翔栄学院 多摩境教室の日々の気づきブログ (original) (raw)

小山中と鑓水中の定期テストが終わり、堺中は明日から中間テストが始まります。本日も自習に何人かの生徒が来てくれています。明日からしっかり頑張って欲しいですね。また、今日は英検とV模擬の日でもあります。皆それぞれ本番を迎えております。

さて、本番といえば本番に強い人と弱い人がいます。実力はあるのになぜか本番になると結果が出ないという人は結構多くいですよね。本番に弱い原因としてあげられるのが、やはりプレッシャーです。プレッシャーに強い人は本番に強く、プレッシャーに弱い人は本番に弱いというっても過言ではないのではないでしょうか。それではどうすればプレッシャーに強くなるのでしょうか。私は2つポイントがあると考えます。

①自分が本番で感じるプレッシャーよりも、もっと強いプレッシャーを感じたことがあるか。

②プレッシャーを逆にエネルギーに変える。

世の中には、追い込まれれば追い込まれるほど闘志を燃やす人がいます。とても素晴らしいメンタルですが、実際にできるのは限られた人ではないでしょうか。注目すべきは①です。

2008年の北京オリンピック、柔道男子100超級の日本代表の石井慧さんは、見事金メダルを獲得したあとインタビューでこう答えました。

「オリンピックのプレッシャーなんて、斉藤先生のプレッシャーに比べたら、屁の突っ張りにもなりません」

斉藤先生というのは故・斉藤仁さん(ロサンゼルス・ソウルオリンピック柔道金メダリスト)を指しており、柔道の鬼といわれるほどの人物です。現役を引退したあとは、後継者の指導に当たり、世界で活躍する選手を何人も育てました。斉藤さんは愛弟子の石井選手に、「お前が負けたら、日本の柔道が負けたことになる」と、プレッシャーを与え続けたそうです。そんな鬼のプレッシャーを経験した石井さんだからこそ、本番で余計なプレッシャーを感じずに最後まで戦えたのかも知れません。

自分の積み重ねたものや経験したことが自信となるのだろうー。

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台風も一段落しましたが、大きな被害がない事を心から祈っております。塾では長かった夏期講習も終り、新学期が始まっています。皆新たな気持ちで2学期を迎えましょうと言いたいところですが、すぐに中間テストが始まります。気を抜かずこのままテストを乗り切って欲しいです。また、今回新たに夏期講習から入塾してくれた生徒も数名おります。塾を探す理由で最も多い理由は、勉強のやり方が分からない、勉強習慣がついてないです。自分では何とかしたいと思っていても、どうにもできない事はありますよね。

「人間このままではダメだ」と思いつつも、なかなか行動できなかったりします。おそらくそれは、人間はそう簡単に変わることはできないからでしょう。人は簡単には変わらない。ではそんな時はどうする事が正解なのでしょうか。方法はひとつしかありません。それは…

「誰かの力を借りること」です。

そもそも誰かの力を借りずに、自分で何とかできるならみんな自分で何とかするでしょう。ところが、人間には「甘え」や「自我」というもがあり、それらが変化しようと試みる自分を邪魔してきます。皆さんも1度は経験があるとは思いますが、やらなくてはいけないと心の中では分かっていても、行動になかなか繋がらないのはこの為です。自分の中の天使と悪魔が戦い、結局悪魔が勝つことになります。

だからこそそんな時は人の力を借りるんです。そして、自分自身もその甘えや自我ととことん向き合う努力が大切です。

底なし沼と呼ばれる沼がありますが、底なし沼にはまった際に絶対にやってはいけない事があります。それは、パニックに陥り、脱出しよう必死にもがくこと。もがけばもがくほど沼にハマっていき、助かりにくくなるからです。無理に自力で脱出しようとせず、他者の力を借りることも大切です。

慌てることはない。どんなに深い沼でも底はあるー。

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現在台風が日本に接近中ですね。災害というものは人間の力ではどうにもできないことではありますが、大きな被害がないことを祈るばかりです。塾でも生徒の安全第一で行動したいと思います。この優先順位は何があっても変わりません。他人の子供をお預かりしている以上、安全確保が最優先でなくてはいけません。

