“さんま似” ほいけんたがフジ系バレー中継のCM起用で「出てきて笑った」ジャニーズ見送りの “意外な代役” にザワつく (original) (raw)

“さんま似” ほいけんたがフジ系バレー中継のCM起用で「出てきて笑った」ジャニーズ見送りの “意外な代役” にザワつく

2019年、大相撲の稀勢の里関(現二所ノ関親方)の断髪式に登場した、ほいけんた(写真・産経新聞)

9月16日開幕で、フジテレビ系が中継する『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』のCM曲が、意外な注目を集めている。

流れているのは、T.M.Revolutionが1997年にリリースした『HIGH PRESSURE』だが、歌っているのは西川貴教ではない “特徴的な声” ――。

【関連記事:王林が選ぶ「下心見え見えの芸人」3位ノブコブ吉村、2位EXITりんたろー、1位は?】

その正体はというと、明石家さんまなどのものまねレパートリーを持つ、芸人のほいけんた(58)だ。

CMの最後には、布施明の代表曲『君は薔薇より美しい』に切り替わり、高音で伸ばすサビの見せ場で、突如、歌唱中のほいの表情がドアップとなり「くるっく~」と、鳩のような歌声で、CMが終わるのだ。

このCMにX(旧Twitter)では、賛否両論の声が上がっていた。

《バレーのCMにほいけんた使う意味が全くわからない》

《なんで鬼レンチャンのほいけんたとコラボしてるの 笑っちゃうやん》

《フジテレビのバレーのCMにほいけんた出てきて笑った》

《ほいけんたさんのやつ起用したやつがよくわからない》

フジテレビ系の『ワールドカップバレー』中継といえば、毎回ジャニーズ事務所所属のユニットが「スペシャルナビゲーター」を務めていた。当然、CMもジャニーズが担当してきたわけだが、今回は起用されていない。

「1995年大会から2019年までの24年間、ジャニーズのアイドルユニットが7大会連続で、大会テーマソングを担当しました。今も活躍する人気ユニットのメジャーデビューのお披露目の舞台にもなってきました。

しかし、現在、ジャニーズ事務所では『性加害問題』が勃発し、長引いたこともあり、フジテレビは起用を見送りました。ただ、『大会前のCMには話題の人物をキャスティングしなければ……』と頭を悩ませていたんです」(テレビ局関係者)

そんなとき、白羽の矢が彼に立ったのだ。

ほいは、人気曲のカラオケで、いっさい音程を外さずに歌えるかを競う『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)の人気企画「サビだけカラオケ」で、冒頭のような独特な歌い方を披露。

あまりに歌詞とかけ離れた発音をする、ほいの歌い方は、SNSを中心に大きな話題になっていた。

「千鳥の2人も大笑いするほど大絶賛。今年の『FNS27時間テレビ』でゴールデン帯の19時ごろに放送された『千鳥の鬼レンチャン~サビだけカラオケ タッグモード大会~』のコーナーでも、ほいの歌い方はスタジオで、大ウケしていました」(前出・テレビ局関係者)

ほいの活躍ぶりは「フジテレビの功績だ」と芸能記者は言う。

「自局で見つけた “鉱脈” の、ものまね芸人を番組で磨いて、話題の人物にまで押し上げました。いわばフジテレビが産みの親です。

今までは失敗を恐れるあまり、外部から人気者呼んで “置き” にいっていたのですが、フジテレビが自らのコンテンツで勝負をしたんです。

CMの最後に『絶対に外さない』と大きくテロップが出ますが、これは『サビだけカラオケ』で、ほいさんが披露する音程具合いに引っかけているのでしょう。遊び心満載で、視聴者からおもしろい違和感を誘いましたね」

現状はCMの賑やかしだけの模様だが、この人気ぶりでスペシャルサポーターもあるかも!?

( SmartFLASH)