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|ATOM Powered by Excite Blog 会社概要 プライバシーポリシー 利用規約 個人情報保護 情報取得について 免責事項 ヘルプ 2019年 06月 11日 フランスの田舎で フランスの田舎で_b0398675_21365466.jpeg一年近くぶりに、相棒が持つフランスの家に出かけた。ドイツ側からライン川を渡り、アルザス地方を抜けて、2時間半ぐらいでたどり着く、名も無い小さな村。昔は人口が500人ぐらいあったらしいけれど、今は200人足らずだという。フランス人だって知る人のない村。10キロ離れた温泉地も、知る人は少ない。この家は数百年前に建てられた、元は牧師館、つまりは隣にそびえる大きな教会の神父が住んでいた家。20年ぐらい前までは、村の郵便局として使われていた。だから、今もドアを開けると左手に窓口がある。家の古さと広さはともかく、庭が3000平米と広いのがこの家の長所。それと、家が村で一番高い位置にあるので、周囲の家からは、この庭も家も覗けない(上の写真の屋根は隣家の)。だから、庭のソーラーシャワーを気兼ねなく使える。(シャワーは他にはない。日が照った時だけ庭で)この家には数年前から相棒の双子の妹が住んではいるけれどど、庭の手入れなどは、しない(できない)ので、相棒がしばらく行かないと、庭はワイルドな状態になる。今回はすごかった。これまで小さく地面に生えていたタチアオイの親戚みたいな植物がまるで突然変異のごとく大きくなり、2メートルぐらいまで成長して草とともに庭じゅうを制覇した(写真ではわからないけれどね)。フランスの田舎で_b0398675_21321095.jpeg植物の力ってすごい。人間はブツブツいうけれど、植物の側からしてみれば、当然のこと。雑草に覆われて窒息しそうになっているリンゴやサクランボの木などを助けようとして、「雑草」を排除する人間の姿は、天から見たら、さぞ卑しく見えるだろうな。自分の好みで、これは地球上に生えてよろしいけど、これは多すぎから(少ない間は可愛かったけれど、増えると憎たらしい)抜いてしまえ、これは綺麗でないから、邪魔だからこれも抹殺、と区別する、まるで神のような態度。我ながら恥かしいよ。今年は世界中でバラの豊作だったのかしら。少なくともドイツでは、どこの庭でもバラが花盛り。我が家の庭に挿し木で植えて、ずっと冴えなかったバラすらも今年はしっかり咲いている。相棒の庭でも今年はことさらバラが元気。手入れも剪定もしないのに艶やかに咲いていた。フランスの田舎で_b0398675_21333569.jpegフランスの田舎で_b0398675_21324754.jpegバラだけでなく、ジャスミンも香りをプンプン振りまいていた。フランスの田舎で_b0398675_21311723.jpegセージやフランスの田舎で_b0398675_21303222.jpeg西洋ニワトコもたっぷりフランスの田舎で_b0398675_21294989.jpeg西洋ニワトコの花は天ぷらにしても美味しいのだけれど、めんどくさいからやめた。シロップにしてもとても良い香りの飲み物ができるのだけれど、砂糖の量が半端でないので、これもやめた。残る可能性は一番簡単。ただ干して、ハーブティーとして使うの。我が家に持ち帰ったたっぷりの西洋ニワトコが家中が甘い香りに包まれている。ところでフランスは、パリなどの大都市を除けば、とても質素だ。これは、フランスが農業国であることからかもしれない。国境を越えて、フランスに入ると、家々が質素で、改修されないまま古びていることに気がつかざるを得ない。この家にたどり着くまでに通る、数々の村や町はどこもさびれている。まだ15年前ぐらいまでは、それでも小さな町の真ん中にカフェとかブーランジェリーがあって、バゲットやクロワッサンを買ったり、食べたりしたけれど、これらはみなとっくに廃墟のようになってしまった。大きめの町ですら、パン屋や肉屋などの小売店がなくなり、商店街がすさんでいる。一方では、所々にあるドイツ資本の大型ディスカウントスーパーチャーンが賑わっている。