京都鉄道博物館・扇形車庫には往年のSLが大集結!!SL走行やトワイライトエクスプレスも展示! (original) (raw)

【京都鉄道博物館】

京都鉄道博物館(きょうとてつどうはくぶつかん、
英語:Kyoto Railway Museum)は、
京都府京都市下京区観喜寺町に、
2016年4月29日に開館した鉄道博物館です。
西日本旅客鉄道(JR西日本)および
公益財団法人交通文化振興財団が運営しています。

【所在地】
京都市下京区観喜寺町

付近の風景

<場所>

【開館時間】
午前10時~午後5時30分
*入館は午後5時まで
【入館料金】
一般⇒1200円
大学生・高校生⇒1000円
中学生・小学生⇒500円
幼児(3歳以上)⇒200円
その他割引など

【休館日】
毎週水曜日(祝日は開館)・年末年始

開館日カレンダー

【施設について】
2014年(平成26年)4月6日に閉館した
交通科学博物館の収蔵物の一部と、
2015年(平成27年)8月30日に閉館した
梅小路蒸気機関車館の収蔵物を展示し、
梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアルを行い、
2016年(平成28年)4月29日に
グランドオープンしました。

京都鉄道博物館の開館工事にあたり、
蒸気機関車の解体検査や
修理に特化した専用検修庫(第2検修庫)を新設しました。
第2検修庫では、
蒸気機関車を吊り上げることができるクレーンを設置し、
作業風景を外から見学できるよう、
施設の一部はガラス張りになっています。

全体で展示面積は約31000㎡で、
開館時点においては、
JR東日本の鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)や
JR東海のリニア・鉄道館(愛知県名古屋市港区)を
面積・展示車両数で上回り、
日本最大の鉄道博物館でした。
但し、2018年7月の鉄道博物館の増床により、
面積では現在では日本最大の座を明け渡しています。

また、梅小路蒸気機関車館時代から引き続き、
構内施設の一部は車両基地(梅小路運転区)
としての機能も保持しています。
また、営業線扱いの展示引き込み線には
標識類も設置されています。

【名称について】
なお、「京都鉄道博物館」の名称は、
JR東日本グループである
東日本鉄道文化財団の登録商標となっています。
(第5696237号、第5696430号)
これは2007年に開業した
さいたま市の「鉄道博物館」の名称を、
同財団が先に商標登録していたことと
関係するとみられているそうです。
(第4816677号、第4828417号)

2016年4月28日、
イギリス国立鉄道博物館との
姉妹提携継続調印式が行われました。

2017年1月23日、
関西元気文化圏賞大賞を受賞しました。

公式サイトです⇓⇓⇓
京都鉄道博物館

【館内】

公式サイトの館内案内図です⇓⇓⇓
フロアマップ

【プロムナード】
エントランスホールと本館とをつなぐ全長約100mの空間です。
駅のプラットホームをイメージした屋外スペースとなっています。
自然の光と風が通り抜ける空間に、実物車両が編成で展示されています。

<C62形26号機>
日本最大の旅客用蒸気機関車で、
東海道本線や山陽本線で活躍していました。
プロムナード C62形26号機

<クハ86形1号車>
戦後初の長距離電車として登場し、
東海道本線や山陽本線で活躍していました。
プロムナード クハ86形1号車

<0系21形1号車>
開業当時、世界最速の200km/h以上での
営業運転を実現したこの車両は、
外観から内部構造に至るまで、
当時の国鉄の車両技術を結集したものです。
展示予定の4両は、
各形式のトップナンバーを付した4両で、
約600万km走行した後、
1978年(昭和53年)3月に引退しました。
プロムナード 0系21形1号車新幹線

<クハ103形1号車>
1964年に登場した国鉄を代表する通勤型電車。
プロムナード クハ103形1号車大阪環状線

【本館1F】
広大な吹き抜け構造となる本館1階。
黎明期から現代に至る鉄道の歴史、
鉄道のしくみと特長、
そして車両の魅力などを、
実物車両や工夫を凝らした体験型の展示などで
わかりやすく紹介しています。

