気の向くままに (original) (raw)

人気ブログランキング |話題のタグを見る

気の向くままに solar18.exblog.jp ブログトップ
日々、思いついたことを綴っていけたら by Solar18プロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する カテゴリ 全体 料理・パン・ケーキ 祖父母の話 日常生活 日本 親子関係 社会との関わり 興味ふかい人々 ダンス 老いるということ 健康 自然との付き合い 生きる途中での選択 愛とか恋とか ちょっと哲学 音楽 子供時代 corona ヨーロッパの国民性 読書 エコロジー 社会観察 カタストロフ 友だち 戦争 古い物から新しい物を作る 人間関係 未分類 以前の記事 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 お気に入りブログ 最新のコメント > open-mind1.. by Solar18 at 05:35 以前も同じことを指摘され.. by open-mind1109 at 22:35 > open-mind1.. by Solar18 at 16:10 > nonkonogor.. by Solar18 at 16:06 それは カフェでの楽しい.. by nonkonogoro at 09:42 > kitaoni22さ.. by Solar18 at 21:36 お誕生日おめでとうござい.. by kitaoni22 at 07:34 > tanatali3さ.. by Solar18 at 16:58 年齢的には先輩のSola.. by tanatali3 at 06:22 > osarunokir.. by Solar18 at 00:33 メモ帳 最新のトラックバック ライフログ 検索 タグ ドイツのコロナウイルス(88) 外から日本を見ると(22) どう生きる(20) 親子関係(16) 夫婦のことはわからない(15) ロシアのウクライナ侵攻(9) 不倫(8) ドイツの国民性(7) ドイツ料理(6) 離婚(6) ダンスを習おう(6) ライ麦サワー種のパン(5) ウクライナ戦争(5) 海外で和食(5) 尊厳死(4) ドイツのパン(4) プーチンのガス(4) ガザ地区(4) ルヴァン種(4) 偏食(4) 変形性肩関節症(3) マルメロ(3) シニア生活(3) いじめ(3) クリスマスクッキー(3) 白アスパラガス(3) クリスマス料理(3) ルンバ(3) オートミール(3) ホームパーティー(3) 有機農業(3) ドイツのクリスマス(3) 離婚した両親の子供(3) ドイツのクリスマスの祝い方(3) ラムソン(2) イスラエル(2) 読書(2) マダガスカル(2) 平凡社世界大百科事典(2) ヨモギ(2) もったいない(2) ドイツの正月(2) 保温調理(2) グリーンランド(2) ウエストポーチの手作り(2) 島尾敏雄(2) ドイツのヴァレンタイン(2) 孫の世話(2) ドイツのポテトサラダ(2) ロドス島(2) サルナシ(2) エキサイトブログのトラブル(2) エキサイトブログの不調(2) ビーツの葉(2) イタドリ(2) 理学療法(2) エアーフライヤー(2) 世界の貧富の差(2) リボキャベツ(2) 整頓(2) マルメロのタルト(2) 根セロリ(2) リンゴの花(2) フランスの田舎(2) エマ・トンプソン(1) エンマー小麦(1) オーツ麦のシリアル(1) オーツ麦ブランのお粥(1) オートミールパン(1) オーヴントースター料理(1) オックステールシチュー(1) カエル(1) カップル(1) カボチャのキッシュ(1) カポナータ(1) カラー(1) カラス(1) カンツォーネ(1) ガス料金の高騰(1) ガチョウ(1) ガラス、氷リレー(1) キスで挨拶(1) キッチュとは(1) キンダーラーデン(1) クラインガルテン(1) クリームタルト(1) クリス ヴァン トゥレケン(1) クリスマスマーケット(1) クリスマスマルクト(1) クローン(1) グリーンスペース(1) ケストナー(1) ゲーム神経衰弱(1) ゲルリッツ観光(1) コーラ(1) コーラは甘すぎる(1) コウノトリ(1) ココナッツオイルで歯磨き(1) コックピット(1) コム・デ・ギャルソン(1) その他のジャンル 1 不動産 2 メンタル 3 時事・ニュース 4 英語 5 歴史 6 病気・闘病 7 フィギュア 8 健康・医療 9 投資 10 韓国語 ブログパーツ 最新の記事 近況、日本と冷蔵庫 at 2024-10-19 22:09 フランスのおじさん at 2024-10-17 00:35 太らせてから、、、 at 2024-10-15 22:23 誕生祝いとヨット at 2024-10-12 22:46 近況、マルメロと読書 at 2024-10-04 22:04 外部リンク ファン 記事ランキング 誕生祝いとヨット つい最近、またしても誕生... フランスのおじさん 町の中心街にあるセルフサ... 