高リフレッシュレートのモニターが欲しくなったので・・・ (original) (raw)

前回のブログ記事にあるとおり、Steamの(2024年の)サマーセールで安かったMuse Dashと呼ばれるお色気要素のある音ゲー*1をプレイしています。
sylve.hatenablog.jp

積極的に触れなかった音楽ジャンルの曲や、様々なコラボにより全く知らない曲に出会えたり、近年入手したゲームの中では個人的には(様々な観点で楽しいと言う意味で)大当たりのゲームです。
そんな個人的大当たりゲームですが、このゲームをリフレッシュレートの高いモニターでプレイしたら、もっと楽しくなるのでは?と思い始めました。

現在は一般的なモニターでリフレッシュレートが60Hzですが、ゲーミングモニターとして90Hz/120Hzなどのモニターが市場には多く出回っています。
リフレッシュレートが上がれば、(Muse Dashの場合は)右から左に流れるノーツ(タイミングマーカー)の視認性が上がり、今よりも正確なタイミングでボタンを押せるようになる気がします。デバイスよりも自分自身の練度を上げたほうが・・・と言う思いが少しありますが、前回の記事でティアリング現象を抑えて視認性を向上させたらスコアが伸びたので、新しいデバイスに対する欲が出てしまいました。

ネットを調べると置き場に困らないモバイルモニターでもリフレッシュレートの高いゲーミングモニターが存在するようなので、興味本位からのお試しと言うことでリフレッシュレートの高いモバイルモニターを求め夜な夜なAmazon.co.jpを物色し始めた次第です・・・。

今回衝動買いしたモバイルモニターについて

休日に秋葉原を巡っていると、中古屋のじゃんぱらに「各社15.6インチモバイルモニター」と陳列されている中にゲーミング仕様を謳うモバイルモニターがあったので、少し考えた上で衝動買いした次第です。
恐らくAmazonなどでは雑多に存在する中国系の安かろう悪かろうなメーカーと思いますが、提灯記事(広告記事)としてGAME Watchに出稿している製品なので、少なくとも性能面には偽りは無いと思います。
game.watch.impress.co.jp

モバイルモニターとしては大型の15.6インチ・解像度はFHD(1,920x1,080)とよく見かける構成ですが、リフレッシュレート144Hz・応答速度1msとゲーミングモニターのような構成です。
販売時期により付属品が異なるトラップがあり、GAME Watch提灯記事にある保護カバー兼キックスタンドは初期モデルには付属しません。・・・中古入手だからかと思ったら、単に出荷時期の問題のようで安心したような、なんじゃそりゃ・・・と言うかなんというか。
既に販売終了しているモデルなので、今から意図してこのモバイルモニターを入手することは無いと思いますが、何かの間違いでじゃんぱらなど中古屋経由でこのモバイルモニターを入手する場合は、付属品の確認が必要です。

ARZOPA 16.1インチ モバイルモニター 144Hz 1msゲーミングモニター 1920x1080FHD ゲームモニター 非光沢IPS液晶パネル スイッチ用ディスプレイ 自立型 HDRモード対応 ブルーライト機能 標準HD/USB/Type-C/HDMI端子 Z1FC

手持ちゲームで恩恵があるか試してみた

とりあえずeGPU側のHDMI端子に接続して、最初60Hz認識だったためWindows側の設定からリフレッシュレートを144Hzに変更したところ、無事にFHD/144Hzで認識することができました。
この時点でマウスカーソルの挙動がヌルヌル動いて違いを感じましたが、本領を発揮するためには実際にゲームをプレイしてみるのが一番なので、手持ちゲームをいくつか起動・プレイしてみました。

なお、科学的な根拠が無い個人の感想文になるため、いわゆる「貴重なご意見」の類は受け付けません・・・ぞい。

Muse Dashで遊んでみた

Muse Dash(ミューズダッシュ) Nintendo Switch 通常版

リフレッシュレートの高いモニターに興味を抱く原因となった音ゲーMuse Dashで試してみました。
ゲーム内にリフレッシュレートの設定項目がありますが、ARZOPA Game G1で利用できる144Hz設定が無かったため、一番近い120Hzを設定してのプレイです。

