super-Bonjin’s blog (original) (raw)

こんにちは。スーパー凡人です。

大腸内視鏡的ポリープ切除術」即ちポリペクトミーの当日がやってきました。

まず、予定した日が当たり前のようにやってくることに、改めて感謝しながらその日を迎えました。

当日、術前準備

内科に8時半予約で、記入済みの書類を提出したら、9時に病棟へ移り、早速手術の為の準備として下剤の処理が始まります。

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入院中の決まりごとやスケジュールなど、ひと通りの説明を受けたら、気合いを入れてスタートです。

9時過ぎに飲み始め、11時までには飲み終えるようにとのことで、レモン味がよぎる液体がそれほど飲みづらいとは感じなかった私は、10時過ぎには2リットルの「ニフレック(経口腸管洗浄剤)」を飲み干し、何度もトイレに通いながら、最終的に便の状態も確認してもらい、ベッドの上で午後からの手術を待ちながらこの記事を書き始めました。

その間、点滴をぶら下げた棒をゴロゴロ押しながら病棟の廊下を行ったり来たりして排便を促したりしました。ちなみに点滴は10時から始まり、術中も術後もお伴となります。

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通常、外来の方の検査等が終わってその後順番がくるため、午後遅めに始まることが多いようですが、今回は1時には呼び出しが掛かり、大腸内視鏡室へ。

ポリペクトミー

まず、検査時もそうですが、大腸を見てもらう時は専用の使い捨てパンツに履き替えます。肛門の部分に切れ目が入っているキュロットスタイルのパンツです。決して、それまで履いていたパンツを台の上でずらして...とかいう事ではないので、これから初めて受けるという方はどうぞご安心ください(笑)。

パンツを履き替えたら台の上へ。先生の方にお尻を向け(左を下に)、横たわったら腸の動きを止める注射をお尻に1本。イメージを覆すことなく、お尻の注射は痛いです。

管を入れる前に、肛門辺りの痛みがないように液体(恐らく麻酔的なもの)を入り口に処置されます。かけるのか注入するのかよく分かりませんでしたが、確かに管が当たっている感覚はほとんどなし。40分ほど経過した頃、ヒリヒリと痛みを感じる瞬間が増えてきたのですが、神アイテム(笑)である「トイレに流せるおしりふき」がなければ、術中、もっとヒリヒリしていたのではないかと思っています。

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管、入門中の痛みとか(笑)

管が入り始めると、グネグネひだひだの腸の中を、モニターを視ながら慎重に探り進める先生ですが、調整の難しい所は例の如く、看護師さんが全体重をかけ私のお腹に乗っかってきます。痛いけどユニークな方法だなと今回も思う中、指示された海老ポーズがキリキリとしたお腹の痛みを増幅させていた感あり。

先日の術前説明で聞いていた「大変だったと書いてあります」との検査医のコメント残しが気になり、ある程度覚悟しながら、自らの身体に『頑張ってるね、ありがとう』『大丈夫大丈夫』など、心で伝えました。

検査時は確かに苦しい時間が長く感じましたが、今日は割りと早めに大腸の一番奥まで辿り着きました。探しながら進むのとそうでないのとの差ですね。一旦奥まで進んでバックしながら処置をしていただきます。

ここで、10センチ角の薄いアースパッドとでもいうのでしょうか、お腹の左脇腹に近い部分に銀色のシートを貼ってもらいました。ポリープを電気で焼ききるので、アース的役割だと仰っていました。

いざ、切除!

麻酔っていつ?と思いながら、どうやら麻酔なしと言うことを確信したのは管がバックし始めてからです。実はずっと不安になっていて、ググりまくって得ていた情報に、麻酔なしの病院も有り、という内容を見つけ、大腸には神経が通っていないから切っても痛みはない、ということを今頃になって認識することになるという、無知な私の一面も垣間見えた今回の手術です。

看護師さんに適材の指示を出しながら切除してくださる腸内の様子が、足元の方にあるモニターで見えるのですが、あまりにも下過ぎて目が疲れるので途中からは眼を閉じて「まな板の鯉」精神で終わりを待ちました。

途中までの見えた瞬間の光景ですが、ポリープに輪っか(スネア)を掛けて焼ききったら、少し煙が出ます。焼き肉みたい、とか、臓器の中で煙が出ていることの面白さとか、複数の感覚を覚えつつ、切る痛みなど全くないことを身体で知ることができました。微かに煙が上がってくるのを鼻腔が察知した瞬間もあった気がしますが、これは思い込みかも知れません。

切った所は白く残り、その部分はクリップみたいなもので塞ぎ止めていただくのですが、パチンパチンと針を命中させるイメージに受け取れました。実際の動作は違うかも知れませんが、傷口にはダーツの矢みたいなのがたくさん刺さっていました。そのまま管がバックし始め、それらは腸内に残されたままになることを眼にします。術後、気になりすぐググる(笑)!若干違う情報もありましたが、納得できそうなものでは、傷の回復とともに1週間ほどで自然に外れ、便と一緒に排出されるということです。ことごとく、医療のスゴさに感謝感動を覚えます。