さて、今週末は中3の初の会場模擬テストが予定されています。会場で受けるのは皆初めてですので、いろいろとアドバイスをしたのですが、その中でももっとも強調したのが…平常心です。最初から最後まで平常心で解くこと。これはかなり重要なことです。

人間は焦ってしまうと自分のベストパフォーマンスが出せません。ベストパフォーマンスとはベストな精神状態から生まれます。稀に追い込まれた状態になると、自分の本来持つ能力以上のパフォーマンスが発揮されることがありますが、それは覚醒の領域であり、皆無に等しいと言えるでしょう。

ポーカーフェイスという言葉があります。トランプゲームのポーカーのプレイ中に、相手に自分の手を読まれないために感情を顔に出さないことを意味しています。苦しいときに苦しい顔をしない、焦っているときに焦っている顔をしない。こういう感情を表に出さない努力というのが必要なのではないでしょうか。私は人間のメンタルは鍛えることはできないと思っています。ただ、コントロールすることは可能だと思います。そして、自分のメンタルをコントロールすることは、勝負に勝つには重要な要素のひとつです。

かつて、イチロー選手がWBCの韓国戦であの歴史に残るヒットを打ったあとベンチを意識的に見ませんでした。その理由は喜んでいる皆の顔を見てしまうと、自分も喜んでしまうと瞬間的に思ったそうです。「コイツはこの場面でヒットを打っても喜ばないのかっ!?」と思わせたかったのだとか。

ポーカーフェイスとは、他人から見れば冷静沈着で無表情といった印象が強いかも知れない。しかし、心の中では揺らぎ、動揺する自分自身の心と遮二無二戦っているに違いないー。

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本日からお盆明けの夏期講習後半戦がスタートしました。早い学校はもう来週から新学期が始まります。みんな暑い中本当によく頑張ってくれていますが、あともう少し頑張りましょう。そして2学期の定期テストや模擬試験で結果が出てくれことを願っています。

さて、お盆の時期と言えばご先祖様を迎える期間ですよね。私の実家は古い伝統を守っている家で、今だにお盆の時期になると迎え火を焚き、お坊さんを呼んでお経をあげてもらっており、なすときゅうりに割り箸を刺して精霊馬も作っています。何でもその馬に乗ってご先祖様が帰ってくるのだとか。

人はどうして亡くなった人間との関係を何年も大切にするのでしょうか。それはきっと亡くなった方との思い出を感じているからなのでしょう。長くても、短くても、亡くなった方と過ごした時間は、生きている人間の中で生き続けるのだと思います。

私が子供のころお盆にお経をあげに来たお寺の住職さんにこう言われたことがあります。

「人の命は儚いものです。だから、どれだけ生きたかではなく、どう生きたかが大切です」

子供のころ聞いたこの坊主の説教を何故だか今も時々思い出します。

昨年中学校の同級生が病のため旅立っていった。闘病時には皆で励まし、見舞金を募った。どうしても考えてしまうことがある。一緒に過ごした中学校時代から運命が決まっていたのではないかと。しかし、それでも中学3年間を共に過ごせて良かったと切に思う。

命とは長さではないー。

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皆さん暑い日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか。当学院の生徒たちも頑張って毎日暑い中通ってくれています。暑い中来てくれているので、体調が心配ですが、今のところは熱中症の生徒も出ておらず、無事に夏期講習会が行われております。中3生の生徒たちは、授業のあとに自習をしていっています。自主的に自習をできることはとても素晴らしいです。

「勉強とは自分でやるもの」という意識を持つことはとても大切です。私自身も昔それを実感したことがあります。

昔勤めていた会社での事です。当時は営業職についていましたが、人事異動で突如人事部に異動なり、採用面接を担当することになりました。当然採用面接などやった事がなかったので、自分が良いなあと感じた応募者の方をとりあえず二次面接に通していました。するとある日、人事部長から「もっと人をよく見て二次面接に通せ!」と大目玉を喰らいました。若かりしころの私はそんな部長に対し「やったことが無いのだからできるわけがないです!」と、今の言葉でいう逆切れです。今考えれば本当に恥ずかしい話ですが。(笑)そうして一通りのバトルが終わると人事部長は財布から1万円を取り出し、私に手渡しました。そして一言こう言いました。