想定通り横方向に流れるノーツの視認性が向上したように思え、より目で捉えやすくなった感があります。
視認性向上に伴いボタンを押すタイミング精度も向上したのか、低難易度・低レベル曲ならば全てジャストタイミングを示すPERFECT判定でフルコンボクリアできることも多くなり、リフレッシュレートの高いモニターの恩恵を強く感じられるゲームと思います。
ただ、直近一番プレイしているゲームなので、周回プレイから譜面を暗記しただけの可能性は捨てきれません。それでも個人の感想ではあるものの、視認性が向上してノーツを見やすくなったのは確実です。

初音ミクProject DIVA MEGA39's+で遊んでみた

初音ミク Project DIVA MEGA39's|オンラインコード版

調べると昨年のSteamサマーセールで入手した*2音ゲー初音ミクProject DIVA MEGA39's+も試して見ました。

sylve.hatenablog.jp

ただ、残念ながらこちらはゲーム内でリフレッシュレートを設定する項目は存在せず、正規手段ではリフレッシュレートの設定は不可能です。非正規手段ならば設定ファイルの直接書き換え・MOD利用など様々なようですが、想定外の方法で修正するとゲーム実行に影響を及ぼすリスクを考えると、私は無用なリスクを負いたくないためデフォルト状態でプレイしました。

・・・推定60Hz状態のままなので、フレームレートも60fpsそのままだからか何も変わりませんね。このモバイルモニター(ARZOPA Game G1)はリフレッシュレート144Hzの他に応答速度1msなので恩恵がないわけでは無いと思いますが、目に見えての変化は当然ながらありません。
また、ゲームシステム的に四方八方からノーツ(タイミングマーカー)が飛んでくるタイプなので、仮にリフレッシュレートを変更したとしても恩恵は少ない可能性が高いです。
これは初音ミクProject DIVA MEGA39's+を購入したときにも「イチャモン」を付けた部分ですが、正直**音ゲーと言うよりは難易度調整のためにプレイヤーの意表をつく方向に進化させた「覚えゲー」**のため、周回プレイしてノーツが飛んでくる方向を完全に暗記して初めてリフレッシュレート向上の恩恵が受けれると思います。

A列車で行こう9で遊んでみた

な ぜ こ れ を ふ く め た

アートディンク A列車で行こう9 Version5.0 コンプリートパックDX

Steam経由で購入した音ゲーは上記の2つだけですが、他に何か適当なゲームでも・・・と思って目についたのがA列車で行こう9でした。・・・他にもAmerican Truck SimulatorとかEuro Truck Simulator 2とか適したタイトルがあるのになんでこれを選んだのか、私にもワカラン!!!11*3

正直なところを言うと、eGPU環境下でDirectX 9.0cを前提としたゲームは近年のグラフィックボードでは十分なパフォーマンスを発揮できず、手持ちのGeForce RTX 3070では少し栄えた田舎の拠点駅付近で30fps、手動開発で素人がやりました感が拭えない繁華街では20fps切るレベルに落ち込むため、リフレッシュレート云々以前の問題があります。
それでも、何も建物がない外部との境界点(グラフィック的に土地もなにも存在しない虚無空間)に視点を向けるとリフレッシュレートに合わせて144fpsまで上がるため、一応A列車で行こう9でも恩恵はあるにはあるようです。
・・・まぁ、A列車で行こう9がリフレッシュレート144Hzに対応して過剰に滑らかに動いたところで、そこまでの利点はありませんけど・・・。

予算との都合が付けばアリ

興味本位からリフレッシュレートの高いモニターに手を出してみましたが、ゲームタイトル次第では大きな恩恵があることを思い知らされました。
個人的には音ゲーのノーツ視認性向上が一番の恩恵で、スコア向上と目に見えた結果が出ているため(ゲーム側がリフレッシュレートの変更に対応している場合は)今後音ゲーをプレイする場合には手放せないものとなりそうです。

そうなると小さなモバイルモニターではなく、通常サイズのモニターでリフレッシュレートの高いモニターを・・・と言う思惑が出てきますが、金額マシマシの免罪符にされてるゲーミング名目のモニターになるので費用面の問題が・・・。
現在メインで利用しているモニターがそろそろ購入してから満4年を経過しているため、現時点でドット抜け・不具合は発生していないものの買い替え時期ではありますが、わざわざ割高になることが目に見えているリフレッシュレートの高いゲーミングモニターに手を出すほどの資金的な余裕はありません。

・・・ただ、絶対に(ゲーミングモニターを)購入しないと言う訳ではありませんので、タイミングが合い予算度外視して調達可能なタイミングがあればリフレッシュレートも意識してモニター選定をしたいところです。