術後

着替えスペースでパンツ等を履き替えたら、内視鏡室と繋がっているスタッフエリアに先生がスタンバイしていて、早速画像を用いて説明してくださいました。大きいポリープが3つ、今回はこれらを切除し、他に2~3ミリのものが数ヶ所あるけど様子見でそのままにしておくとのことでした。(え、どゆこと?)定期的な検診をすすめる意味もあるのではないかと思いますが、要らぬ傷はつけないと言うことでしょうか。物事はプラスに捉えることに。

説明が終わる頃、病棟の看護師さんが車椅子を押して迎えに来られました。何というタイミング!病院はあまり来たい所ではありませんが、今回の膵臓の件からの一連で通院の回数が増えている今、改めて病院という所の費用対効果的な、動きの無駄の無さをまじまじと目の当たりにし、都度感心させられている状況です。しかも動きはきびきびと、患者への心は丸く、ですから、感謝せずにはいられません。

歩けるけれど、申し訳ない気持ちになりながら車椅子に乗り、私は点滴のぶら下げ棒を前方中央にし足で挟み、その状態ごと看護師さんが病室まで押す、園児の遊びを思わせる動きで無事ベッドに辿り着きました。一瞬楽しかったです。

点滴、計3本が終わったのは、消灯後の遅めの時間で10時過ぎていたと思います。ようやくチューブの繋がりから解放され、自由の身でトイレにも。手首に針は残したままで、これは翌日の退院が決まってから外してもらえます。術後の出血や腹痛など異変があれば退院は延長され、点滴再開となるからでしょう。

絶食&シャワー禁止

入院日の前日、夜8時までの食事を最後に翌日の朝まで食事はおあずけ。水は飲めますが口に含む程度で、もはや食欲もない感じです。

ブログ記事を書く作業のおかげで、随分ストレスなく過ごせました。

入院に備えて入浴セットも持ち込みましたが、残念ながらシャワー禁止を告げられました。開腹した訳ではないのですが、理由は色々あるのでしょう。

翌朝

翌朝4時過ぎには目が覚め、静まり返った廊下をトイレに進み、また、しばらくベッドの上で瞑想してみたり、5時台になるまでは生活音をさせないように控えていましたが、6時の採血までに洗顔したくて動き始めた頃、やはり別の部屋のご老人たちも早めの身支度などに起きていらっしゃいました。

体温・血圧測定は定期的に巡回があり、翌朝は採血もありました。そうこうしている内に、遂に空腹感がよみがえり、8時前の朝食を有り難くいただくことに。普通食ではなく「ポリペク治療食」で、メニューはお粥(鯛みそ付き)、麩入り味噌汁、デザート(超やわらかババロアみたいな食感)、お茶です。病院食が苦手な人もよく聞きますが、私は普段がオール玄米、糖分を使わないおかず、おやつは素焼きナッツ一択…と、どちらかと言えば淡白な味を意識した健康食の口になっているためか、この治療食でさえ、しっかりした味付けだなと感じつつ美味しくいただくことができました。

退院に向け

先生の巡回で、腹痛や出血など異常がないことや採血結果から、無事退院の予定を知らされます。

すぐに帰れる訳ではなく、昼食(普通食)をとってからになるので、その時までは日常の生活に追われた空間から、カーテンで仕切った相部屋の一人の空間を満喫できました。めったにない大切な時間をいただけたと思っています。

本当に有り難いです。

ちなみに、今回切除したポリープは癌化していないか組織検査をし、結果を聴くための通院が来月予定されています。

実は失態がありました

大腸の検査や手術では、二日前から食事を変える必要があることは過去記事でもあげさせていただきましたが、今回も同様です。

前日は検査食セット「エニマクリン」だけ口にしてよく、密かに楽しみにしていました。

が、大失態を侵してしまったことに、前日の夜8時前に気が付きます。

何をどう間違えて脳内がバグったのか、二日前に予定したメニューを前日に食してしまいました。という事は、二日前は完全に健康食を食べていたということです。前にも述べましたが、玄米やナッツ類は一番避けなければいけない表皮だらけの食材です。手術の際の妨げになるため、延期になる可能性もあるわけです。

めっちゃ焦りました💦

前日に食してしまった、本来二日前に予定していたメニューは、①朝食→お粥・具なし味噌汁、②昼食→お粥・バナナ、③絹ごし豆腐・バナナ、です。食べ合わせはさておき、見た目はエニマクリンよりも遥かに消化良さそうなこともあり、僅かの望みも持ってはいました。

ショックを受けっぱなしでは前に進めず、エニマクリンの夕食「コーンスープ」と、8時にと決められている下剤を慌てて飲み、夜中には兆しが来はじめます。綺麗に流れてください(笑)

そして当日を迎える訳ですが、朝イチの内科への申告は、本当に申し訳ない気持ちで心臓バクバクでした。が、今回担当してくださった看護師さん(術中お腹を押さえていた人)に打ち明けたところ、メニューを聞いて「ぜーんぜん問題ないよ」と、いとも簡単に返答くださり、有り難い気持ちと同時に一気に全身の力が抜けていくのがわかりました。延期とかになると、たくさんの方に迷惑が掛かりますから。

ホッ(*´-`)

