瀉血効果とアンラーニング。 (original) (raw)
過去にフランスでは2000年以上にわたって「瀉血」という治療がされていたそうです。
「しゃけつ」と読みます。
どんなすべての症状、病気も「血が多すぎるから起こる」と考えられていました。
…意味不明ですね。
要するに、「血を抜けば治る」んです。
怪我をして出血していても。
ニキビも。
癌も。
糖尿病も。
血を抜けば治る。
だから、怪我をしているのにさらに血を抜いたり。
傷口にヒルを乗せて吸わせたり。
ドン引き…。
それが医学の基本だったみたいです。
しかも、それが間違いだと示されてからも続いたようです。
なんで続いてしまったかというと
「その代わりとなる治療法が確立されていないから」です。
これ、現代の職場においても、日常生活においても起こることだと思いませんか?
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例えば「怒ることはパワハラだ」と指摘されたとき、
「じゃあどう指導、教育、指摘すればいいの?」
となります。
多忙な中、相手の理解力が乏しかったりするとどうしても怒りも湧いてしまいます。
それに対して適切な指導法や仕組みがあればいいですが、
それを丁寧にしっかり教えてもらえることってなかなか難しいはず。
日常生活においても、例えばダイエット。
食事、運動量、睡眠時間を正しく整えないといけないことはみんな知っています。
でも、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」と
ここで多くの人が止まってしまいます。
具体的に学んでも、教えてもらってもなかなかできないですし。
”もっといいやり方”
これがあって初めて、いままでの教え方やダイエットの仕方を手放す(アンラーニング)ことができます。