サクっとわかるビジネス教養 新 地政学 見ただけで会話ができる! 奥山真司 (original) (raw)

2024年7月25日初版発行

帯封「20万部超のベストセラー改訂新版 監修者奥山真司による『対立するハマスイスラエルの裏側』レポート」「2024年、世界で何が起こっているのか?思惑や推移が見えてくる!・台湾有事で戦闘は起こる?起こらない? ・中国の海洋進出は“必ず”失敗するワケ ・テロ組織であり、政党でもある謎のハマス ・ロシアとウクライナって結局どうなる?」

目次

はじめに

地政学とは 地理的に衝突が頻発する3大エリアをめぐる“国のふるまい”の研究

地政学を知ると見えてくる世界の姿

Colum01 昔のセオリーがドイツやイギリス、アメリカで体系化されてきた!地政学の歴史

Chapter1 地政学のルールを理解せよ! 基本的な6つの概念

地政学を駆使すれば世界を「コントロール」できる!?

・他国をコントロールする戦略「バランス・オブ・パワー」は、要するに猿山理論

・「チョーク・ポイント」をおさえて国家の命綱である「ルート」を支配する

・国際的な紛争に見え隠れする「ランドパワー」と「シーパワー」の正体

・大きな紛争は「ハートランド」のランドパワーと「リムランド」のシーパワーの衝突

・国同士の衝突の火種に⁉コントロールに必須の「拠点」の重要性

Colum02 一般的な学問とは少し異なる地政学の実像とその他の基礎的な概念

Chapter2 関係国とのリアルな情勢を知る 日本の地政学

地政学で考える日本の特徴

Question結局のところなんで北方領土はロシアから返還されない?

Questionアメリカにとって沖縄米軍基地は“完璧な拠点”って本当⁉

Question“世界の警察”たる米海軍の要⁉米海軍横須賀基地の“世界一の設備”とは?

Question対馬列島、尖閣諸島…衝突の根底にある“近海の争い”って何?

Question抑止力はわかるけど…それ以外、米軍って日本にどんな意味がある?

Question今の段階では北朝鮮のミサイルを恐れる必要はない?

Colum03 地政学戦略に深く関わる!「島国」や「半島」「内陸国」など国土のカタチの特性

Chapter3 世界を動かす大国の戦略が見える アメリカ・ロシア・中国の地政学

地政学で考えるアメリカの特徴

地政学で考えるロシアの特徴

地政学で考える中国の特徴

Colum04 不動産バブル崩壊⁉ 先行きが不透明な中国国内の経済

Colum05 広大な領域を支配!地政学でよく登場する歴史上の大国

Chapter4 さまざまな思惑が複雑に絡み合う アジア・中東・ヨーロッパの地政学

地政学で考える中東の特徴

地政学で考えるヨーロッパの特徴

Colum06 どこかで起こった出来事が世界中に大きな影響をあたえる“地政学リスク”

おわりに

・戦略論の大家であるコリン・グレイ教授(監修者の恩師)によると、戦争における国の戦略として、上位の概念から①世界観、②政策、③大戦略、④軍事戦略、⑤作戦、⑥戦術、⑦技術という階層があるとされている。地政学は④軍事戦略の理論とされることがあるが、本来は③大戦略の為の理論。

・米軍横須賀基地にあるドライドックの中でも6号ドックは世界最大規模で、空母や大型軍艦の修理も可能。

・1991年ソビエト連邦崩壊後の14の独立国家

アルメニアアゼルバイジャンベラルーシエストニアジョージアカザフスタンキルギスラトビアリトアニアモルドバタジキスタントルクメニスタンウクライナウズベキスタン

フィンランドスウェーデンNATO加盟したことでバルト海NATOの海に。より一層黒海ルートを確保するためにはウクライナが重要。

・人口14億人のうち半数以上を25歳以下が占め、平均年齢が48歳の日本に比べ、インドの平均年齢は28歳。

最新の地政学情報をアップデートするのに分かりやすい。上記は知識の補充メモ程度の意味しかない。