布引電気鉄道のこと (original) (raw)
10月1日は**東海道新幹線開通60周記念日**ということで色々と特集も組まれていました。
こちらは、20年程前に出版された**国鉄115年**の歴史書で、少し前に入手したものです。
この中に、昭和6年(1931年)当時の
「詳細鉄道地図」が掲載されていました。
ズーム
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更に、長野県の実家の近くをズームアップしてみます。
右から読みますが、信越線「小諸」駅があります。
そこから、私鉄が出ています。
「押出」「布引」「布下」「島川原」と書かれています。
これは「布引電気鉄道」といいます。
Wikipediaから引用します。
「1926年に小諸駅から島川原駅まで開業したが、経営不振が続き、わずか8年後の1934年には休業し、そのまま廃止となった。昭和初期の不況やバスの台頭によって休廃業した鉄道事業者の中でも「最も極端なケース」として紹介されることもある。」
「開業した区間の沿線の集落は布下・島川原とも50戸足らずで、沿線人口が極度に少なかった。このような状況から、列車によっては乗客が全くいないこともあり、運転士と車掌が「42人乗りならぬシジュウフタリノリ(始終、2人乗り)」と苦笑していたという・・・」
・・・という悲惨な鉄道で、冒頭の東海道新幹線とはとても比べられません(//∇//)
Wikipediaから
☆ 布引電気鉄道