それにしてもこの失態、何日も前から心構えをし、エニマクリンも楽しみにしていたのに、二日前から前日に掛けての食事に関する時空みたいな一部分だけがぐちゃぐちゃっと入れ替わった感覚で、とても不思議な体験でした。

─何かいいことあるといいな─

(退院前のベッドにて)

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回もお越しいただければ幸いです。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

今回は、農作業の記事です。

1、遅すぎた種蒔き(直播き)

9月4日、直播きで豆類の種を蒔きました。

秋採りエダマメ、丹波大納言小豆の2種類です。

8月には蒔いておきたかったのですが、田んぼの畦草刈りに追われる内、タイミングを失ってしまいました。

この日は入院前の検査日で午後から空いた為、ダメ元で蒔くことにしました。まずは発芽することを祈ります。

①秋採りエダマメ

エダマメは、エダマメを収穫することが目的ではありません。メインは大豆の収穫です。エダマメも多少はいただこうと思いますが、枯れるまで置いて大豆にし、最終的には納豆を作ろうと思っているわけです。朝食の納豆は欠かさずいただいていますが、タレ・からしなど使わないので廃棄しちゃってます(ゴメンナサイ💧)。なかなかこれらが付いていない物に巡り会えず、捨てなくてもいいように自分で納豆を作りたいと思っていました。

タレとか使わなかったら味ないじゃん!と思いますが、私はダイレクトに黒酢を大匙1杯程度かけて、かき混ぜてそれだけでいただきます。ご飯と一緒に掻き込むのはなぜか好きではないです。

丹波大納言小豆

一方の小豆ですが、こちらは餡が食べたい訳ではありません。小豆茶を飲みたいのです。半年ぐらい前までは餡とか和菓子、いや、甘いもの全般大好きでしたが、ある時を堺に受け付けなくなってしまいました。小豆は糖分を加えると悪魔的な食材になってしまいますが、小豆茶にして飲むことで身体の老廃物を排出する作用があり、むくみ解消も期待できます。言わばダイエット茶です。以前は、甘いもの摂取を帳消しにする感覚で飲んでいましたが(あまり効果は見られませんでした)、抽出した後の小豆が食べきれずネックでした。その割に買うとなれば結構お高いのです。これは栽培するしかないと思った訳です。収穫は地味に大変です。

2、遅すぎた種蒔き(セルトレイ)

実は、直播き以外に蒔いておきたかった種もありました。ミニキャベツと赤キャベツです。

こちらは、セルトレイの方が安定して発芽してくれるので、自宅での種蒔き作業です。双葉がセルトレイで並んでいる光景はほほえましいものです。

生命の底力に期待し、発芽を待ちたいと思います。5日ぐらいはかかりそう。

3、無農薬・無化学肥料?

貫きたい信念としては、無農薬・無化学肥料栽培です。しかし、これを貫くと販売できる程の安定性は数、形ともに望めません。私は、敢えてそれを承知で無農薬を心掛け、納豆菌培養液に土壌改良と野菜の成長を助けてもらっています。この方法は今年が初めての試みなので、どうなるか分かりません。特に年々気候変動が著しいので、基準とされている様々な数値も参考にならなくなっている可能性もあります。

で、一つ失敗したというか、無意識に貫けなかった行動があります。それは、セルトレイに種蒔き培土を使ったこと。通常だと正解、あるいは無難なやり方ですが、この種蒔き培土には思いっきり肥料が配合されています。しかもバランス良く。

蒔いた後で、しまった💦と思ったのですが、時すでに遅しでした💧

これで無化学肥料とは言えなくなりました(涙)

4、気づき

地球にやさしい生活を意識し始めると、様々な気付きをいただくことができます。自然の声に耳を傾け、省みながら学び、日々を大切に過ごしていきたいと思います。

今回はここまでです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

よろしければ、次回もお立ち寄りください。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

大腸ポリープ摘出術の為の、入院前検査・診察・説明を受けてきました。

今回の記事も、それなりに長いですm(__)m

思えば7月5日の人間ドック以来、膵臓・大腸ほぼ同時に検査と診察が続き、一時はどっちが何時、どちらの病院だったっけ…と頭の中がもつれそうになりました。しかも、検査日は絶飲食だし、大腸検査は3日ぐらい前から食事を変えないといけないしで、仕事の事、農業のこと、その他家庭の諸々をこなすだけで精一杯でしたが、ようやく大腸ポリープ摘出まで漕ぎ着けることができそうです。

1、検査

前の記事で不安材料になっていた検査の内容ですが、難なく終わってスッキリしています。

11時の予約で、念のため前日の8時以降は絶飲食で10時20分頃に入りました。

内科の前の待合スペースは芋の子を洗うように密度が高く、ありゃりゃと独り言を言いながら受付に診察券を出しました。

と、すぐに呼ばれてカルテと紙コップと採血用の容器のセットを渡され、それぞれの場所に順番に。

尿検査・血液検査・レントゲン・心電図、以上です。こないだやりましたよね?と思いながら、日々状況は変わっていますし、目的ごとに対象も違うのかもなと考え方を変え、待ち時間もほとんどなく終えました。