<500系521形1号車>
当時世界最速の300km/hでの営業運転を実現した新幹線電車。
本館1階 新幹線500系

<クハネ581形35号車>
座席と寝台で両用可能な設備をもった世界初の特急用交直流電車。
本館1階 クハネ581形35号車月光

<クハ489形1号車>
国鉄を代表するボンネット型の特急用交直流電車。
本館1階 クハ489形1号車雷鳥

<1800形1801号機>
イギリスから輸入された勾配線区用の蒸気機関車。
本館1階 1800形1801号機蒸気機関車

<230形233号機>
国産初の量産型蒸気機関車で、国の重要文化財に指定される。
230形233号機

<ヨ5000形5008号車>
最初のコンテナ特急「たから」号の乗務員用車両として使用されていました。
本館1階 ヨ5000形5008号車特急型貨物車掌車

<ワム3500形7055号車>
大正時代の大型貨車で、
昭和30年代後半まで多く使用されていました。
ワム3500形7055号車

<キハ81形3号車>
1960年に登場した国鉄初の特急用ディーゼルカー。
キハ81形3号車

昭和の駅舎

昭和の改札口

<EF52形1号機>
国産初の大型の直流電気機関車で、本機は阪和線などで活躍していました。
EF52形1号機

<100系122形5003号車>
0系新幹線電車の後継機として活躍した新幹線電車。
100系122形5003号車

【トワイライトプラザ】
大正時代を代表するトラス構造を持つホームとして、
歴史的価値を有する2代目京都駅。
その上家を再利用して造る空間に、
トワイライトエクスプレスなどの
貴重な車両が展示されています。

<スロネフ25形501号車>
「トワイライトエクスプレス」
1989年(平成元年)に登場し、
2019年3月12日に引退した
寝台特急「トワイライトエクスプレス」のA個室車両です。
「スイート」1室と「ロイヤル」4室の客室を備え、
特に「スイート」は眺望のための大きな窓があり、
移動手段としてではなく、
乗車時間を楽しむ部屋として大変人気がありました。
トワイライトエクスプレス

<EF81形103号機>
関西から青森までの直通運転を可能にした交直流電気機関車。
EF81形103号機

<EF65形1号機>
1965年から製造された直流電気機関車で全国で活躍しました。
EF65形1号機

<食堂車内部>
食堂車内部

<寝台車内部>
寝台車内部

【本館2F】
本館1Fの展示車両を見下ろす
吹き抜け構造の本館2F。
体験型の展示やレストランや休憩所などがあります。
鉄道ジオラマもあります。

<3段式寝台車>
3段式寝台車

<自動改札>
体験型 自動改札機

【本館3F】
本館3Fの南側に、
花や緑がいっぱいの明るく広々とした屋外展望デッキ
「スカイテラス」を設けています。
一日を通じて、JR京都線や東海道新幹線など
多くの走行車両を見ることができる鉄道ビューポイントです。

【スカイテラスからの電車の風景1】 <動画>

【スカイテラスの電車の風景2】 <動画>

【スカイテラスからの電車の風景3】 <動画>

【スカイテラスからの電車の風景4】 <動画>

【扇形車庫】
国指定の重要文化財で、
現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫と、
蒸気機関車がダイナミックに回転しながら
向きを変える転車台。
動態保存車両8両(営業運転車両3両)を含む
代表的な蒸気機関車20両が保存・展示されています。