フランスパンが一本70円ぐらい、クロワッサンが一個40円ぐらいでしかも、味が個人のパン職人の店と劣らないのが、悲しい。だから、客はみな、ドイツ資本の店で買うことになる。今、フランスでは特に地方で、フロン・ナショナルという右翼政党が人気を得ている。外人を排斥し、EUを拒否する姿勢をもつ政党だ。相棒の家がある村でも、村民の大半がこの政党を支持しているらしい。外人がほとんどゼロの村なのに、外人排斥って?村民が右翼に頼りたくなるのは、これまでの政党や政府から見離されたと感じるからかもしれない。過疎が進み、失業状態も改善されず、、、と展望のない状態の中で右翼の政党に望みを託すのかもしれない。まあ、この傾向はドイツにだってある。特に旧東ドイツの過疎の村や町は同じ傾向にある。東西統合で暮らしが良くなると夢見ていたのに、蓋を開けてみれば、工場や会社は次々と閉鎖され、重要な職は旧西ドイツ人に支配され、、となれば、不満も大きくなり、そのやり場が難民や移民に向けられる。この不満を肥やしに右翼政党が成長するのはドイツも同じだけれど、ドイツではまだ「良識」ある(?)市民がある程度は存在するらしい。いずれにしろ、フランスからドイツに戻ってくると、小さな町や村でも、家々が綺麗に改修されていて、新品のように見えることに毎回、改めて感心する。屋根に設置された太陽光発電装置の多さにも感心する。なんのかんの言っても、この国は豊かなのだなと。 タグ: フランスの田舎 みんなのフランスの田舎をまとめ読み 50 by Solar18 | 2019-06-11 22:22 Trackback Comments(10) Commented byotenbasenior at 2019-06-11 23:04 ドイツ人の綺麗好きは定評がありますね。こちらでもドイツ系の家はきちんと手入れ整頓もされ埃一つない綺麗さです。あまり綺麗すぎて緊張してしまいます(笑こちらでも中西部が同じような右翼派が多いです。次期の大統領選がとても気になる所、同じ人には何が何でも当選して欲しくないけれどどうなるのか?2時間半でフランスに行けるなんて羨ましい。こちらでは3日かけてようやくニューメキシコ州に到達ですからね。広いお庭にそれぞれの草花が主張していて素敵ですね。西洋ニワトコ、こちらでは果実をワインやジャムにしたりします。インフルエンザに良いとか聞きますが。天ぷらに良いとは。去年一本わが庭に植えたのでこれから楽しみです。 1 Commented bymarrone-marrone at 2019-06-11 23:32 とても興味深く、頷いたりしながら読ませていただきました。牧師館だった庭の植物の繁茂に対して「神のような態度」「我ながら恥ずかしいよ」にはひどく共感します。西洋ニワトコの使いみち、私もきっと同じことを選ぶなと思ったり。フランスの田舎も大型ディスカウントスーパーに人が集まる現状、色々知れて興味深く。今、日本は将来の労働力不足に備え外国人労働力に期待をよせていますが、個人的には不安があります。多民族国家に慣れない国に何が起こっていくのか。 1 Commented bySolar18 at 2019-06-12 01:13 > otenbaseniorさんドイツ人は徹底して掃除する、と聞きますが、私の周囲にはそういう人は一人もいないので、手本がなくて、、、。掃除機をかけるのは一週間に一回とかが普通です。アメリカのニュースをいつも興味深く見ています。外交政策を見ると、戦争が起こらないかと怖くなります。今はイランのことで不安です。フランスの東端なら、車で1時間もしないで着きますよ。アメリカと違って、国が小さいので。西洋ニワトコの果実を昔、火を入れずにそのまま絞って飲んでしまいました。でも、恐ろしく喉が渇いただけで、お腹は壊さないで済みました。花はさっと衣をつけて揚げると美味しいです。 0 Commented bySolar18 at 2019-06-12 01:21 > marrone-marroneさん雑草をたくさんの機械を駆使して、駆逐している様子を見ると、ディレンマに駆られます。栽培植物は確かに綺麗で、私もバラなどがとても好きで、つい雑草から守ろうとするのですが、これも人間中心主義だなと思ってしまいます。