2、診察

内科の受付に戻った事を伝え、待つこと5分少々。

最初の担当医とも内視鏡検査を担当した医師とも違う、3人目に引き継いだ担当医の診察室に呼ばれ入ります。とても穏やかで物静かな印象、しかも寄り添い感が絶大で、患者としては安心感◎。

内視鏡検査の日にも画像を見ながら最初の担当医からこれがポリープで、とか教えてもらっていたはずなのですが、今回改めて寄り添い担当医から画像を見ながらの説明を聴くと、初めて聴くキーワードもちらほら出てきました。

まずポリープは5ヵ所あり、突起のあるタイプと平面に広がっているタイプ両方。

①突起のあるタイプは、前回の記事にも書いた“ポリペクトミー”という方法で、突起の根っこ辺りに輪っか(スネア)を引っ掛け切除するそうです。

②平面のタイプは、その場所の下側に生理食塩水を注射し、上に向けて膨らませたところにスネアを引っ掛け切除する方法で、こちらは“ストリッブバイオプシー”という治療みたいです。

知らなくても良さそうな名前です(笑)

③そして、かなり小さめのポリープは、高周波電流でポリープを挟み通電焼却する方法で、“ホットバイオプシー”という治療です。

私の場合、3タイプとも見つかっているので、箇所に合わせ適用の治療をよろしくお願いいたしますと願うしかありません。

そして、改めて不安要素が出てきたのですが、一番奥に1cm程の平面タイプがあるとのことで、こちらは大きさ的にも癌になっていないか切除後に調べる必要があるとのこと。

これだけならまだ良いのですが、S字結腸の所にもあって、内視鏡検査の担当医からの引き継ぎ書に『大変だった』と書いてある、とダイレクトに教えてくださいました(笑)

どうりで、めちゃめちゃ時間かけてパシャパシャ撮影してるし、看護師さんも汗だく全力でお腹に乗っかって押さえ付けるし、予想外に苦しい時間が長いし、変だなと思っていたんです。謎が解けました。

これを今回そのまま伝えると、そうだよね、と苦笑。寄り添い先生、共感ありがとうございます。

極めつけは、『のびやすい腸』だということで、実はこの事が医師的には一番ネックなんじゃないのかなと勝手に思っています。ということは、手術の日も同じように、あるいは更に大変ということなのかなとも思います。

看護師さんから、先生がコロコロ変わってごめんなさいと言われましたが、結果色んな説明を聴くことができて、私的にはセカンド・オピニオンっぽくて得した気分です。

3、説明

一旦待合スペースに出て、看護師さんの説明を待ちます。

10分程経過したでしょうか。改めて呼ばれ内科の共有スペースみたいな、ベッドがいくつもあり、点滴打ちながら寝て休む、みたいな空間で、看護師さんからの説明が始まりました。

まず、入院前の食事調整の説明です。

入院前の食事調整については、過去記事の内容とほぼ同じですので、よろしければ読んでみていただければと思います。

super-bonjin.hatenablog.jp

ただ、一度経験済みの事もあってか、前回の看護師さんとは違う看護師さんから説明を受けた為か、かなりざっくりな説明でした。まあ、両方の理由でしょうけど。

今回印象的だったのは、看護師さんの“エニマクリン”に対する主観が強くて面白かった事です。私は普段の食事が自然食(?)に近い、玄米や素焼きナッツ、黒酢納豆など、言わば今回のような食事変更時に一番避けなければいけないようなものを努めて摂取していて、ほぼ3日この食事を絶たなければいけない事実がショック過ぎて、二日前の変更食は3食お粥のみでした。この数ヵ月はスイーツやスナック、甘味等の甘いものを一切食べない(受け付けない)事もあり、前回エニマクリンの食事キットをいただいた時はしっかりした味付けに感じ、とても美味しくいただくことができました。これを伝えたところ、看護師さんはどうも苦手みたいで、不味くて食べられないと仰っていました。普段の食事を自然食にとお勧めしたい気持ちになりました(笑)

説明は、入院当日の内容に移り、下剤を2リットル飲まなければいけないという事。

実はこの“2リットル”というキーワードが、大腸カメラ検査をした時からずーっと引っ掛かっていました。というのも、外来で受ける大腸カメラ検査の時は、下剤を1リットルしか飲まなくてよく、過去に父が大腸手術で入院した時は2リットル飲んだと言っていたのを覚えていたので、疑問だったんです。今日改めて看護師さんから聴いた説明で、霧がはれたのですが、外来で受ける時は1リットル飲めばいいように効き目が強くしてあるとのこと。入院時は通常モードでじっくり2リットル飲みなさい、ということみたいです。

そして、手術当日は外来組が検査を受けた後に順番が回って来るので、手術自体は夕方開始になることが多いとの事でした。かつて外来組として私が受けた時も3時半とか、かなり時間が遅かったので、この件については察しづいていました。

あとは、入院時の着替えや持ち物など、自前を用意するのも方法の一つですが、一泊二日程度であれば入院セット(通称:CSセット)が楽かな~と思いました。入院当日までに検討すればいいそうなので、他の提出書類も含めじっくり読んで備えようと思います。

