ユニコの読書記録 (original) (raw)
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中学受験合格発表のクライマックス。
今回は、主に塾の講師たちがメインででてきて、合格した子の報告着たりという話だった。繰り上げ合格とか、それにまつわるドラマとか。
綺麗にまとまりすぎてる気もするけど(本当はもっとぐちゃぐちゃした家庭とのやり取りとか、屈折した子どもの感情とかもありそうだけど)、読み物としては面白いです。
私も昔中学受験したけど、昔も大変だったよなーとか、昔は午前と午後で別の学校受けるとかほとんどなかったなーとか。
どうせだったら、面接の場面もマンガに出てきたらいいのになと思ったら、あんまり面接する学校ないみたい。
今の中学受験の雰囲気を知ることができるので、おすすめです。めっちゃドラマ映えしそうな話。またドラマやらないかな。
祈里の母の過去について描かれている。負の連鎖ってあるよねって思うし、昔だと余計に周りからの介入って難しかったのかもしれないなって思う。
壮絶な過去、そういう経験したことないからわからないけど。
ひとまず、祈里が母親の呪縛から離れて、未来に向かうところまで描かれてよかった。未来のところはあっさり書かれてた。
ただし、祈里の話の最後は、ちょっと違和感を感じちゃった。新しい命に触れたときに、死を感じるかな?新しい命と自分の命を比較して、新しい命に対して自分の命が死に近づいているって思うのかな。
作者のあとがきにも重い話になったと書かれてたけど、まぁ、問題提起的な重い話が好きな人にはお勧めです。
銀太郎さんの過去の話。
芸者を辞めた理由と、相手との話。
東村アキコって、片思いの描写が上手。
両想いのところはさくっと終わってて(どちらかというと女性の方が愛が強い感じ)、切ない恋が好きなんだろうな。
着物や焼き物についても少しだけお話あります。でもそんなに詳しくないので、着物好きな人をターゲットにしているわけではなさそう。
悲恋を読みたい人におススメです。
きみを死なせないための物語の吟鳥子が描いた、母親がアルコール依存症でネグレクトを受けていたアンが主人公。
バイトでロリータ服を買い、カラコンをつけて戦闘モードで社会で暮らしているけど、母親に大事な服をさかれて、四国のお祖母ちゃんの家へ。
ひょんなことから、同世代の謎の着物少女に拾われて、同じ家で暮らす。
大事に世話をされて、礼儀や常識を教わっていくアンの成長物語。
久々に読み直したら、めちゃっ面白かった。
すごく丁寧な伏線もあり、読み直せば読み直すほど、緻密にキャラの設定がされていることに驚きます。
君を死なせないための物語よりも名作だと思う。
おかざき真理が不妊治療を題材にした漫画。
主人公は、顕微鏡を用い、自らの手で精子と卵子を受精させる胚培養士。
不妊治療にまつわる人間関係のドラマがありつつ、主人公が抱えているだろうトラウマが少しずつ解明されていくストーリー。
男性不妊や仕事と不妊治療の両立、高校生の卵子凍結なども題材で、すごく現実感のあるストーリーばかり。
不妊治療をパートナーや周りの人に理解してもらうために、勧められる一冊。
高校生の箏クラブを舞台にしたスポコン青春マンガ。
恋愛要素もちょっとあり、不器用な親子関係もあり。
不良っぽく見られちゃうチカだけど、実際はすごくおじいちゃん子で不器用なだけで。
30巻は、チカのお父さんが出てきて、これからチカの親子のこじれも癒されていくのかなというような伏線を感じました。
みんなで協力して、大会に向かって熱血で頑張るのって青春だなー。
ちはやふるとか好きな人は好きだと思う。
奏のアッパースクール進学に向けた話。
コロナで急遽帰国したり、帰国後も練習場所に困ったり。
コロナで舞台がなくなって、作品を披露できずに、焦燥感を感じたり。
いろんな不安や、焦り、葛藤が描かれてた。
そんな中でも友達に助けられたり、ライバルに励まされたり。
奏は、踊っていれば、もやもやが晴れて、笑顔で楽しく過ごせるっていう単純さに周りの人も救われてるんだなー。
いつでもニコニコ笑顔で楽しいっていう人は、周りに人にもパワーを分けられるのいいな