「分からなかったら、自分で本を読んで勉強しろ!」

部長はその一言を言い残し、立ち去っていきました。それから私は本を買い、勉強し、分からないことがあったら人に聞きました。そうして自分で学ぶことの大切さを教わったのです。

今はなんでも「教えてくれる人」がいる時代です。しかし、自分自身で本を読み、学ぶということを怠ってはいけません。本を読んで勉強するということ。それが勉強の本質なのかも知れません。

今は失敗を恐れ、独学を好まない人も多い。京都にある比叡山延暦寺の浄土院といういう場所がある。そこでは「十二年籠山行」という修行が行われており、12年間の間たった一人で院に籠もって修行を続けているという。

一人だからこそ辿り着ける境地があるー。

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夏期講習開始まであと2週間です。しっかりと準備をして1人1人のためになる夏期講習にしたいと思っています。暑い日が続いてますが、体調には十分注意してこの夏を乗り切りましょう。

さて、昨日は東京都知事選挙でしたね。私も暑い中選挙に行ってきましたが、結果は小池百合子氏の勝利となりました。国と地方自治体には主従関係にはないため、東京都知事は総理大臣よりも権力があるとまで言われています。沢山の人が訪れていましたが、票を入れる際皆何を思うのでしょうか。東京都という大都市のリーダーに期待するものはなんなのでしょうか。

皆さんはリーダーに何を求めますか?

そもそも日本の若者は政治に興味が無いことで有名です。昔ある高校生が外国に留学していた際に、政治の話を真剣にしていた同級生の輪の中に全く入っていけなかったそうです。10代や20代の投票率が低いのも頷けます。なぜこうも日本の若者は政治に興味がないのか。それは自分の事だというと当事者意識が足らないからです。政治は自分には関係の無いこと、遠い存在、政治は政治家がやることという意識が強く、自分たちの国を自分たちで何とかしようという意識が、世界に比べて極めて低いのではないでしょうか。

若者には自分たちの国は自分たちでよくするという意識を持って欲しいです。これからこの国を背負っていく人たちですから。

安倍元総理が銃撃されてから2年が経った。安倍氏は生前リーダーとして自分の人生をかけてこの国のために戦っていた。きっと彼にとって政治とはそれだけの価値があったのだろう。志半ばでこの世を去ったリーダーの無念を果たして欲しい。今を生きる若者たちにー。

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全中学の期末テストが終了いたしました。続々と結果が返ってきてますが、良かった生徒も続出しております。悪かった生徒もしっかり反省し、次回に生かしていただきたいと思います。

さて、本日から塾ではクールビズを実施しております。ノーネクタイというスタイルは昭和の時代を生き抜いてきた人間からするとなんだか受け入れがたい一面もありますよね。ただ、国で推奨している事ですから、いつしか当たり前のように皆ネクタイを外すようになっています。昭和の時代から変化したことは他にもたくさんあります。

何事も変化が起きたときに柔軟に対応していくことが大切です。自分の考え、誇り、信念といったものももちろん大切ですが、生き残っていくには時代の変化に適応していかなくてはいけません。ただ、面白いことに新しい時代を作る側の人間は、いつだって時代の流行や常識に逆らっています。(笑)

マクドナルドがまだ日本に上陸したてのころ、「あんなものは日本で流行る訳がない!」と言われていたそうです。それがいつしか当たり前のように日本で食べられるようになり、今やファーストフード店の代表格と言っても良いでしょう。当時の日本人は海外に行ったことがある人は非常に少なく、ハンバーガーの知名度はほぼゼロ。おまけに米と魚が主食の日本に新たな食文化を作ることは大変でした。だからこそ創業者の藤田氏は1号店を銀座にこだわったそうです。

常識を疑い、新たな可能性を信じること。そんな気持ちを持ち続けることが、新たな時代を作っていく原動力になるのかも知れません。

「出る杭は打たれる」という言葉がある。人と違う才能がある人間は妬まれるという意味の言葉だ。出る杭は打たれる。出すぎる杭は打たれないー。

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