2024秋 西国無宿旅(10日目) (original) (raw)

津和野の忘れ物

予報が変わり、今日の午前中まで雨が降り続くとのこと。6時過ぎに起きたが、外はジャンジャン降り。これでは走る樹にもなれないゾ。

日が短くなった。早めに泊地に入り明るいうちにブログを書き終わらせる気でいるが、映した写真が多いとどうも手こずり、そのうち暗くなってきて焦ってしまう。昨日がその典型で、今朝ブログを見直してみると文章はおかしいし誤字脱字の山で自分でも呆れてしまうほど。今日はそんなに走らないから、いままでのブログやら出納鳥帳など整理することにした。

10時になり、昨日は定休だったすぐ近くの「田万川温泉憩いの湯」へ行く。入湯料はJAF会員100円引きの450円、お客は2~3人ででっかい露天風呂にノウノウと浸かる。無色透明サラサラ系の湯が心地よく、小一時間マッタリくつろいだ。

温泉からすぐ県道14号線を走り津和野方面へ。途中島根県に入り県道17号線となるが、道路事情がガラリと変化する。山口側では舗装もきれいで中央の白線もクッキリハッキリ、ところが島根側では舗装のヒビが著しく白線も消えかかっている。そのうち車1台がやっとの急坂急カーブの峠越えがあって肝を冷やした。

12時過ぎ、津和野の太鼓谷稲荷神社に到着。津和野には3回ほど来ていて、鯉の泳ぐ町並み、森鴎外生家、リフトでのぼった津和野城跡などほとんど見てるのだが、ここだけは来てなかった。街中から急坂を上がっていくと突如巨大な鳥居(写真は帰りの下り坂で撮る)が見え、その先に本殿が構えていた。

本殿等の真新しい朱色が目に鮮やかで、嬉野の祐徳稲荷神社を思い出した。

白人さんがバスで大勢訪れていた。境内はまるで展望台、津和野の町並みがまるでジオラマのような絶景である。雨は上がっていたが、この景色にはヤッパリ青空だろうな。

国道9号線で道駅「長門峡」へ行く。「ながと」でなくて「ちょうもん」峡、日本語は難しい。折角寄ったのに定休日でガックリ、でも裏の川を見ると「峡」には程遠く、ホンモノの長門峡は離れているようだ。

萩に近づいて道駅「あさひ」で休憩。レストランをのぞくもメニューは少なく、売店で「栗まぜご飯」420円を買い車でランチする。

萩市内に入り、途中スーパーで買い物して15時ちょうど道の駅「萩しーまーと」に到着。ここで泊し、明日は萩城下を探索する予定である。