Rambler love peace (original) (raw)

1年ほど前に自分の周りでちょっと話題になった「推し」とはなにかというテーマ。
その際に、某ニコニコチャンネルに投稿した、自分なりの「推し」という定義についての論考をブログ向けに手直して、整理したものをあげておきます。

本文

今回のテーマの「推し」という言葉の自分なりの定義についてです。
僕個人の課題としては、「推し」という言葉の世間的な定義と僕個人とのズレの再認識からはじめて、今回のテーマである「推し」という言葉の再定義から「推し」と呼んでいる人や物への適当な表現をすることになるのですが、それを全部やるとかなり長くなるので、今回のテーマの「推し」という言葉の定義のみメールにさせてもらいます。

推し」という意味を辞書的な言葉で捉えてみると、自分が「ファンであることや応援していること」の状況的な意味と自分が「ファン・応援している人や物」という対象を指している意味の2通りにわかれています。

「ファンである」ことと「応援をする」ことが同列のように書いてありますが、「ファン」つまり「支持者」になった人がすることが「応援」だと考えます。

つまり、「応援」している時点で、「ファン」になっていることが十分条件だと思います。

あくまで「推し」という言葉を意味づけするための説明なので、「なぜ、ファンになったのか?」とか「なぜ、応援しようと思ったのか?」などの過程は当然ここから省かれています。

しかし、この過程がわからないと第三者には「推し」の意味はわかりにくいです。また、人はその感情が同一の状態で存続することはなく、そのときどきによって、変化していくものです。

「ファン」であり、「応援」し続けることをずっと続けるということは簡単に見えるが、実は大変な努力を要するものです。つまり、様々な要素が絡み合ったときに「推す」ことを辞めてしまう可能性を常に持っています。

ここまでを前提として、「推し」という言葉の定義を「ときめきが続いてる状況」と定義します。

「ときめき」という言葉は、2018年に刊行された広辞苑の第七版では「喜びや期待などのために胸がどきどきする」とあります。

ここには「なぜときめくのか」という根本的なものが抜けていますが、この「なぜ?」が大切で、それは「好意をもつ」とか「強烈な印象を受けた」、「ビジュアルが好み」、「強い好奇心をもった」、「面白い」など多くの理由があげられ、その対象物及び状況によって心がときめくタイミングやときめくポイントが異なるからです。

この"ときめく"ポイントが異なるのは、"ときめいた"ときの自分の感受性の強弱、体調、精神面での充実感など様々な要因が全く同じではないからです。

一つ言えるのはこの「ときめき」があるから「ファン」になるのであって、「応援」しようと思うのです。その「ときめき」がない限り、「ファン」になることも、「応援」することもなかなか難しいと思います。

しかし、「ときめいている」ものをすべて「推し」であると言い切るには難しいです。なぜなら、その瞬間で終わってしまう”ときめき”もあるからです。

例で言えば、握手券を買ったときにあった熱量が、実際に握手会の時にはそこまでの熱量がないことは昔から多々あります。

では、「推し」という言葉に必要なのは何か。それが「続いている状況」という言葉です。やはり、「推す」という言葉を考えるとそれは「続ける」ことが一つ重要な要素だからです。

以上を前提に考えると、最低でも2点が必要要素であり、一つは現時点においてその”ときめき”が続いている状況であること、もう一つはその”ときめき”が半年から1年以上持続していることです。

波はあったとしても、やはり現在まで長く続いていることが「推し」ということは必要な要素であり、ある程度の期間がないとやはりその言葉にはある種の薄っぺらさが出てしまうと感じます。

また、多くの異なる”ときめき”に対してすべて一定の熱量を持っていくことはその成り立ちから考えても難しいものであり、その波があるのは人間の根本的な問題として致し方ないと思います。

これらの要素をふまえて、「推し」の定義を「ときめきが続いてる状況」と考えます。

ここまで聞かれると、僕が「推し」と呼んでる人や物へのそれぞれの"ときめき"は何かという問いが生まれるかもしれまんせんが、それはまた別の場でで考察したいと思っております。

元原稿

先日に放送された「TheMidnightJive ~Vol.41・朝日楼を歌う猫~ 」に投稿させてもらった、「推し」の定義に関するメールですが、長いから文章であげてくれといわれたので、こちらにあげておきます。
#NEXZERO https://t.co/0jI6BszUbj pic.twitter.com/AjYpf5N3X3

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2023年5月3日

後記

今回改めて書いたものを読み直したが、あらたに気づいたこととして、「推す」となると「熱量(正確にいうなら、狂気性を帯びた熱量)」が必要であると感じる。

同時にその熱量を如何に保つのか(サステナビリティ)が命題となってくるのは間違いがないと思う。

また「推す」となるとある種の「覚悟」というものが問われると感じるが、それはどういう距離感でいるかによって異なってくると思うので、最終的にはその人自身が各々で向き合う問題にはなるかと。

