ジャニーズ問題とまったく逆…“フジモン当て逃げ”に「誰にでも起こる」ワイドショーでの擁護が大顰蹙! (original) (raw)

ジャニーズ問題とまったく逆…“フジモン当て逃げ”に「誰にでも起こる」ワイドショーでの擁護が大顰蹙!

『ゴゴスマ』で、当て逃げ事故を起こした藤本敏史を「そういうふうな感じの人じゃない」と擁護したカンニング竹山

10月11日深夜に発表された「フジモン」こと、お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史の活動自粛。

吉本興業の発表では、藤本が東京都渋谷区で別の車両と物損事故を起こしたことで捜査中にあるという内容に留まっていたが、報道各社は、藤本には現場を立ち去った“当て逃げ”の疑いがあると報じている。

人気タレントの活動自粛とあって、発表の翌12日はテレビ局も大慌てだった。

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「その日に放送された『プレバト!!』(毎日放送制作、TBS系)は番組冒頭に収録日のテロップを入れて、藤本さんの登場シーンもそのまま放送されました。

また、池田美優さんのラジオ番組『みちょパラ』(ニッポン放送)のゲスト出演は取りやめとなっています」(テレビ局関係者)

対応が必要だったのは、バラエティ番組だけではない。12日朝から放送されたワイドショーでも、藤本の当て逃げ事故は取り上げられていた。

朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)でも、このニュースを取り上げている。

コメンテーターとして出演する、元NHK解説委員の岩田明子氏は「事故を起こしたらすぐに誠実に対応する、このことに尽きると思うんです」と指摘したうえで、「芸能事務所の方も所属タレントさんに対してはリスクマネジメント、危機管理の重要性を徹底して伝えていかないといけないのかなと思います」と、吉本興業の姿勢にも疑問を投げかけた。

一方で、やんわりとした内容に留まったのはフリーアナウンサーの石井亮次がMCを務める『ゴゴスマ~GO GO! Smile!~』(CBC制作、TBS系)。なかでも、注目が集まったのは、藤本と同世代の芸人のカンニング竹山のコメントだった。

竹山は「藤本さんと長くつき合わさせてもらっていますけど、そういうふうな感じの人じゃない、そこで逃げるような感じの人じゃないんです」、「気付かなかったのか、たまに『あれ、当たった? 当たってないよね?』というようなときもある」と、全面擁護を繰り広げたのだ。

「番組では、放送作家の野々村友紀子さんも事故を『誰にでも起こる』と片付け、藤本さんに『しっかりしてよ』とありきたりな叱咤を見せていました。野々村さんは、藤本さんの後輩芸人でもあった人物です。

犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も“気づかなかった説”を展開。番組全体が、藤本さんに対して、生やさしい雰囲気でしたね」(芸能記者)

しかし、これが視聴者の大顰蹙を買ってしまった。

《芸能人によって擁護、批判ってなんだかね 当て逃げしたのに擁護するとかなんなんよ》

《ゴゴスマでフジモンの事やってるけど 全員が庇ってて気持ち悪い そんな人じゃないって言っても当て逃げしてる事実はあるんやし厳しく言わなそこに座ってる意味なくない?》

《フジモンの当て逃げのニュース、ゲスト全員の憶測だけの擁護が気持ち悪すぎて番組変えたわ…》

前出の芸能記者はこう話す。

「最近のワイドショーでは、ジャニーズ事務所の問題を厳しく追及する場面が目立っていましたが、今回はまったく逆の対応。その落差に失望する声も多かったです。

吉本興業の闇営業騒動の際も、芸人やタレントのコメンテーターが多く起用されているワイドショーでは、無難なコメントや“気づかなかった説”が展開されていましたから、当時から何も変わらず、擁護が繰り返されている状況です。

一方で『ゴゴスマ』は、2021年7月に無免許で当て逃げ事故を起こし、批判を浴びていた木下富美子都議会議員(当時)には、徹底的に追及していたんです。あの勢いはどこにいったのか……」

ジャニーズ事務所への“忖度”をやめた効果がまったく見えてこない。

( SmartFLASH)