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47都道府県「おらが村の女偉人伝」静岡県・内田光子/グラミー賞を2度受賞した“世界のウチダ”

新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、静岡県。

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【静岡県】内田光子(71)

グラミー賞を2度受賞した内田光子は、エリザベス女王から大英帝国勲章を授与され、デイム(男性のナイトに相当)の称号を授かったピアニストだ。

1948年に静岡県熱海市に生まれた内田は、12歳で渡欧してウィーンなどで音楽を学ぶ。1970年にショパン国際ピアノコンクールで、日本人歴代最高となる第2位を獲得した。以後、ロンドンを拠点に活動している。

1984年には小澤征爾の指揮するベルリン・フィル定期演奏会で演奏して、高く評価された。

写真・朝日新聞

(週刊FLASH 2020年12月1日号)