合子もAI百合子という「二番煎じ」を取り入れた。

だがゆりこの方は自分の主張を一方的にしゃべるだけで

(ニュース番組風に)

安野のそれとは全く大違いだった。

ちなみにAIメイヤーという候補者も出馬していたので

安野本人と同一人物だと勘違いしそうになった。

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都知事選と同じ日に投開票された

都議補選では自民党が4勝とラインを引いたが

2勝6敗と大きく負け越した。

そのうちの足立区の補選では自民党立憲民主党

「唯一の激突となり」

立憲民主党の銀川ゆい子が勝利して安堵。

ちなみに連合東京は銀川と

中野区補選の荒木千陽(あらき ちひろ都民ファーストの会)だけに

「推薦」を出したが、どちらも自民の候補と激しいつばぜり合いとなり

僅かの差での「勝利」となった。

(中野区は約1万3千票差、足立区はなんと約800票差!)

「仮に共産(党)公認候補が出ていれば、うちの議席増はなかった」

と、立民幹部の声。

というより連合はいったい何をやってたんだろうか。

共産と手を組んだからやる気をなくして

足立区だけサボタージュをやっていたのか。

だとしたら許せないのだが。

また江東区と品川区では

無所属の候補が勝っている。

政党不信の強い世論だけでなく、

地元に根差した政治活動を行っている

優秀な候補者がいれば

石丸伸二のような奴に投票しなくても済むのだ。

(きのうのを含めて文中敬称略、この項おわり。)

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