この後記の部分は、この1年で推しが増えたり、推しが海外に移籍したりなどなかなか波乱含みの1年を過ごしてきたせいもあって、その時にいろいろ思考して感じてきたものが多い。

つらつら書いたが、結局「推し方」は人によって違うし、正解というものはないと思う。

しかし、ある程度は言語化できたほうが行動や言動というものが、受け入れてもらえるかは別として理解しやすいのも事実ではあるので、できるだけ言語化していきたいと思う。

本来はこのタイミングで今の推しを言語化する必要あるとは思うけど、また別のタイミングで書ければ。

4月から始まった、NHKのテレビ小説『虎に翼』。
前作の『ブギウギ』とほぼ同時代の話なので、時代背景は非常に馴染みのあるものとなっていると思う。
まだ始まって2週ではあるが『虎に翼』を非常に面白く観ている。

www.nhk.jp

昭和6年(1931年)を開始としているが、この前年には世界恐慌の影響が日本にも及び所謂昭和恐慌が起きており、この昭和6年は満州事変が起きた年である。日本がその後長く続く戦争への第一歩を歩んだ年なのだ。
しかし、まだ大正時代に育まれた大正デモクラシーの雰囲気は残しており、主人公の寅子たちが法曹界へ飛び込む下地は作られようとしていたのである。
ただ、ここから時代は真逆の軍国主義へ向かうのだから、その中で主人公たちがどう時代を切り開いていったのかが今作の見どころだろう。

ただ、今作ですでに「これは!」と思った点がある。
それは学友の中に崔香淑という朝鮮からの学生がいることである。
ちなみにNHKの紹介の中では「朝鮮半島からの留学生。」とあるが、厳密にいえばこの当時は朝鮮は日本の植民地なので、留学生という扱いでいいのかは疑問である(なにしろ、日本国の一部なのだから)。

そこはさておき、昭和、特に戦前期を対象にした朝ドラはかなり多く制作されているが、自分が観た中でも、ここまで朝鮮人とわかる配役をおいたのは初めてである気がする(全作をみたわけではないが……)。
日本が朝鮮を植民地にした後に多くの朝鮮人が職を求め日本に来たことは知られている事実である。
しかし、まるでその事実はなかったかのように朝鮮人が朝ドラで描かれことはほぼなかったはずである。
その意味において、この朝鮮人の学生という配役は画期的な出来事であるように思う。

この崔香淑が同級生および上級生に表面上は差別的な扱いをされていない(とはいえ、扱いにくいという立ち位置ではあるが)ところは、都市部のインテリ層の育ちの良さ、さらに時代背景というものが反映されているのであろう。
この学生が今後どのような描かれ方をしていくのかは、一つ興味なところではある。

この2週で既に過去のものとされてはいるが、未だにその考え方が社会の根底に根深く残っている戦前の家族制度から切り込んでいく本作は、いろいろな意味で意欲的な作品になる予感がして、今後の半年が楽しみである。

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久しぶりに遠出をして、神奈川県寒川町にある相模國の一之宮である寒川神社に行ってきました。
本当はTEAM NACSの25周年記念作品『LOOSER 2022』を武藤小麟推しもとい「子残念」(戸次重幸推し)である友人宅で観るという予定だったのですが、配信までに時間がある&そこから1時間ぐらいの距離にあるといことで、寒川神社に行きました。

行った理由は、推しであるところのAKB48の福岡聖菜が以前に行っていたからである。

https://www.instagram.com/p/CQqcqlSpgnb/

あと単純に去年の夏に常陸國一之宮の鹿島神宮と下総國一之宮の香取神宮に行っていたというのもある。

日付変わりましたが、前日は福岡聖菜の相模一之宮寒川神社に対抗(?)して、下総一之宮香取神宮と常陸国一之宮鹿島神宮に行ってまいりました!! pic.twitter.com/DXnru5c1A0

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) July 22, 2021

どうも聖地巡礼的なことに弱いのでいつか行きたいなと機会を伺いつつ、コロナ情勢がなかなか安定しなかったり、冬の季節に入ったりすなどの影響でなかなか行けなかった次第。

千葉住みの自分は一度新宿に出て、小田急線で海老名まで行き、そこからJR相模線に乗り換え、最寄りの宮山駅を目指すというルートを選択。
海老名ぐらいまでだと別に快速急行などを使えばいいのだけど、久々の遠出ということまり行きはロマンスカーを使用。

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乗車したのは、「EXEα(エクセアルファ)(30000形)」。

なお、隣のホームには「MSE(60000形)」がいたので、パシャリ。

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というわけで、新宿から海老名まで約40分をロマンスカーで移動。

