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相棒の姉Cはいささかスノッブだ。70代後半になったからか、着る物はそう頻繁には買わないけれど、買うとなったらかなりお高いブランド物ばかり。靴もすっごく高い、おしゃれで質の良いものを履いている。自宅でも、お客(といっても親戚や私のような友達)が来る時には、おしゃれでビシッと決めている。食材はビオの商品だけ。スーパーには絶対に行かない。おっそろしく安いディスカウントスーパーにしか行かない相棒とは、まさに正反対。彼女は子供の頃から母親にねだって(泣いて泣いて泣きまくって)テニスのレッスンを受けさせてもらい、結婚後は夫にねだって、ヴィオラやヴァイオリンを習い、いまだにこの二つを続けている。テニスは、シニアの世界チャンピオン大会にもいつも出場。ヴィオラは先生と一緒に、老人フォームなどで演奏している(それほど上手くない)。それで、他人の「教養」に対しても目が厳しい。「あの人はワインについては無知。もっと勉強してくれなくちゃ」と軽蔑的に言う。アルコールが飲めない私はワインにもビールにも興味ないから、いつも「私だって知らないよ」と言うと「あなたは別よ」とかなんとか言って、誤魔化す。よく話題に出るのは、彼女の息子J(近況で書いた高給取りの男性)の元彼女D。JとDの間に10歳になる娘がいて、Cはこの娘が赤ん坊の時からしょっちゅう預かり、Dはその後、別の男性とカップルになって、子供をもう一人もうけたが、今も孫娘は一週間おきにCの元に来て、週末は泊まっていく。だから、CもJもDとは今でも親戚のような付き合いがある。私もよくDとCの家で出会う。Cは何かと言うと陰口を聞く。「Dは全く教養がないんだから。音楽のことも芸術のことも、何も知らない。だから、カップルで旅行ばかりしてるんだよ。家で二人でいたって、話題なんてないから、退屈するのよ」と決めてかかる。私は心の中で苦笑してしまう。C自身の息子Jだって、確かに高給取りだけれど、関心はビジネスと、あとはせいぜいサッカーや女性ぐらいではなかろうか。Jが文学や美術の話をするのを聞いたことはゼロだ。近況で書いた夕食会の後、Cの家にみんなで行った時も、ディスコで聞くような「ブンタ、ブンタ」と言うリズムだけの、メロディーも何もない、音楽とも言えないような曲ばかりかけるので、飽きてしまった。Cの妹だって、まあ似たようなものだ。ドイツの歌謡曲みたいなのが聞こえてくるたびに、「あー、素晴らしい音楽」なんて言うぐらいだから。けれども、だからと言って、JやCの妹やDを「教養がない」と決めつけることはできないだろう。教養ではなくて、一定の音楽(クラシックとかジャズとか)や美術や文学に関心がなくて、だから知らないだけなのだから。まあ、関心を持つようにする環境や機会を、成長時代に受けたかどうかが、「教養」なるものの、決め手の一つではあろうけれど。でも、自分自身を振り返ると、そう簡単ではないのよね。私は例の祖父(祖母が罵倒していた学者爺さん)に連れられて、上野の西洋美術館でルオーとかモネなどの展覧会を半ば強制的に見せられていた。あれは今から思えば、教養だったのだろうか。だけど、これは血にも肉にもならなかった。今、お絵かきをして、自分の中にこれっぽっちも芸術性がないことにがっかりする。「これはルノアールの絵だ」とか言えることが、自らの芸術にとってどれほどの意味を持つものなのか、疑問だ。私の子供たちは、こういう美術経験を全くさせてもらえなかったのに、幼児の頃から自発的に絵を描いて、その能力が今もどこかに生きている。音楽も、子供の頃には毎日のように、これも主として祖父、そして父から数々のクラシックの名曲を聴かせられた。だから、多くの曲のことは「知ってはいる」し、好きな曲はある。でも、これは私の音楽性とは関係ない。ピアノはへたっぴいだし、声楽も元夫と出会った途端に止めたし。Dは、Cにバカにされるのが嫌でか、最近、先生について、音楽とか美術についての知識をつけようとしているらしい。こう言うことで、教養って身につけられるのかな。知識はついても、興味は無理やり起こせるものではないだろうに。そして、興味もないのに、ただ知っていると言うだけの「教養」ってなんの意味があるんだろう。それともカップルの間に話のタネができて、それで幸せになれるのかな。Cは言う。「愛とか恋なんてのは、時間が経てば冷めてしまうのよ。