4、会計ほか・気付き

検査から説明まで終わり、芋の子を洗う程患者さんがいたのに、大体1時間半で会計まで辿り着きました。今回に限りですが、総合病院にしては早く終わりました。

10分程で呼ばれて、今日の自己負担金は4,760円也。ありがとうございます(←サブブログの心がでています^.^)。

帰りながら気付いた事がありました。あれ!?麻酔のこと、聴いていない💦でも、次の瞬間思い出した事が、以前卵巣摘出術の時は開腹手術だったから当然麻酔を使ったのですが、麻酔を使うことに関する説明が麻酔科医からあったし、同意書も書きました。今回は一切なかった、ということは、麻酔なしの手術の可能性大です。

後になって気付くとは…

もう一つ、入院・手術のざっくりの費用が気になり、こちらはネット検索でいくらでも参考にできると思い、帰宅早々、朝昼兼ねた食事を摂りながらググりました。病院によって、また、手術の内容によって幅はありますが、5万円で何とかなるかなと言ったところでしょうか。念のため、私は10万円用意するつもりです。

ちなみに、この手術って保険の給付対象になるのか、明日にでも外交員さんに問い合わせをしてみようと思います。

長々と綴りましたが、今回の記事はここまでです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回もぜひお立ち寄りください。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

今月は大腸ポリープを4、5個摘出する予定です。

「取って置いたほうが良い」レベルのためか、開腹ではなく内視鏡での摘出術になります。そのため、一泊二日の入院となり、泊まるのは出血がないか確認する意味なのだそうです。

開腹手術ではないのに、今週、入院前の検査・診察・説明があります。説明があるのはわかるのですが、そして、診察もまあ、あっても不思議ではないです。検査って、何の検査なのでしょう???

前回の大腸検査の時は、その説明を聞いた記憶がないので、意外に不安要素になっています。

10年前の卵巣摘出術の時は、開腹手術で全摘を選択したこともあり、担当医的には、何とか膜だけは残す選択をして欲しかったのか、物凄く念入りに事前説明をしてくださいました。

疑問が拭いされず、予約票控えを改めて見返すけれど、下の端っこに「ポリペク」とメモ書きみたいな感じで記述があり、先ほどようやく調べる行動を起こすことができました。

ポリペクトミーを略した表記だったようで、安心材料となる記事を見つけたので貼らせていただこうと思います。

「おなかの健康ドットコム」さんの記事です。

https://www.onaka-kenko.com/endoscope-closeup/endoscopic-therapy/ep_05.html

記事を読みながら、今更な“はてな”が浮かびました。麻酔はどうなのか、という点です。

色々調べてみると、麻酔については全身麻酔、局所麻酔、麻酔なし、と医療機関によって違うみたいです。麻酔なしはちょっと恐怖です。

今週の説明で、その詳細が明らかになると思います。

安心材料として手術当日の情報収集はできました。

が、結局、術前検査が何なのかよく分かりませんでした。そうこうしている内に二日ぐらいは忙しく過ぎ去って行くので、気にするまでもないのかも知れません。

思えば、膵臓検査と同時並行的に進めてきたのですが、膵臓の方がイメージ的に深刻なのに、何故か私は、大腸の方がいつもドキドキと不安になるんです。膵臓は進行が速く予後が悪いと日頃から聞いている為か、精密検査が必要となった時点で最悪のケースを考え覚悟をしていた、というのもあると思います。お陰で、その時以来ストンと要らぬ精神的荷物を下ろす事ができ、生活は何も変わっていないのに、とても幸せで充実感に満ちています。

記事を書くことで、術前検査の不安もどこかへ飛んで行きました。

このような機会があることに感謝いたします。

次回は水曜日以降の記事になると思います。

お立ち寄りいただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

今回は、2024年8月9日に受けた膵臓の精密検査について、前回に続き、後半部分を綴っていきます。

当日から既に2週間も経過しているので、新鮮味は全くありませんが、お読みいただけるなら幸いです。

検査台へ

前回は、検査台に横たわる前の、処置を終えたところまでの記事でした。

いよいよ検査台に呼ばれ、胃カメラ検査のように左を下側にして横たわると、事前に予告されていた鎮静剤の投与が始まりますが、直前に体重を聞かれ告げると、担当医が看護師さんに「4グラム」と伝えていました。あぁ、割合が決まっているのねと思いながら、徐々に瞼が重くなるのを感じ、それでも完全には眠りに入りませんでした。

どっちが先だったか、口の空洞を確保するための穴の空いたプラスチックを加えて軽く噛んでおくのですが、そのままダランとした気持ちで、時の経つのを待ちました。

眠っていないので、喉が痛キツい感覚もずっとありましたが、素で受ける胃カメラ検査のようにオエオエえづくことはなく楽でした。

検査は終わりましたが

「終わりましたよ~」と声を掛けられ、身体を起こした瞬間、強烈な吐き気が襲い、この時が一番辛かったです。そのため、予告通り30分横になり、回復してから検査結果をききます。

ところが、なかなか血圧が戻らず、起きることができません。上が80台。大体血圧は低く上が90台なので私はそこまで気にしていませんでしたが、看護師さんがとても心配してくださいました。