本日は、ロマンスカーに乗ってのオタ活です! pic.twitter.com/tR1TM89VfW

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

海老名で友人と合流。
海老名にはロマンスカーミュージアムがあり、こちらも一度は訪れたいと思いつつ、行けていないのだが、今回は断念。

ここからJR相模線に乗り換えるのだが、なかなか乗らない電車なので行って始めて知った。この路線が単線だということを…。さらにいうならドアの開閉が押しボタン式ということを……。
ざっくりいうと神奈川県を縦断する系の路線は、乗る機会が少ないのだけど、JRといえども急にローカル線気分味わえる路線多くないですか??
ちなみに友人は、毎回乗り降りするときにドアの開閉ボタンを押し忘れてました。

相模線って自分でボタン押してドア開ける方式なんですけど、ミッチェさん、全部押すの忘れてるんですけど🤣

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

で、最寄り駅の宮山駅へ。

来たよ、せいちゃん! (@ 宮山駅 in 寒川町, 神奈川県) https://t.co/C3F2zYchql pic.twitter.com/czoqLsPp4U

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

ちなみに乗っていた電車はこんな感じ。

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宮山駅は降りると駅前にローソンしかないのだが、我々はここであるお店があることに気づいた。つい2週間前にAKB48の若手主体で行われていた舞台「いわかける!」は、スポーツクライミングがテーマの舞台だったのだが、目の前にあったのはボルダリングを体験できるお店があったのだ!!
自分の推しの山内瑞葵が主演で、福岡聖菜や友人の推しの武藤小麟が出演し、黒須遥香もゲスト出演したということもあり、このタイミングでボルダリングを体験できる場所を見つけてしまい、笑いが止まらなかった。

駅降りたら、目の前にボルダリングできる場所があった(笑) pic.twitter.com/hcwhKuFswK

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

そして、駅から歩くこと500m。目的の寒川神社に到着。

本日は相模國一之宮に! #寒川神社 #相模國一之宮 #福岡聖菜 (@ 寒川神社 in 寒川町, 神奈川県) https://t.co/1grlQE3Zvo pic.twitter.com/fkp75s3NMP

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

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入り口ある三の鳥居

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参道

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神門

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御本殿

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こちらの御祭神は寒川比古命と寒川姫命の二柱。二柱で寒川大明神と奉称しているとのこと。
こちらで大事なのは、ここの神様が全国唯一の八方除・方位除の神様であるということ。地相・家相・方位・日柄・交通・厄年などに由来するすべての災いを取り除いてくれる、福を呼んでくれるという非常に頼もしい神様である。
これは福にあやかりたいところ。

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忘れずに(忘れがち)御朱印帖を持っていったのですが、残念ながら御朱印は既に書かれたものを頂く形。ちなみにお値段が決まっているところが多いですが、こちらは「お気持ち」とのこと。

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おみくじも八方除おみくじと普通のおみくじの2つを引きました。

そして、結果は同じ笑。書いてある内容は少し異なってはいましたが。

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11の神獄山神苑と12の方徳資料館も行きたかったのですが、ご祈祷を受けないと入れないので、次もあるので泣く泣く断念。
せっかくここまで来たので行きたい気持ちも山々だったのですが、実はこのときこのあと乗る予定の小田急線が事故でストップし、遅延発生していたので、断念してよかったのは後だから言える話。
次回こそは(次回あるのか?)リベンジ果たしたい。

帰りに名物であるところの八福餅を購入し、メインを観るたに友人宅へ。

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2人なのにこの量しかなくて、お餅ということもあり、結構食べるの大変な感じもありましたが、いい感じに甘くて美味しかったです。
また行ったら食べたいやつです。今度は現地の空気と一緒に味わいたいやつです。赤福を伊勢神宮のおかげ横丁にある本店で味わう感じ。

このあとは、友人とTEAM NACSの25周年記念作品『LOOSER 2022』を本編、舞台挨拶、特典映像を配信ならではの感じで楽しみました。
一番面白かったのは本編ももちろんですが、舞台挨拶で戸次さんが仮面ライダーになったことを報告したこと。

戸次さん、今日の舞台挨拶で「ライダーになったんですよ!」って言いかねないなww

— Snashi(えすなし) (@Sknassy) 2022年3月6日

あまりにも予定調和しすぎて、吹くしかなかった。なんなら、こういうところ友人と似てるところある。オタクは推しに似ると言いますが。

前日は山内瑞葵の生誕祭を1順で入り、最前で観てきたこともあり疲れ具合が不安でしたが、結構楽しめました。もっと調べてから行けばよかったという反省が、書いている今時点では多数発覚はしていますが。
あとこの日は暖かく天気もよかったこともあり、写真をよくみてもらうとわかりますが、お宮参りに来ている方が多かったです。さすがは相模國一之宮ですね。

神社めぐり自体は好きなので全然楽しかったのですが、お話会のネタとして行っておこうと思っていたところ、ちょうどお話会の日程も発表され、最短は4月9日ということなので結果的にちょうどよい時期に行った感じになりました。

また別で行きたいところはあるので、時間とお金に都合をつけて行きたいな。