カカフカカ③ 自分の気持ちにウソがなければ可。 (original) (raw)

ああ~~なんかぬるっとしたまま終わっちゃったなあ、、カカフカカ。まあ、らしいっちゃ、らしいんだけれども!それでもヒロイン・亜希の気持ちにちゃんとオチがついてるんなら、まあ、それはそれでいいのか?(可?)

な~んかこの後味、既視感あるなあ、、とさかのぼってみたら、映画「愛がなんだ」とちょっと似てるんだわ、うん。

あんな複雑怪奇な関係性が渦巻いてる、カオス状態のシェアハウスに留まり、煮え切らない・つかみどころのない男を好きでいる、だなんて、正気か!?亜希ちゃん!?ってまともな人ならそう思うよね、あのラスト。

でもさ、よくよく考えてみたら白黒ハッキリしていることなんて、この世の中意外となくて、特に他人の感情なんて、何が正解かなんてわかるはずもなく。だとしたら、自分の気が済むまでグレーゾーンの世界にとことん浸るっていうのも、それはそれで本人次第なんだよなあ。。(なんか自分でも何言ってんだかわかんないけどw)

だからさ、結局、亜希ちゃんが納得してそういう道を選ぶなら、それでいいじゃん?という思いに至るんだわ。その心境が「愛がなんだ」と一緒なの。”テルちゃんが幸せなら、もういいか…仕方ない…”っていう、あの諦めに近い感情。

でも、テルちゃんよりかは亜希のほうが、状況的にはまだ希望が持てるよね?本行くんは自分の感情がなんだかよくわからないまま、ふわーーーっとしてるけど、他に好きな女性がいるわけでもないようなので。亜希ちゃんに対しての執着が、性欲だけなのか、それともちゃんと愛情も伴っているのか、よくわからんっていうことなんだよね??

ん~~~、でも自分なら、あそこまでフワフワしてて、都合よくソフレ扱いされてるけど、きちっとお付き合いはしていない、なんていう関係性に身を置くのはキツいなあ~。でも金銭的に厳しければ、あのカオス状態のシェアハウスからはなかなか逃れられないんだよね、、。そう思うとちょっと背筋がゾッとしてくる。

男性陣のみならず、あかりさんからも”押しに弱い”ところを利用されてるのは、うわーーっ!て思ったけれど、あかりさんは男性陣と違って、ちゃんと対価(食費)を支払ってる。そこはすんごく偉いと思うし、本来はそうあるべき。だから搾取されてるわけではない。まっとうな雇用。だからあかりさんはかなりマトモな人間だよね。

なんか、ワケありシェアハウスの寮母さんとして、就職したような決着になっちゃったけれど、、まあ、亜希ちゃんが、見ないふりして打算的に長谷さんと結婚することもなく、ちゃんと自分の気持ちに正直に生きることを決めたんなら、それだけでもハッピーエンドってことになるのかな?

↓主演CPが再度共演しているドラマはこちら🎵