日銀副総裁の火消しで円キャリートレードの再開か? (original) (raw)
またブレブレの日銀に嫌気と不信感が増す**あじゃぱー**です。
先週の振り返り
先週の日経平均の終値は35,025.00円と先々週末から-885円(-2.46%)
さて、先週の出来事の振り返りです。
- 歴代最大の下げ幅の翌日に歴代最大の上げ幅
週初8月5日の日経平均の下げ幅はブラックマンデー超え最大4451円安と大暴落。
日経平均先物は「サーキットブレーカー」を発動と恐怖の一日でした。
原因は前週末の米7月雇用統計を受けて米国の景気後退が強まったことが意識されたようですが、日銀が利上げして植田日銀総裁のタカ派発言で「植田ショック」と植田日銀総裁のせいにされてます。
そして翌日の8月6日は3217円高と歴代最大の上げ幅を記録。その後は落ち着きを取り戻してますが歴史的な一週間でした。
日経平均 15分足チャート(10日間) - 内田日銀副総裁の火消し発言で円安・株高
植田日銀総裁のタカ派発言で円高・株高になったことで、内田日銀副総裁が8月7日の函館市内で講演し「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と述べて、一転して円安・株高に。ドル円は144円台から147円台後半まで上昇。政府から火消し指示があって言わされたと疑ってしまう。
ドル円 1時間足チャート(10日間)
先週のトレードは株は大暴落で買い場だったのに資金なしで入れず。
FXは8月5日に円高になって証拠金維持率が100%割れそうだったのでドル円ショートを143円台で損切りして32.3万円の大損。その後はロング・ショートのスキャルでコツコツと利益を積み重ねて4.4万円を取り戻しました。
クロス円も急落してここまで円高を待っていれば、ショートの損切りでこれまで10年くらいかけて稼いだ数百万の利益を今年ですべて吹っ飛ばすこともなかったのに・・・
今週の予定
8月12日(月)
(日) 休場
8月13日(火)
15:00 (英) 7月 失業率
18:00 (独) 8月 ZEW景況感調査
18:00 (米) 7月 卸売物価指数(PPI)
21:30 (米) 7月 卸売物価指数(PPI)
決算発表
(2121)MIXI
(3692)FFRIセキュリティ
(4385)メルカリ
8月14日(水)
11:00 (NZ) ニュージーランド準備銀行、政策金利
15:00 (英) 7月 消費者物価指数(CPI)
18:00 (欧) 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、改定値)
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPI) [前月比](前回)-0.1%→(予想)0.2%
21:30 (米) 7月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比](前回)0.1%→(予想)0.2%
決算発表
(3681)ブイキューブ
(4845)スカラ
(9468)KADOKAWA
8月15日(木)
08:50 (日) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
10:30 (豪) 7月 失業率
11:00 (中) 7月 小売売上高 [
15:00 (英) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値)
21:30 (米) 7月 小売売上高
21:30 (米) 8月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 (米) 8月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
決算発表
(WMT)ウォルマート
8月16日(金)
07:45 (NZ) 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI)
15:00 (英) 7月 小売売上高
21:30 (米) 7月 住宅着工件数
21:30 (米) 7月 建設許可件数
23:00 (米) 8月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
今週のポイント
円キャリートレードの再開なるか?
7月の日銀政策決定会合後の会見で植田日銀総裁がせっかくタカ派発言して円高になったのに先週は内田日銀副総裁が火消し発言で円安に。
日米金利差は縮まらないとの見方からドル買い・円売りの円キャリートレードが再開したのかドル円は141円台から146円台に回復。
米国はソフトランディングに向かうと思われるので140円を割れる円安にはならないかも。また150円台に戻りそうな気がします。
米CPIと米小売売上高に注目
今週は14日(水)と15日(木)の米国の消費者物価指数(CPI)と小売売上高に注目です。消費が失速すればリセッション(景気後退)入りで円高・株安になるかもしれません。
先週の大暴落も米雇用統計がきっかけてで米国経済の問題と思われるので、消費の落ち込みが確認されれば米国の9月利下げは確定で円高に進むかもしれません。
今週の投資戦略
今週は8月14日のNZ政策金利と米消費者物価指数で為替が大きく動くかもしれません。
重要指標発表前にポジション取って、結果で逆に行って捕まらないように14日は戻り売りに徹したほうがよさそうです。
株は米消費者物価指数発表後の米株式市場の結果で8月15日の日本市場は大荒れかもしれませれん。
今週も様子見スタンスでFXは慎重にスキャルでコツコツです。
さて、先週8日、宮崎県で震度6弱、マグニチュード7.1の地震がありました。
南海トラフ地震臨時情報が発表されてもマーケットには影響なかったのですが、やっぱり地震への反応には注意しないいけないでしょう。
今週は夏休みで休んで帰省する人も多いようですが、有給休暇もない請負で働く私は休まず仕事です。
人も少ないのでのんびり仕事します。
持株の評価損益
現物取引(口座1)
銘柄 | 買値 | 時価 | 評価損益 |
---|---|---|---|
(2929)ファーマフーズ | 1,863 × 100株 | 925 | -93,800円 |
(4592)サンバイオ | 2,596 × 100株 | 975 | -162,100円 |
(6203)豊和工業 | 1,208 × 100株 | 799 | -40,900円 |
口座1の現物評価損益合計 -296,800円(先週比-6,700円)
現物取引(口座2)
銘柄 | 買値 | 時価 | 評価損益 |
---|---|---|---|
(2121)MIXI | 5,765 × 100株 | 2,770 | -299,500円 |
(3692)FFRIセキュリティ | 12,014 × 100株 | 1,866 | -1,014,800円 |
(8202)ラオックスホールディングス | 4,920 × 100株 | 188 | -473,200円 |
(8411)みずほフィナンシャルグループ | 4,850 × 100株 | 2,779.5 | -207,050円 |
口座2の現物評価損益合計 -1,994,550円(先週比-40,150円)