東急ハーヴェストクラブ2023年下期の会員権動向と取引施設ランキング (original) (raw)
毎回多くの反響をいただいている「東急ハーヴェストクラブ取引動向と人気施設ランキング」シリーズ。今回は、2023年下期の会員権動向と最新施設の情報を中心に、2023年取引物件ランキングや仲介取引の動向もお伝えいたします。
「友人に連れて行ってもらって以来、気になっている。本気で入会を検討してみようかな」という方はもちろん、「気になっているあの施設の取引動向はどうなっているだろう?」という方にも、ご参考となれば幸いです。
☆その前に先期のおさらいはいかがでしょうか?
仲介取引数は過去最高を更新!会員様からの買替・買増しも〜東急ハーヴェストクラブ2023年上期の会員権動向と取引施設ランキングをご紹介!〜
まずは2023年10月〜2024年3月の東急ハーヴェストクラブニュースを振り返り
ランキング発表の前に、毎度お馴染みの東急ハーヴェストクラブ近況報告です。
まずは2023年10月26日に「VIALA軽井沢Retreat」が開業。
また、「RESERVE箱根明神平」の販売がスタートとなりました。こちらは開業が2024年5月17日ともう間もなくとなっています!
ここでは、それぞれの施設の一押しポイントについてご案内いたしましょう。
人気の軽井沢エリアに新たな“隠れ家”を「VIALA軽井沢Retreat」開業
2023年10月26日、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」の隣接地に開業したのが「VIALA軽井沢Retreat」です。発表当初から注目度も高く、おかげさまで新規会員権募集は3月に申込完売となりました。(2024年4月には完売となりました。)
(「VIALA軽井沢Retreat garden」デラックス客室テラス)
東急ハーヴェストクラブの中でも「VIALAシリーズ」は、お部屋でのくつろぎを追求した平均70㎡の広々とした空間づくりはもちろん、温泉をお部屋で楽しめる客室をはじめ、リゾートライフがさらに充実するような工夫を凝らしているのが特徴です。
そんな「VIALAシリーズ」と、隠れ家を意味する“Retreat”という言葉の通り、別荘により近いイメージでプライベートな時間を愉しめるようにというコンセプトを持つ「Retreat」タイプが融合し、戸建スタイルの「東急ハーヴェストクラブ那須Retreat」が第1号施設として2017年に誕生しました。
そうした両者の魅力を掛け合わせた「VIALA軽井沢Retreat」は、「まるで自分の別荘で過ごすようにのびのびと過ごせる場所」を目指し、時間や周りの人の目を気にせず好きな時に好きなだけ温泉を堪能できるよう全室に半露天の温泉風呂(引湯)をご用意。
さらに、お越しになる皆様がより心地よい時間を過ごせるよう、コネクティング対応客室やペット対応客室などの多彩なプランバリエーションがある「VIALA軽井沢Retreat creek」と、戸建てスタイルでさらに独立感がある「VIALA軽井沢Retreat garden」という大きく2つの過ごし方をご提案しています。
(「VIALA軽井沢Retreat」はまるで“隠れ家”のように落ち着ける場所)
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「RESERVE箱根明神平」の新規販売開始
そして、もうひとつ。新規販売施設の募集が始まったのが「RESERVE箱根明神平 nol hakone myojindai」です。
30年間ご愛顧をいただいた「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」が2023年7月に惜しまれつつ、期間満了にて閉館。その建物を、ホテル「nol hakone myojindai」としてリニューアルオープンする中で、そのうちの10室をハーヴェストクラブの「RESERVEシリーズ」としてご用意することになりました。今なら約20年(ご入会より、開業日から20年後まで)の預託制としてご入会がいただけます。
(「RESERVE箱根明神平」のロビーに一歩足を踏み入れれば、そこからリゾートライフが始まります)
館内は以前の格調ある雰囲気を残しつつモダンに改装され、温泉露天風呂付きの客室やペット対応客室などのお部屋もご用意しています。
2024年5月17日の開業までもうまもなく。どうぞ開業をお楽しみに!
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東急ハーヴェストクラブ 仲介取引の近況は?