それよりも、カップルや夫婦の絆で大事なのは、共通の関心ごと、共通の趣味。これがなかったら一緒に生きてなんかいけないわよ」Cは亡夫と分かち合った関心ごとはワインだったらしい。だからワインには今もうるさいし。たくさん飲む。 23 by Solar18 | 2019-05-25 00:06 Trackback Comments(6) Commented byotenbasenior at 2019-05-25 05:30 こんにちは〜、残念ながらそのようなスノッブ、何処にもいますね。でも親戚となるとちょっと煩わしいけれど。スノッブというのは、自己表示の一つで実際はスノッブ意識を表すことによって自分の欠けている部分を庇っているのではないかと思います。本当の知識人、博識ある方達、はどのような人からも学べるし楽しむことができる人達です。夫の仕事柄そのような人々と出会うチャンスがあり、経験したのは私の知識の程度まで降りてきてそこで一緒に楽しむことができる人々でした。 1 Commented bydaikatoti at 2019-05-25 09:12 今日のお題も面白いので何か書きたいと思いつつ、思い浮かばなかったんだけど、今、ピンとひらめいた。「こういうのはもう今に古い価値観となる」こういうお告げが出ました(笑 1 Commented bySolar18 at 2019-05-25 17:45 > otenbaseniorさんこんにちは。彼女のおかげで、自分の中にあるスノッブを意識できて、反面教師としての意義もあります。私の「作戦」は、褒めまくること。「あら、今日もシックねえ」とか言って。彼女の弟(私の相棒)がまさにスノッブと正反対なので、これにも驚きます。信じられないほどの安物を堂々と着てますから。「本当の知識人は、、、」←まさにおっしゃる通りだと思います。学校的な知識や、生い立ちのおかげで得られた「教養」とは関係なく、様々な人や状況から学び、楽しめる能力は素晴らしいと思います。 0 Commented bySolar18 at 2019-05-25 17:50 > daikatotiさんお告げどおりになると、面白いですね。ただし、ブランドにこだわるのは、質にこだわる、と言う良い面もあるので、兼ね合いもありますね。私がここで言いたかったのは、教養や知識だけでは足りない、物事への興味や情熱こそが、アートへの鍵だ、と言うような意味だったのですが、舌足らずで、最後には自分でもわからなくなりました、、トホホ。 0 Commented bymacchi73 at 2019-05-26 00:18 本当にそうですね。内側に何か生き生きしたものが無くては、生き生きしたアウトプットもできなさそうです。Cさんのワイン知識も、旦那さんと分かち合ったってとこが内なる水源なのかもしれないし(それか、味が大好きとか、、、分かりませんが)。教養って、想像力なのかもですね。自分が知らないことにも、分野を超えて適切な想像力を適用できる聡明さというか。そして、一人の人間の中だけに限って言えば、知識量が増えれば想像力の精度も上がりそうに思うけど、色んな人を並べた時には「知識量=聡明さ」って訳でもない感じもするし……。そもそも、みんな違う興味と経験と背景を持って生きてるから、誰かの中に蓄積されてる知識の量ってのが、思っている以上に余人には計り知れず、比較はできないところがあるんだろうな、なんてことも思いました。 0 Commented bySolar18 at 2019-05-26 22:19 > macchi73さんCの場合は旦那のワイン知識と自分の好みの両方のようです。昨日は私が料理して、彼らの親戚一同を招待したのですが、とても質の良いワインとシャンペンを大量に持ってきてくれました。飲んだのも彼ら親戚一同ですが。「分野を超えて適切な想像力を適用できる聡明さ」←なるほど、これはつまりはインテリジェンスですね。それと、自分が知らないことにも興味を持つ、心の広さと言うかオープンさも。まあ、知っているだけではダメだとも思うし。色々なことへの知識だけはあるのに、考え方が狭い人もいますから、聡明さと言うのは、おっしゃるように、経験や背景や遺伝子との相互作用なんでしょうね。 0 << ドイツの老後で欠かせないもの…... 安いメロドラマの続き…プレイボ... >>
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