そういえば、10年程前の卵巣摘出術の後のICUでも、この時は麻酔の後だったこともあり、上が50台からなかなか上がらず、本当に心配をかけてしまいました。今も覚えていますが、箱のような表示装置が視界に入るすぐそばにあり、54の数値が見えた時は、私ヤバいのかな?とか頭をよぎったりしていました。そして、とにかく尋常ではない頭痛は、二度と経験したくない記憶として残っています。

頭スッキリ+αの話

上の血圧が90台後半位まで上がり、頭も随分シャキッとしてきたので、起き上がって看護師さんに回復を伝えると、

「何かスポーツしてた?」

(あぁ、またここでも聞かれてしまった(-_-;))

身体を動かすのは嫌いではなく、作業は率先してするほうですが、スポーツはどちらかと言えばセンスなし。

「いえ、何も」

病院で何かの検査をする時は、まず間違いなく一度はこの質問をされます。

聞かれる理由は恐らく、脈拍数がメチャメチャ少ないからでしょう。

子供の頃から、体力測定、例えば踏み台昇降1つとっても、上がり降りの最中は心臓バクバクはち切れそうで吐きそうになるのに、止めたとたん、極端に脈を打つ感覚が空くのが体感で分かります。

看護師さん目線で気になる案件なのでしょうかね。

こちらからすると、決まって同じ質問をされることがよほど不思議です。

検査結果

すっかり回復した状態で、一旦待ち合いスペースで待っていると、担当医から呼ばれ中へ。

画像を眺めながら

「んー… 今回受け取った画像で見えていた様な異物とかそのようなものが、今日の検査の画像では確認できませんねー… 今は緊急性があるような感じではなさそうです。でも、まあ定期的に検査は受けてくださいね。」

(あ、あはは…そうなのね。私はすっかり予後の覚悟もしてきていましたよ。はは…)

返ってきた言葉が意外過ぎて、コケそうでした。

先生がデスクに用意していた、紹介元への検査結果の紙には【所見なし】とあり、それを目にしてしまった私の心中は、2割ぐらい(本当かなぁ~)などと良からぬ疑いまで潜ませた状態。

異常がなく、結果往来ではありますが、異常がなくなのか、異常が見つからなかったということなのか、この二つの意味の違いは、本人的には大きいです。

人間を終える覚悟、生きる覚悟

迎えに来ていた夫に、帰りの車中で、結果と胸の内を話していたのですが、疑いコメントが一線を過ぎてしまったのか、聞くことに嫌気がさした様子の夫が、

「先生が異常がないって言ったんだから、それでいいじゃないか!」

と、強めに返してきたりして、納得なのか反省なのか、はたまたすねたのか、よく分からないぐちゃぐちゃした気持ちで自宅に到着。

途中、夫に

「何か旨いものでも食うか?」

と聞かれた記憶かあるのですが、かき回されてダメージ受けてる胃袋と、鎮静剤でさっきまで調子が戻っていなかった状況を察することを求めるのって、こっちがおかしいよね、と必死で考え方をねじ曲げ、それでも完全には軌道修正できず漏れ出した少しの怒りが言葉に乗ってしまい

「今食べれるわけないでしょ」

と、はねのけるハメに。

一度は、もう長くないのかも、すべてから解放される、と本当に覚悟をし、その時から、あらゆる物や事、人の考え方など、それまでは許せなかったような、とにかくすべてが許せるし、こだわりも手放していくといった不思議な感覚で過ごしていたのですが、所見なしの事実と向き合い、まだ苦労が足りないというの?まだ人間やらなきゃいけないんだ、そうそう楽はさせてもらえないのね、と思うようになり、前述の夫の言葉と不運なタイミングで交差したようです。

私って、ホント凡人。人間ど真ん中じゃん。

ただ、振り返ってみると、色々な経験をしたし、精神的にも不思議な感覚があることを知ることができたし、自分自身への気づきもたくさん得ることができました。

今回の精密検査を巡る色々な気づきや学びを活かし、ちょっと大袈裟ですが、生まれ変わったのだと思い、人間を楽しむことにしました。

ということで、膵臓の精密検査についてはこれで一旦終わりです。

次回は、大腸の内視鏡摘出術の記事です。術前の通院が翌月4日に予定されているので、その日を目処に投稿できればと思っています。

お立ち寄りいただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

記事を書いている今は、翌月の大腸手術を受けるまでの、お盆明け週末です。

今回の内容である、膵臓の精密検査が終わり、どんでん返しの結果にひとまず心落ち着かせている状況です。

イムリー過ぎる件

この記事を書いている最中、TBS系列のテレビ番組「健康カプセル!元気の時間」で、タイムリーに膵臓がん手術のスペシャリストを紹介していて、先日受けた検査がまさにそれだったので、感動で胸が熱くなりました。私の担当医は、前述のスペシャリストが海外で修行し、日本に持ち帰り国内の各拠点に広めている、その一拠点である大学病院卒の先生です。この番組でその事実を知り、当日までの先生の言動になるほどと合点がいきました。別の言い方をすれば信頼度が増したということだと思います。

