また一人、巨匠が逝く (original) (raw)

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、心地よい疲労かも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

ブラジリアン・ポップスの巨匠、セルジオ・メンデスが亡くなったそうです。

南米音楽に詳しくなくても、

オー、ワリアライヨ、オバ、オバ、オバ

と聞こえる?コーラスは皆さんご存じだと思います。

僕はリスボンと名乗っていながら、

本家のポルトガル語も、

ブラジリアン・ポルトギューズも知らないので、

かなりいい加減な歌詞の書き取りですが、

セルジオ・メンデスの代表曲、マシュケ・ナダ Mas Que Nada です。

僕はブラジリアン・ポップスにも詳しい方ではありませんが、

常にアメリカ中心だったポップスの世界の中で、

独自のしゃれたリズム感覚を積極的に発信したセルジオ・メンデスは、

20世紀後半のポップスについて語る時に、絶対に忘れてはならない巨匠のひとりです。

僕も、僕のわがまま勝手な解釈で、

セルジオ・メンデスのレパートリーを歌い継いでいこうと思います。

金曜日が歌謡曲メインのオープンマイク、

昨日、土曜日が、どちらかといえばフォークソングメインのオープンマイク、

さすがに疲労がピークを迎えます。

そして今日ですが、朝一で、古新聞を古紙回収に出し、

その後、ピアノの練習、

午前中は、自治会の地区清掃を行いました。

午後ですが、琵琶湖の対岸にある愛知川図書館にむかい、

ボランティアピアノ演奏を行ってきました。

聴いてもらうことを前提とした演奏ではなく、

いわばBGM、あるいは環境音響の提供といった感じのパフォーマンスです。

この演奏は、通常のライブ活動とは全く趣が異なります。

そしてこちらも音楽としての楽しさと厳しさが同居しており、

1時間と少しの演奏でしたが、かなり疲れました。

でも今日は、僕のピアノのお弟子さんがわざわざ聴きに来てくださり、

それはそれでエキサイティングなできごとでした。

今日の彼女はいつもより若々しいいでたちで現れ、

嬉しい驚きを感じました。

巨匠の訃報にふれた日、僕はいつも通り、音楽ジィサンの一日を送りました。

メデタシ、めでたし。