上述のような新規施設の動向も気になるところですが、「仲介取引の近況は?」というお声もあるはず。ここではその概要をご紹介します。
取引実績は下半期で歴代2番目!
先期の2023年度上半期は今までで一番取引の多い期となりましたが、下半期も引き続き取引数は伸び、下期としては歴代2番目に多い取引実績になりました。
仲介取引動向の特徴としては、お問い合わせのきっかけとして「施設を利用して」という理由を挙げる方が今期は特に多く見られた点です。会員様と一緒に、あるいは宿泊ご利用券をプレゼントされて、または会社の福利厚生を利用して、など背景は様々かと想像されますが、実際にハーヴェストクラブの施設をご利用・ご覧いただいて、「検討したい!」と感じてくださった方が多かったようです。
もし「そうした機会がなくて…」という方には、現地見学会をご用意しておりますので、ぜひ検討の一助となさってください。現地見学会について詳しくはこちら
では、いよいよ2023年下期の取引数ランキングを発表します!
<2023年下期取引物件ランキング> 1位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園 2位 東急ハーヴェストクラブ伊東 3位 東急ハーヴェストクラブ那須・熱海伊豆山 4位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢 5位 東急ハーヴェストクラブ天城高原
比較するために昨年、2022年下期のランキングもご紹介しましょう。
<2022年下期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山
2位 東急ハーヴェストクラブ伊東
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ鬼怒川
「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」が4年ぶりに1位に
ここ最近は売り物件が不足することが多く、お待ちいただくことも少なくなかった「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」ですが、この1年は売り物件数が回復、すぐにご案内できるようになったこともあり、取引件数も伸びてきました。
(「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」ならではの夏の楽しみ、庭園プール)
「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」といえば、三世代がくつろぎ楽しめる様々な共用施設が大きな魅力。特に、夏季になると開放される庭園プールは、小さなお子様はもちろん大人も楽しみにされている方が多いと聞きます。「子どもと孫と、一緒に旅行に行くならここ」というご意見や、「子どもや孫に加えてワンちゃんもいるので、ここが泊まりやすい」というお声を頂戴することもあります。
「箱根といえばやっぱり温泉」という方には、宙に浮かぶ空中風呂を思わせる最上階の大浴場がおすすめ。内風呂だけでなく露天風呂も併せて堪能すれば、体も心も癒されてリフレッシュすること間違いなしです。
(「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の温泉露天風呂)
「東急ハーヴェストクラブ伊東」は2022年下期と同じく2位にランクイン
取引物件ランキングの常連になっている「東急ハーヴェストクラブ伊東」。今期も堂々のランクインです。
穏やかな気候に恵まれた日本屈指の温泉リゾート「伊東」。東京からは新幹線で熱海経由、直通なら特急・踊り子号で、いずれも最短約100分。車でも東名高速・厚木インターから約90分と、首都圏からのアクセスが良く、旅の途中に眺める相模湾の開放的な景色はこれから始まる旅への期待を膨らませてくれます。
(東急ハーヴェストクラブ伊東の温泉展望大浴場)
目的地である「東急ハーヴェストクラブ伊東」は、伊東駅から徒歩約12分。駅前のお土産店や干物屋、食事処などを横目に歩いていると、いつの間にかホテルに到着です。
「東急ハーヴェストクラブ伊東」自慢の最上階の温泉展望大浴場からは、情緒ある伊東の街並みや相模湾を眺めることができ、また、同階の開閉式ルーフの屋内温水プールでは降り注ぐ明るい陽光と風を感じながらリフレッシュすることができます。
2023年下期取引物件ランキング総評
今期のランキングを見ると、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」や「東急ハーヴェストクラブ伊東」、「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」、「東急ハーヴェストクラブ天城高原」と、箱根~伊豆エリアに広がる施設の取引が目立つ結果となりました。