検査当日の受付まで

さて、10日も前の事になってしまいましたが、記憶を辿りながら本題に入ります。

前の記事にも書いたのですが、地元のかかりつけ病院ではこの検査ができないため、紹介という形で隣の市にある総合病院での検査になりました。

自宅からは車で35分程の場所にあり、まあすぐに行けると言えば行ける、活動範囲内の病院です。

当日は10時30分に内科受付で到着確認ができる状態で来院。実際には10時10分頃でした。

その後、内視鏡検査室に移動するよう指示を受け、歩いて移動。外来からは少し離れた、違う空気感の漂う空間でした。

そこの受付にカルテを出し、少し待っていると、中で「EUSのかた来られましたー!」と確認のやりとりが行われていました。事前の説明資料とか、ネット検索で知っていたアルファベット3文字だったので、すぐに私の事だと分かりました。

EUSを調べる

EUSとは、超音波内視鏡(検査)を英訳した場合の頭文字3文字です。

ネット検索ではどのサイトも“Endoscopic Ultra Sonography”と解説があったのですが、いただいた資料には“Endosonography”と記されていました。f:id:super-Bonjin:20240818095601j:image

英語にも疎い私は、えらいはしょりましたなぁ…と一瞬思ったのですが、後者を調べると、こちらも同じく「超音波内視鏡」でした。ド素人患者は黙って検査を受けてろ!と言われそうですが、いや、知識のない者からすると、こう言った細かい部分の疑問が引っ掛かって、大きな不信感に繋がるっていうのはあると思いますので、調べて胸を撫で下ろすという作業は大事だと思います。

検査室受付~喉麻酔等

しばらく待合スペースで待っていると、看護師さんが出てきて

「支度をしてますので、もう少しお待ちくださいね」

と、わざわざ教えてくださいました。

検査を待っている人は他数名いましたが、皆さんは通常の胃カメラ検査を受ける方ばかりで、次から次へと終わって行きました。

ようやく中へ呼ばれて、数台あるイスの1つに座ると、胃カメラ検査と同じ流れの前処置が始まります。

まずは胃の動きを止める為の液体を紙コップに入れてもらい飲み干します。地元の病院では、飲み干した後の紙コップはそのまま持っておきます。今回の病院では、そのままゴミ箱に入れるようにいわれたので、あらら、この後どうしよう...と、戸惑いました。その理由は、医療関係の方や内視鏡検査を受けた経験がある方にはお察しいただけると思いますが、知らない方もこの後すぐにお分かりいただけるはずです。

次の動きとして、喉麻酔の処置のためイスの背にもたれ掛かります。余談ですが、私は基本的にイスの背もたれに頼る座り方はしません。過去の交通事故で腰を痛めていることもあり、角度的に怖いのです。ただし、喉麻酔の時だけはきちんと(笑)背もたれを使います。注入してもらった粘性のある液体をより喉の奥で溜めておけるように、体ごと傾斜をつける必要があるからです。心の中でメチャメチャ腰にお断りを伝えてからその姿勢になります。

要改善点かも

5分間の喉麻酔タイムが終わり、先ほどの戸惑いもよそに看護師さんが仰いました。

「では、こちらのティッシュに口の中のものを出して捨ててください。」

…ああ、そうなりますよね...

さっきの紙コップに入れたかったです(^^;)

とは言っていませんが、途中でゴミ箱から回収してやろうか、ともよぎりました。不衛生なのでしませんが。いざ吐き出そうとした時にはかなりの量で、これがこぼれない位の安心できるティッシュの枚数は、かなりです。単純に勿体ないです。

紙コップなら、さっき使ったあとの再利用だし、確実にキャッチできるし、後1、2枚のティッシュで口周りを拭いてコップに詰める感じで美しく効率的にゴミ箱に送り届けることができます。

この点だけは(と言ったら失礼ですが)地元の病院のやり方を胸の内で自慢してしまいました。スミマセンm(__)m

その2へ

さて、いよいよ検査台へ進みますが…

今のところ、要点を絞りながら綴っていく親切なブロガーではないので、ここまでで、それなりの長文になってしまいましたm(__)m💦

次回こそは完結させ、その次の大腸手術の記事に、よりリアルタイムで取り掛かりたいと思います。

よろしければ、次回のお越しもお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございます。

スーパー凡人 拝(^人^)

こんにちは。スーパー凡人です。

今回は、大腸カメラ検査当日の行動や体験などを綴っていきます。

長いですm(__)m

下剤1リットル!?

まず、他の検査と違うところは、検査までの工程と仲間です。

私が毎年の人間ドックで検診を受けている総合病院では、当日の朝、絶食で挑むのは言うまでもなく、大腸検査の待機室みたいな部屋に入り、その日検査を受ける人複数人が、看護師さんからの一日の流れの説明を一緒に聴きます。この日の外来予約メンバーは私を含め3名でした。内お一人は毎年必ず受けていて、7、8回目だと仰っていました。確かにそわそわ感の微塵もなく、落ち着いていらっしゃいました。私ともう一人の方は初めてで、二人とも「不安でしかない」と、緊張の面からか口数が増えていました。

そうしながらも、それぞれに配られた2リットルサイズの透明パウチに入っている腸管洗浄剤「モビプレップ」を飲みます。1リットルは必ず飲むのですが、紙コップ一杯分を10分ぐらいかけて飲む感覚でいいと言われました。実は記憶が曖昧なのですが、最初に紙コップ一杯分、別の液体を飲んだような気がするのです。日にちが経ち過ぎてほぼ覚えていません💦

