読書感想文:『掟上今日子の備忘録』 (original) (raw)
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『掟上今日子の備忘録』著:西尾維新
タイトルは知っていましたが、
初めて読みました!
何で今まで読んでいなかったんだろう。。。
気になっていてはいたんですが、
いつか読もう、いつか読もうと思いズルズルと伸ばしてたら
今になっちゃいました💦
何で今読んだのか、と言われると
たまたま目についてこの機会だから読むぞ!
と思い立ったのがきっかけですかね
〇↓↓感想↓↓〇※本編のネタバレはありません
・ネーミングが凝ってて面白い!
今日子さんの苗字「掟上」と「置手紙探偵事務所」ってかけてるの、
単純にすごい!おもしろって思いました(笑)
というか主人公は今日子さんでいい...?
視点...というか隠館さん目線で物語が進んでいくから
ちょっと迷う💦
・サブタイトルまで凝ってる!
全話、サブタイトルも付けられていて
ちゃんと各章の内容に沿っている!
・付記
作者のあとがき、ではなく何だ?と思っていたら
「あんた(隠館さん)の後日談的なものかーい!」
と思わず突っ込んでしまった(笑)
作中、今日子さんの助手という立場になったとき、
ホームズにとってのワトソンみたいだと言っていたが、
探偵の活躍を残す、という意味でもそっくりだぞ!(笑)
〇印象に残ったシーン、フレーズ〇
忘れているものだ。そして、覚えているものだ。なるほど、新しい知識を知り、新しい体験をするというのは快感だが、同様に、忘れている知識や体験を思い出すという行為も快感であるーー気持ちいい。(P161)
直面している問題に直接的に関係している場面ではないのだが、
昔読んでいた本を久しぶりに目にした隠館厄介の心情である。
私も子供のころ、よく読書をしていたものである。
児童書やミステリーなど読んでいたが、
次第に読書をする時間がなくなっていた。
久しぶりに読んだら、やはり
当時とは違う感想、印象を抱くものなのだろうか。
そして当時の読書での楽しさ、うきうきを思い出すのだろうか。
このブログを始めた理由、
そして大人になった今、改めて読書をしようと思った理由、
様々な理由はあるが、
この気持ちを私も味わいたいのかもしれない。