バスの中に忘れ物 (original) (raw)
你好☀︎
先日、まさかのバスの中に忘れ物をしました。
子供に常日頃、「忘れ物ない〜?よく見てね〜!」と口を酸っぱく言っているのにやらかした母。
どうしよう。
もうそのままにしようかな。
なんなら日本でもそのままにしてるかも。
そう思いながら、よくわからない好奇心がわいてみて捜索してみることにしました。
誰のためにもならないかもしれませんが、また自分がやらかす気もしないでもないので記録に残しておきます。
番号案内サービス114
まずは・・・
114に電話。
バス会社の電話番号がわからなかったため、中国の電話番号案内サービスに電話しました。
機械の音声で、どこの電話番号がしりたいですか?的なことを聞かれるので、「苏州公交车公司」と言ってみる。
すると、何言ってるかよくわかりません的なアナウンスが流れたので(まぁそんな予感はしてた)、再度はっきり目な発音で「**苏州公交车公司**」と強めに言ってみる。
伝わりました・・・!!!(感激)
0512(6525)2755が蘇州バス会社の電話番号なようです。
バス会社に電話しよう
先ほど教えてもらった番号にかけると、「何の用だい?」、と女性の声が。
バスの中に忘れ物をしたことを伝えると、詳細を聞かれました。
- 何番のバス
- 乗車日時
- 乗車及び下車したバス停
を答えると、私が乗っていた路線は二つのバス会社が運行しているようで、その2つのバス会社の電話番号を教えてもらえました。
さて、ここまででもうお腹いっぱいです。
が、ここまで来たらかけてみよう。
一つ目の電話番号へかけてみました。
先ほどと同じく、乗っていたバスの詳細を伝えます。
すると、「その時間運転してたのは、うちの会社じゃなくてもう一つの方だと思うわ~」とのこと。
念のため見つかったら折り返しを貰えるように、自分の電話番号と名前を伝えました。
さて、それでは二つ目の会社ということか・・・
電話をかけてみると、まさかのこちらも「その時間運転してたのは、うちの会社じゃなくてもう一つの方だと思うわ~」と。
なぜだ。
もう一つの方でもそう言われたよ~
と伝えつつ、”あ。もう無理だな。”
そう思いながらも自分の電話番号と名前を伝えました。
忘れ物を取りに行く
『もう絶対に折り返しはないだろう。』
そう思っていましたが、まさかの当日中に電話がなりました。
私の忘れ物はどうやら【津梁街首末站】という、園区の金鸡湖より更に右側に位置する場所に保管されているようです。
新区方面の営業所に保管しといて欲しかった…
と嘆いても仕方がないので、数日後に津梁街首末站の営業所へ向かうことにしました。
バス2路の園区方面に乗り、終点でおりると営業所がある…
とのことなのですが、新区から乗車しバスに揺られること約1時間半!!
なかなかのぶらり旅でした。
お尻が痛くなった頃に無事到着。
バスを降りて反対側にバスがたくさん停まっている敷地が見えたため、そちらに進みます。
目の前に白い小さな建物があったので、扉をノック。
中にいた3人の男性から一気に注目を浴びちょっとビビりながらも、
「バスの忘れ物を取りにきたんだけれど…」
と言うと、また詳細を聞かれ…
忘れ物を持ってきてくれました!
数日ぶりの再会…。
外国人で身分証がないことを伝えると、国を聞かれ、指定の用紙に
- パスポート番号
- 名前
- 電話番号
を記載し、ブツ(忘れ物)を手にした自分の写真を撮られ無事。
写真は必須だったのか?
よう分かりませんが、営業所の方々は、「漢字は書けるかー?この用紙は読めるかー?」とみなさん優しかったです。
というか、カタコトの謎の女が訪ねて来たぞと彼らも中々楽しそうでした。
帰りもバスで長時間揺られるのはつらかったので、営業所から数分歩き最寄りの地下鉄 5,6号線の通る蘇州奥体中心駅から帰りました。
こんなことでもなきゃ立ち寄ることはなかった駅でしょう…。
せっかくこんなところまで来たので、園区で途中下車をしいつもと違う風景を楽しんで帰宅しました。
最後に
『探そう。』
と自分で決めて動いたわけですが、まさか本当に戻ってくるとは思っていませんでした。
ちなみに…
苦労して手にした忘れ物は…
傘です。
こっちでも全然買えたけどね。
一応日本製だったからね。
うん。
結論!
中国で忘れ物をしても、ちゃんと保管してくれます!
分かって良かった ꐕ
☟ポチっとしてもらえたら嬉しいです♪