6.9月29日の日記 (original) (raw)

映画を観た。有名なホラー『オーメン(666)』。

有名な映画なのに今まで一度も観たことがなかった(私はばかばかしいことにホラー映画が本当に苦手)のだけれど、夏も終わるしせっかくAmazon primeで配信されているし…という気持ちでなんとなく。

ある夜、一人の女性が子供を死産し、その影響で二度と子供を産めない身体になってしまう。けれど全く同じ時刻に同じ病院で、もう一人の女性が自分の命を犠牲に子供を産む。子を死産した女の夫は、病院の神父から、二度と子を産めない妻のためにその子供を「自分たちの子」と偽って育てるよう勧められる。彼はその助言に従うのだが……。

という話。若くチャーミングなジュリア・スタイルズと、シーマス・デイヴィ=フィリッツパトリックの湖よりも青い瞳が印象的な映画だった。

凄惨なシーンもいくらかあるので、ちょっと覚悟がいると思う。ゴシックスタイルのファッションやインテリアがものものしくて、ホラー映画の真っただ中でクリスマスのことを考えた。あと2か月の内に耳までしびれるような寒い夜が来てあっという間に一年が終わってしまう。

私はクリスマスを恋人と過ごしたことがない。今年もそう(なぜなら恋人がいないので)。でもそもそも恋人たちのクリスマス、というものに私はあまり意味を感じないかも。私はクリスマスというものそのものがすごく好きなので、どんな過ごし方でもうれしいのだと思う。街中にあふれるオレンジのライトとか、鈴の音を模したBGMとか、色とりどりのプレゼントフィルムとか、マライアキャリーのAll I want for Christmas is you とか。

今年はどうやって過ごそうか今からすごくわくわくする。