太らせてから、、、 ずいぶん前のこと、「森の... 近況、マルメロと読書 秋と言えばマルメロ。これ... フランスの田舎で 一年近くぶりに、相棒が持... 太巻のフライ 「この町で一番美味しい寿... セイヨウイラクサを食べる 一昨日、昨日と日中は27... ご近所持ちよりパーティー この家にもう30年以上住... 心理学者 子供の頃、いや大人になっ... ヨーロッパのカボチャ 青空市でずらりと並んだカ... ブログジャンル 海外生活 つぶやき 画像一覧 もっと見る エキサイト XML |ATOM Powered by Excite Blog 会社概要 プライバシーポリシー 利用規約 個人情報保護 情報取得について 免責事項 ヘルプ 2019年 05月 15日 安いメロドラマのような話…ちょっと改定 以下の話は道徳的ではない面がありますので、悪しからず。35年以上前のこと。MはFと偶然、知り合った。当時、Fは大学の研究室で助手のようなアルバイトをしていた。金髪でハンサム、未知の人に対しても、まるで前から知っているかのように打ち解けて話しかける才能があり、芸術や政治にも関心があって、友人、知人に恵まれた男性だった。会話が上手なので、女性を口説き落とすのもうまかった。Fは当時は30代半ばで、11歳年上の女性Gと暮らしていた。実はFは、Gの娘のボーイフレンドだったのだが、娘の母親Gと知り合った途端に、Gに惚れ込んで仲良くなったのだ。Gは娘を17歳の時にうみ、娘の父親と離婚した後は働きながら、一人で育て上げた。Gは美しい女性だ。といっても、綺麗、可愛い、などという言葉は合わない。可憐でもない。ドレスやスカートなど、女性らしいおしゃれをすることは全くない。もちろん化粧など一度もしない。足をしっかり地につけて生きているのが感じられる強い女性だ。けれど、その深いきりりとした大きな目で見つめられれば、男女を問わず、魅惑されてしまう。真の美しさ、という言葉が似合いそうな女性だ。美しいがゆえに、取り巻き男性も多いGだったが、身持ちは硬くて、Fと一緒になったからには、Fを真剣に愛した。一方、FはGを「女神」と崇めているくせに、浮気心を抑えることができず、ラブアフェアーを時々起こしては、Gに見つかり、その度にGは家出をし、FがGを追いかけ、謝り、Gの怒りが溶けるまで乞い、結局は仲が元の鞘に戻っていた。Gはある日、洗濯をしようとして、Fのズボンのポケットに一枚の紙切れを見つけた。「明日の10時に会いましょう、M」と書かれていた。帰宅したFにGは証拠を突きつけた。「このMって誰?」と。Fは仕方なく白状した。Gは怒って、いつものように家出をして、山の家にまだ借りていた部屋に戻った。Fは、Mとの付き合いを止めようとはしない一方で、Gをいつものようになだめて、連れ戻した。FとMの仲は、時間とともにラブアフェアーなどではなくて、ただの友人関係になっていった。それでも、時々、お喋りするために夜中にMを訪れる習慣をFは止めようとはしなかった。「これからMのところに行かなくちゃならない」などと言って、夜中に出ていくのだ。Gはいささか諦めの境地にあった。ある日、思い立って、Mをお茶に招待すらした。Mがどんな女なのかを知りたいという好奇心もあった。Mは悪びれることもなくFとGの住まいを訪れ、普通の友人のように振る舞った。Gはその場では平静に振る舞っていたとはいえ、パートナーの浮気相手の実物を見たことにショックを受け、しばらくは、また家出をした。やがてMは遠くに去った。FとGは相変わらずの同居生活を続けた。ところがFの父の死によって、Fが多額の財産を受け継ぎ、働く必要がなくなってから、状況が変わった。Fの飲酒癖がますます過剰になり、酔っ払っては問題を起こすことが頻繁になったのだ。Mが町に戻ってきて、Fの友人の一人とカップルになった。GとFは、Mカップルと共に旅行をしたことすらある。