また、「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」や「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」のように、上期に引き続きランクインする施設も見られ、根強い人気っぷりを見せています。
(「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」のグリーンフィールド。初夏の頃には青々とした緑を見せてくれます)
「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」がある軽井沢エリアでは、「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」もお問い合わせが多い施設なのですが、<登録制>が続いていたため、取引数としては伸びづらさがあったようです。色々な機会にお伝えさせていただいておりますが、<登録制>の物件をご検討の際はお時間を頂戴するケースが多くなっています。どうぞお早めにお声がけください。
お買替、お買増の需要増で流動性が高まる傾向も
しばらく売り物件の総数は少ない状況が続いており、その影響でご入会希望の方が順番待ちをされる<登録制>の物件も数多く見られていましたが、2023年夏頃からこの状況が少しずつ緩和され、今年の3月末時点でも在庫数が昨年、一昨年と比較すると回復している東急ハーヴェストクラブの仲介取引動向。登録制の物件も以前よりは少なくなっており、ご興味をいただけた際にすぐにご案内ができることも、全体的な取引数増加につながっていると考えられます。
また、冒頭で紹介した新規物件の募集が始まったことや、当該エリア内の施設をホームグラウンドとする会員様の中でお買替の需要が高まっていることも注目していただきたいポイントです。
このような動向は今期に限ったことではありませんが、最近では、「一度お気に入りの施設をホームグラウンドにして入会してからも、好みや利用方法が変わったら買替えをする」「売り出し中の新規物件だけではなく、利用している中で気に入った仲介物件も買替え先として検討する」というお考えの会員様が増えてきています。
実際に、半年間の仲介取引においても「約2割は会員様からのお買替・お買増だった」とのことから、今後はこのようなスタイルが“当たり前になってくる”とも見通されます。
(「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」も<登録制>になることが多い施設のひとつ)
お買替やお買増については、エリアを変える方もいらっしゃれば、軽井沢や京都などで「同一エリア内で施設だけを変更したい!」と、お買替になるケースも散見されます。
2023年取引物件ランキングを発表します!
では、いよいよ東急ハーヴェストクラブ年間の取引物件ランキングを発表いたします。
<2023年取引物件ランキング> 1位 東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山 2位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園 3位 東急ハーヴェストクラブ伊東 4位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢 5位 東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯
2023年は上期も下期も総取引数が多かったということで、年間の取引件数は今まで最多だった2021年度を更新する結果に。
その中で「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」は、下期は仲介在庫が少ない時期も多かったものの、上期に大きく件数を増やしており、年間で1位にランクインすることになりました。
年間を通じて施設の稼働率も高く、「もっと熱海を訪れたい」とのご希望などから、他の施設の会員様がお買増しやお買替えされるケースも見られました。
思い立ったらリゾートへ! 潮騒を聴きながら温泉が楽しめる「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」
「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」の魅力といえば、敷地内源泉と日本三大古泉のひとつ「走り湯」の2種類の温泉が楽しめる温泉大浴場。眼下に広がる穏やかな海の眺めと名湯を堪能する露天風呂付き温泉大浴場でのひと時は、開放的な気持ちにさせ、英気を養うひと時へと誘います。
関東・東海・関西のどこからでもアクセスが良く、お部屋の予約状況によっては「平日だけど急に休みが取れたから」と、気軽にリゾートへと足を運べる可能性があるのもいいですね。
(「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」から眺める相模湾を前に、のんびりリフレッシュを)
同じ伊豆エリアだから、「東急ハーヴェストクラブ伊東」へも足を伸ばしてみるのはいかがでしょう?