昆虫や鳥の多様性を保護・促進するには、多彩な野草を増やした方が良いと思い、少しは努力しているのですが。世界中で、車で行ける郊外の大型ディスカウントが流行って、街中の小売店や専門店がやっていけなくなり、町が廃れるのは、悲しいです。日本は確かに慣れていないから、大変でしょうね。でも、色々な国、肌、文化の人が混じる国というのも、面白いです。治安などの問題を克服するには、入ってきた人を社会がインテグレートして、入ってきた人が孤立せず、経済的にもやっていけるようにするしかないと思います。私もインテグレートされなかったら、どうなっていたか、、、。 0 Commented bydaikatoti at 2019-06-13 06:51 真っ赤な薔薇が素晴らしく綺麗!手入れなしでこれだけ咲くとはお見事。強い品種なのね、きっと。うちも虫のつくバラは自然淘汰されました。 1 Commented bySolar18 at 2019-06-14 00:40 > daikatotiさんこのバラの木は20年前からあります。私が行った時には、花が咲き終わった枝を切っていますが、それ以外には手入れなしです。他のバラも同様で、肥料などは一切なし、水をやるだけです。野草の中に埋もれて、ちっとも育たない木を持ち帰って鉢植えでベランダで育てると、ぐんと大きくなるバラもあれば、ベランダでは冴えなかったのが、庭ではぐんぐん栄えることもあって、個性の違いが面白いと思っています。 0 Commented bywaku59 at 2019-06-14 12:23 昔のこと。ドイツの学生に「良識ある人の割合は日本人よりドイツ人の方が高いと思う」と言ったら「ふ~ん」と肯定も否定もしなかったのを覚えています。 1 Commented bySolar18 at 2019-06-14 18:07 > waku59さんわかります。良識ある人の割合は簡単には測れないから。良識の捉え方も、文化や人によって異なるでしょうし。それでも、民主主義の面では、ドイツの方が「大人」で、多くの人が社会に対する個人の責任を意識しているようには見えます。それでも、昨今は色々問題が多いです。 1 Commented bymacchi73 at 2019-06-16 20:27 うわー、古い家と3000平米の広いお庭、楽しそう!日本だとなかなかこうワイルドな植栽はできないから憧れます。こっちの細い路地なんか歩いていても、地面なんてほとんど無くても、多くの人がプランターとか発泡スチロールの箱とかで、何かしら花を育てたりしてるんですよね。そういうの見てると、棲家の周りを植物で飾るってのも、動物的な本能の一部なのかなって思ったりもする今日この頃です。でもバランスが難しいですよね。その場所を愛して育てるっていうのと、力づくでねじ伏せてコントロールするようなのと、どっからが境目なのか。今日は出先でエルダーフラワーのサイダーっていうのを見つけて、Solarさんの記事を思い出して飲んでみました。良い香りで、癖になりそうです。 0 Commented bySolar18 at 2019-06-17 17:36 > macchi73さん広いのはいいんですけどね。春から初夏は草を刈らないと、すごいことになります。面白いのは、毎年その年の「流行り」みたいな雑草があって、一つの種が一面に蔓延るの。次の年にはそれが一本も出てこないことが多いです。ある年はこれがビオラ(でしたっけ、三色スミレのミニ版みたいなの)、ある年は葉鶏頭でした。芝生の草も放っておけば1メートル以上になってしまいます。キヅタやツタ、そして野生のブラックベリーも凄まじいです。東京の下町(谷根千)を歩くと、おっしゃるような光景がいくつもあって、大好きです。すみかの周りの植物って、巣の一部ということでしょうか。私は、植物を育てるのが楽しいのは、生長などの変化を観察したり、手入れに対して植物が答えてくれる、いわば植物とのコミュニケーションが実現するからなのではないか、と思っています。死にそうな植物を元気にしてやったりすると、とても嬉しいから。 0 << 人間的とは 家庭科 >>
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