そして、よく大腸検査は下剤を飲むのが辛いと聞くのですが、私は辛いという印象がほとんどなく、割りと早めに1リットルをクリアしました。これを飲みながら、別に自分で用意した水を飲む必要があり、2~3本と言われましたが、結局気付くと4本目に突入していました。と言うのも、モビプレップを飲んだ後じっと座っていてはいけなくて、病院内を歩き回らなければいけません。その間に残りの水を飲めばいいのですが、私は人目を避け、外にある連絡廊下のような所を往復していて、この日はとても暑かったので、ことのほかゴクゴクいっちゃってました。

マストはおしり拭き

歩きながらも急にトイレに駆け込みたくなるので、小さめの手提げバッグにおしり拭き、サニタリー袋、そして紙おむつを忍ばせ、常時持っていました。前回の記事でも書きましたが、このセットは本当に大正解でした。特におしり拭き。下剤を飲んでいるので何回もトイレに駆け込みます。即ち何回も拭かなくてはいけません。ゆるい時ってそれでなくてもおしりがヒリヒリするのに、備え付けのペーパーで拭く気になんてなりません。これを想像してしまった私は、おしり拭きマスト!と気付き、お陰で拭く苦痛もなく、ひんやりフワフワの心地良さを何度か味わい、検査の順番を迎えることができました。

要らぬ心配

朝9時頃から当日分の前処置が始まり、検査自体は午後からと思っていた方が良さそうです。その日受ける人数と順番、前の人の検査の状況にもよりますが、所要時間は人によりけりで、全く見当がつきません。

初めてだと、小さな事まで気になるもので、検査中下着はどうするの?とまず疑問でした。心配ご無用。着替えスペースにおしり部分の真ん中辺りに切れ目が入っている紙製のパンツ(バミューダタイプ)が用意されていました。

もう一つ、気にしてもどうしようもない疑問は、検査が始まってもトイレに行きたくなったら?ということ。これは、言われてみるとそりゃそうだよね、と思うことなのですが、ちゃんと吸引しながら検査を進めてくれます。

この日のメンバーの受け慣れている方が言うには「とにかくまな板の上の鯉です。身を任せてリラックスして寝ていてください。」とのことでした。

大腸内視鏡検査室

順番がきて、着替えを済ませ、いざ台の上へ。

あとは野となれ山となれ。

身を任せてリラックスして寝ていればいいのね、はいはい。

…とは行きませんでした💦

結構な長い時間かけて、あっち向かされこっち向かされ、看護師さんが先生の指示に従ってお腹を全力で押さえ付けてる時間が超長いし、パンパンに張って痛い時間も超長いし、途中「うわぁ、不思議な形してるねぇ…」と看護師さんとモニター眺めてるし、どしたどしたぁ?と気になるし、そろそろ終わりですか?と待っていると「はい、やっと一番奥まで辿り着きました。これからバックしながら点検していきますね」だと。とほほ。いやはや、先生も看護師さんも、結構体力も使っていらっしゃったご様子。ありがとうございます。

何枚もパシャパシャ画像を撮る音。

それにしても、リラックスはできんぞ。押さえ付けられて痛いっちゅうねん。どうもせんでも力入るっちゅうねん!

うぐうぐ言いながら、そんなことを思い、何事も時間が解決してくれるもので、どれだけの時間が経ったのか分かりませんがひとまず終わりました。

私は2番目だったのですが、3番目の初めての方が「結構長かったですね」と仰っていたので、待ちくたびれるほど長かったのだと思います。

内科診察室へ

検査が終わり、担当医のいる診察室へ呼ばれました。実は検査後すぐに、検査をしてくださった先生からも説明を受け、この時にポリープ4~5個あることを聞いていたのですが、改めて担当医から説明をいただきました。

ポリープを取っておいた方がいいけどどうするか、という話。この時、一週間後に膵臓の精密検査を控えていて、その結果次第で日程を確定しようということになったのですが、この記事を書いている今、既に方向性が決まり、9月19~20日に一泊二日の大腸内視鏡手術を受けることになりました。

ちなみに膵臓の精密検査は既に終え、緊急性は無く様子見ということでおさまっています。

膵臓疾患は進行が速いと聞くので、戸惑いましたが、なるようにしかならない、としか言いようがないんです。どうすることもできない。

終了~会計~帰還

そんなこんなで、会計を済ませ、全て終えた時間は15時頃でした。自己負担金は3割負担で6,000円チョイのイメージです。

めでたくガスが出たら何を食べてもOKですが、検査中にポリープを取った場合は違うと思いますので、ご注意ください。

私の場合、ガスはすぐに出たしお腹が空いているはずなのに、張りがなかなか引かず、しばらく食欲がありませんでした。

こう振り返ってみると、人それぞれ違うので、他の人の情報を聞いても参考になるようなならないような…。

確実に言えることは、やはり何事も時が解決してくれる、ということでした。

さて、次回は膵臓の精密検査の記事の予定です。タイムラグ?ありすぎて薄れてますが、よかったらお立ち寄りください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。

スーパー凡人 拝(^人^)