「東急ハーヴェストクラブ伊東」は、下期の伸びが影響し、2022年度の4位から1つ順位を上げました。こちらも好アクセスなことは前述の通り。「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」と「東急ハーヴェストクラブ伊東」なら施設同士が近いので連泊する、という素敵な旅程も楽しめます。
(市街から天城連山、初島が浮かぶ相模湾を見下ろす最上階の温泉展望大浴場が自慢の「東急ハーヴェストクラブ伊東」)
都の風情に包まれる「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」
5位にランクインした「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」ですが、併設する「VIALA annex京都鷹峯」も現状では<登録制>になるほど注目が集まっています。
(奥行きのある陰影が美しい、東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALAのエントランスロビーに備えた欄間)
しょうざんリゾート京都の敷地内に位置する「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」は、北大路駅からタクシーで10分、最寄りのバス停からなら徒歩1分と好アクセス。そんな立地でありながら、敷地内に足を踏み入れれば、そこには街の喧騒から切り離された和のリゾートが広がっています。
館内や客室をはじめ、至る所で京の雅が感じられるのはここならでは。
特に、敷地内から湧出した天然温泉を堪能できる露天風呂付温泉大浴場で、京の風情を感じる庭、竹や檜、天然石の設えを眺めながらお湯に浸かるひと時は、心休まる格別の体験になること請け合いです。
(「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」の露天風呂付温泉大浴場)
京都の街はインバウンドの影響も含めて大変賑わっているとニュースでも目にしますが、だからこそ、「オールシーズン決まった金額で泊まれる定宿を持ちたい」や「観光ばかりではなく、ホテルに滞在している間もゆっくり京都の雰囲気を味わいたい」というお声もますます増えているようです。そうした方にとって、「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」はぴったりな施設でしょう。
東急ハーヴェストクラブの今後の展望は?
さて、ここからは2024年上半期のニュースと共に、今後の展望もお伝えいたします。
3年連続3施設目のRESERVE施設が開業
同シリーズだけでなく「預託制」の施設に注目が集まる可能性も
冒頭でもお伝えしたように、2024年5月17日の「RESERVE箱根明神平」開業は、上半期でも一番の目玉ニュースです。3年連続3施設目のRESERVE施設の開業となります。
(RESERVE箱根明神平の屋内プール)
「RESERVE箱根明神平」だけでなく、同じ「RESERVEシリーズ」の「RESERVE京都東山」や「RESERVE飛騨高山」への注目も大きくなっているようです。
「RESERVE飛騨高山」はこの4月より最終募集に。また、「RESERVE京都東山」は新規会員権は完売しており、仲介取引が2023年夏より開始していますが、先期も一時期は<登録制>になっていました。
不動産として所有する「共有制」に比べると施設数としては少数派の「預託制」ですが、立て続けに開業することで「預託制」に対して「こういうリゾート会員権の持ち方もあるのか!」と認知度も高まり、上記のような流れに繋がっていると考えられます。
また、同様に預託制の仲介物件としてご案内している「東急ハーヴェストクラブ山中湖マウント富士」の取引数も増加していることから、「預託制」という持ち方を選ばれてからホームグラウンドを決めて会員権を検討される方も今後も増えていくのでは、と思われます。
(東急ハーヴェストクラブ山中湖マウント富士の外観)
次の注目エリアは? あなたの「叶えたいリゾートライフ」に近づく選択肢が増えています!
他方、東急ハーヴェストクラブの中にも「VIALAシリーズ」や「RESERVEシリーズ」、「Retreatタイプ」というように、検討の幅が広がり、皆様のライフスタイルや叶えたいリゾートライフとのマッチングがよりしやすくなっていることも、今後の取引動向に影響を及ぼすかもしれません。
さらに、上半期ではありませんが、箱根の新たな「VIALAシリーズ」である「VIALA箱根湖悠」の開業も10月に控えております。そうした意味では、今年は箱根エリアを中心に、各シリーズや仲介物件にも注目が集まるかもしれませんね。
(芦ノ湖に寄り添い、見下ろすような眺望が楽しめる「VIALA箱根湖悠」(CG画像))
毎週の仲介価格をチェック。おススメ物件などもお見逃しなく!
物件の動向は意外なきっかけで急に変化が現れるもの。そこで、半期に一度のご紹介だけでなく、東急ハーヴェストクラブでは「価額一覧表」を毎週更新しています。
どの施設が取引可能な状況か、どのくらいの予算感なのか、などを把握いただくだけでなく、オススメの施設もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
☆価額一覧表
また、1ヶ月ごとにこのブログと同じように、仲介取引の動向をまとめてお伝えしています。こちらもぜひご注目ください。
☆ハーヴェストクラブ仲介会員権動向レポート
このほか、ご入会の流れやご利用の方法など疑問に思うことについて、お電話やオンライン、対面で直接ご質問いただける個別相談会を実施しております。一番ご都合のよいスタイルで、一番知りたいことを、ぜひ東急ハーヴェストクラブ担当者までお尋ねください。