川端康成生誕之地 (original) (raw)
川端康成生誕之地
大阪府大阪市北区天神橋1丁目、大阪天満宮の南側にあるのが、川端康成生誕之地。昭和43年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成は、明治32年6月14日、大阪府大阪市北区此花町1丁目79番屋敷(現・大阪市北区天神橋1-16-12)に長男として生誕。父は医師の川端栄吉です。
1歳7ヶ月まで暮らした地が大阪天満宮近くに
父の川端栄吉は結核に感染し、病状が悪化したため、明治34年1月、妻・ゲン(川端康成の母)の実家に近い大阪府西成郡豊里村天王寺庄182(現・大阪市東淀川区大道南)に転居、1歳7ヶ月の康成を実家の黒田家に預けています。
母の実家・黒田家は「黒善」と称される大地主で、西成郡豊里村三番745(現・大阪市東淀川区豊里6-2-25)にありましたが、母・ゲンも結核を患い父の後を追うように明治35年1月10日に病没しています。
康成は祖父・川端三八郎と祖母・カネに連れられて、川端家の実家(豊川村の庄屋)である大阪府三島郡豊川村宿久庄東村11番屋敷(現・茨木市宿久庄1-11-25)に転居し、明治39年4月、三島郡豊川尋常高等小学校(現・茨木市立豊川小学校)に入学、大正元年4月、大阪府立茨木中学校(現・大阪府立茨木高等学校)に入学しています。
大正6年に上京するまで(9月に旧制第一高等学校文科第一部乙類入学)、大阪で暮らしています。
川端康成誕生之地は、老舗料亭「相生楼」があった地で(マンションに建て替えられています)、マンションの横に「川端康成生誕之地」碑が立っています。
川端康成生誕之地 | |
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名称 | 川端康成生誕之地/かわばたやすなりせいたんのち |
所在地 | 大阪府大阪市北区天神橋1-16-12 |
電車・バスで | JR大阪天満宮駅、大阪メトロ南森町駅から徒歩7分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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