もう、FとMの昔の関係など、忘れ去られた。ところが、Fのアルコール依存症による悪癖がひどくなり、ついにGはFの元を去った。今回はただの家出ではなくて、究極的な別れだ。Gは新たに住まいを借りて、一人で暮らし始めた。それでもFとGの友人関係は続いた。F、G 、Mは、共通の友人たちと定期的に会っては話をした。Fには新たなガールフレンドが何人かできたが、アルコールが原因で、どれも破綻した。面白いことに、付き合っている女性とFの方から別れたことは一度もない。いつも、女性の方が怒って、あるいは諦めて、あるいは呆れて去っていくのだ。ところが、Fが20年前に知り合ったジョルジア人の女性Nはしぶとかった。忍耐とヤキモチと賢明さを持って、NはFが彼女なしでは生きられないように持っていった(どうやったかは不明)。Nは15歳で一人娘を生み、故郷を捨てて母親と娘と、娘がやはり10代で産んだ息子と共にドイツにやってきた。そして、母親に新しい夫(ドイツ人)を見つけ、娘にも新しい夫(ドイツ人)を見つけてこの国での生活と滞在を確保した。それどころか、自らもFに、自分と正式に結婚させた。Fが結婚するなど想像もつかなかった周囲は、驚愕した。無責任男の代表みたいな奴だったからだ。だが、もっと驚異的だったのは、Nがついに、Fにアルコールを断たせたことだ。飲酒運転で免許証はとっくの昔に失い、断酒を試みては失敗したFだったが、今回こそは断酒に成功した。セラピーなどに通わずに、独力で断酒をし、クリーンな生活が10年以上続いている。彼が今飲むのは、コーラとコーヒーだけだ。GもFと別れた後、パートナーが次々とできたが、どちらも数年で仲は終わり、その後はGは一人で、悠々自適だ。70代でもうひ孫まで何人もいる彼女、今もキリッとした目が美しい。Gは数十年前には憎みすらしたMを、今では誕生日のディナーに招いたり、街でのお茶に誘ったりして、ゆるい友人関係を保っている。この二人や彼らの共通の友人が出会うと、話題はいつの間にかFになる。Gは今もFと連絡を取り合っている(Nはヤキモチ焼きなので、いまだにFは内緒でGと電話をする)。「Fは浮浪者みたいな姿で街をウロウロしてる。歯が抜けたのに、歯医者にも行かず、顔の皮膚の手術を受けたのに、術後の手当てにも行かないから」とGが友人たちに報告する。Fは、母親の死後はその財産も受けて。何不自由ない生活をしている。だが、彼自身は贅沢が嫌い(幼い時に贅沢をしすぎて飽きたらしい)で、ドイツとしては小さめのマンションに住み、妻のNには同じ建物の上階にもう一つマンションを買って住まわせ(お互いの自由のため)、日中は街中でコーヒーをがぶ飲みし(アルコールの代わり)、ほとんど何も食べない。妻のNはとっくに、料理を放棄した。腰痛がひどくてできないのだとか。FもNに何か要求するわけではない。いてくれれば、それで良いらしい。Fは衣服にも構わず、いつ洗ったかわからないようなジーンズ姿。「Fは昔はサニーボーイで、かっこよかった」とGは遠い目をする。Fは金持ちのドラ息子の割には、民主的で、リベラルで、聡明で、何より頭が良いので、せっかくの恵まれた資源を無駄にして生きているようで、周囲は残念がる。こうして30幾年かが矢のように過ぎ去り、かつて憎み合った人間同士が仲良くなったり、かつて愛し合った人間同士が他人のようになったりしつつ、誰もが老いぼれていく。 タグ: 不倫 夫婦のことはわからない みんなの不倫をまとめ読み 32 by Solar18 | 2019-05-15 19:38 Trackback Comments(2) Commented bysatominted at 2019-05-15 20:22 ひとりの男性を軸に3人の女性が絡み合い最後にF氏はbetter half を見つけたのでしょうかなんだか映画になりそうなお話。 1 Commented bySolar18 at 2019-05-16 18:07 > satomintedさん本当はさらに幾人かの女性が絡み合って、小説にもなりそうな出来事もあって、いつか続編を、、、。ベターハーフかどうかは、見方しだいのようです。日本の熟年夫婦のような状況は全くないです。妻は上の階のマンションで体操をし、テレビを見たり、ショッピングしたり、夫は下の階のマンションでタバコをふかし、町に出てよその人に話しかけ、と別々の生活。たまに二人揃って食事に出かける。まあこういう距離のある生活が長続きの原因でしょうか。 2 << 近況、、、 血圧降下剤の落とし穴 >>
ファン申請 ※ メッセージを入力してください