高齢父の免許返納、千載一遇のチャンスを台無しにしたのは・・・ (original) (raw)

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同居の父は80代です。

免許返納を迫ったことから関係が最悪になっています。

高齢父の免許返納

池袋の交通事故の少し前に父も事故を起こしました。

当時、子供の責任を問う声もあったので

免許返納をするよう強く勧めました。

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免許返納拒否の対抗手段

断固として免許返納を拒否する父

ならばと

当時所有していた車を2台処分しました。

この一件以降、父との関係は険悪になり

ほぼ私の話は聞かなくなりました。

車を処分して、私も少なからず不自由になりました。

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千載一遇のチャンス

知人が遊びに来て

「免許返納」の話を強く父に勧めてくれました。

その気になったらしく、知人が帰ってすぐに出かけていきました。

免許返納しに警察署へ行ったのを見送って自宅へ戻ってきました。

程なくして母から連絡が入りました。

結局免許を返納せずに帰宅した父

母 『警察の人が勿体ないから持っていたほうがいいと言って

免許証持って帰ってきちゃったから預かって』

私 『なんで? どうして? 』

母 『しつこく聞いたら怒ってお父さんまた出て行っちゃった』

私 『とりあえず預かるね』

時刻は午後1時頃、マックスに暑い時間帯に警察署まで自転車で出かけて

また自転車で出かけ行ったのには熱中症を心配しました。

最近とにかくキレやすい父

そうなったら何を言っても無駄

ここ最近は特に私の話は聞かない

もしかして免許返納したくない父が苦し紛れについた嘘かも!?

とにかく納得がいかないので警察署へ問い合わせてみることになりました。

警察署の免許返納の担当の人の対応は、拍子抜けするほど明るい対応でした

ことの経緯を説明して、そんな対応があるのかを確認してみました。

警 『免許証の期限までまだ期間があったのではありませんか?』

私 『確かに後2年半あります』

警 『あ~だからですね』

私 『説得に説得を重ねてやっと返納すると気持ちを決めたのに・・・』

警 『それは・・・それは・・・』 残念でした的な言い方

私 『代理人の返納はできますか?』

ここで対応の方が変わりました。

警 『先ほどのおじいさんですね。

もう乗らないとおっしゃったので

勿体ないので期限まで証明書として使ったらいかがですかと言いました』

私 『気が変わってしまうと思います』

『因みに代理人が返納する方法を教えてください』

警 『委任状を取りに来てください』

私 『ダウンロードできませんか?』

警 『紙の仕様がしっかりしているので取りに来てください。」

『用紙を用意しておいて気分がよさそうな時に一筆もらってください』

私 『無理ですね』

『これほど世の中で免許返納を推奨しているに

どうして受付くださらなかったのでしょうか?

家族が説得に説得を重ねてやっと返納する気持ちになったんですよ』

警 『ご家族が付き添いで来てご事情を聴かせていただければ対応しました。

ご本人ももう運転はしないというので

勿体ないから証明書かわりにどうぞということになりました。』

私 『免許返納の件で家族でもめたので付き添いは無理でした』

まとめ

免許返納の千載一遇のチャンスを台無しにしたのは警察署でした。

帰宅後の父の言い分を疑ったのでさらに険悪になってしまいました。

父は乗らないと言いつつ一か月に一回位は

「車を買う。」「バイクを買う。」と言い出し

今月の初めには実際にバイクに乗って帰ってきました。

もう生きた心地がしません。

とりあえず気が変わらないうちに免許証を預かることはできました。

言われたくない。

余計なお世話だ。

残り少ない人生好きなようにさせてくれ

そう言う父の気まぐれはいつもで続くのか

覚悟を決めた高齢者に免許を持っていたほうがいいと警察がアドバイスするとは夢にも思いませんでした。