印タタ・モーターズ、半導体不足で生産に遅れ 7─9月期は損失拡大 (original) (raw)

印タタ・モーターズ、半導体不足で生産に遅れ 7─9月期は損失拡大

インド自動車大手タタ・モーターズは1日、深刻な半導体不足により電気自動車で半年、他の大半の車種で最長2カ月、生産の遅れが生じていると明らかにした。この日発表した7─9月期決算は損失が拡大した。2018年2月、ムンバイで撮影(2021年 ロイター/Danish Siddiqui)

[ベンガルール 1日 ロイター] - インド自動車大手タタ・モーターズは1日、深刻な半導体不足により電気自動車で半年、他の大半の車種で最長2カ月、生産の遅れが生じていると明らかにした。この日発表した7─9月期決算は損失が拡大した。

また、高級車部門のジャガー・ランドローバー(JLR)では、12万5000台の受注残があるとし、より収益性の高い市場を優先することに焦点を当てていると説明した。

半導体不足以外にも、コモディティー価格の上昇が当面業績に影響を及ぼすとしている。ただ、JLRやインド部門では下期から徐々に状況の改善が見込まれるという。

JLRの税引前利益率とキャッシュフローは2022年度下期にプラスに転じると予想。22年度の同部門の設備投資目標を従来の25億ポンドから、23億ポンド(31億5000万ドル)─24億ポンドに修正した。

7─9月期の連結ベースの純損失は、前年同期の31億4000万ルピーから444億2000万ルピー(5億9302万ドル)に拡大した。

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