扇形車庫

<1070形1080号機>
イギリス製、明治期の6200形から改造された蒸気機関車。
1070形1080号機

<9600形9633号機>
日本で最初の量産タイプの貨物用蒸気機関車。
9600形9633号機

<C11形64号機>
1932年から製造されたローカル線や
構内入れ換え用として活躍していました。
C11形64号機

<C56形160号機>
1935年から製造された小型の蒸気機関車で、
旅客・貨物用で活躍していました。
C56形160号機

<D51形200号機>
日本を代表する蒸気機関車で、
現在本線運転のため整備されています。
D51形200号機

<7100形7105号機「義経」号>
北海道最初の幹線鉄道として建設された幌内鉄道に、
アメリカより最初に輸入された機関車です。
1号機として「義経」と名付けられました。
1952年(昭和27年)に
鉄道開業80周年を記念して自走可能に復元されました。
2014年(平成26年)、
梅小路運転区100年を記念し、
石炭と水で走行可能な状態に復元されました。
7100形7105号機「義経」号

<C62形1号機>
日本最大の旅客用蒸気機関車で、
D52形のボイラーを流用して製造されました。
C62形1号機

<C55形1号機>
1935年から製造された中型の旅客用蒸気機関車でC54形の改良型。
<C58形1号機>
1938年から製造され、ローカル線の旅客・貨物用として活躍していました。
<D50形140号機>
1923年から製造された貨物用蒸気機関車で
輸送力を飛躍的に高めました。
<D52形468号機>
日本最大の貨物用蒸気機関車で、
戦時中の石炭輸送に活躍しました。
扇形車庫の機関車たち

【SLのりば】
本物の蒸気機関車が牽引する
客車に乗車できる人気の体験展示「SLスチーム号」。
毎日欠かさずに蒸気機関車を運行しております。
これは日本でも数少ない取り組みなのです。

【蒸気機関車】 <動画>

【引込線】
館外に延び、
実際の営業線とつながる引込線を活用して、
現役で運行している車両なども臨時で
展示する予定とのことです。

<オハ25形551号車>
寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用客車。
オハ25形551号車

<オハ46形13号車>
急行用客車を軽量化した客車で、国鉄末期まで活躍していました。
オハ46形13号車

**【交通アクセス】
【徒歩】
峨野線「梅小路京都西駅」⇒徒歩2分
JR「京都駅」中央口⇒西へ徒歩約20分

【バス】
京都市バスをご利用の方【B3バスのりば】
205・208系統乗車約10分。
「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車徒歩約3分。
急行104・急行110・86※・88※系統いずれか乗車約10分。
「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車徒歩すぐ。
※土休日のみ運行

京阪京都交通バスをご利用の方【C2バスのりば】
2・14・15※・26・26B・28A系統いずれか乗車約10分。
「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車徒歩約3分。
※土休日のみ運行

⇒バス下車後、徒歩で鉄道博物館へ。
バス停「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車の場合
バスから降りると左手の梅小路公園内を直進し、
右手の高架をくぐり、エントランスホールから入ります。

⇒バス停「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車の場合
すぐ横にエントランスホールが見えるので、
そちらから入ります。

京都線「西大路駅」⇒東へ徒歩約15分

阪急京都線「西院駅」より市バスで約15分
205系統(西大路七条 京都駅行き)
「西大路四条」にて乗車し、
「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」にて下車。
バスから降りると右手の梅小路公園内を直進し、
右手の高架をくぐり、エントランスホールから入ります。

阪急京都線「桂駅」より京阪京都交通バスで約15分
14・2・28・28A・28B・15・26・26B系統
「桂駅東口」にて乗車し、
「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」 にて下車。
バスから降りると右手の梅小路公園内を直進し、
右手の高架をくぐり、エントランス ホールから入ります。

【駐輪場】
自転車(収容台数:141台)、
原付バイク(50cc以下)
(収容台数:14台)の駐輪場(有料)があります。

梅小路公園の駐輪場

【駐車場】

周辺駐車場

所要時間:3時間程度

黒部峡谷トロッコ電車に乗ってきました~黄色とオレンジの紅葉が綺麗です~

SL大樹に乗車しました!2020年7月4日より運行再開!!動画あり。

大井川鐡道に乗りました~桜とSLの動画あり~「合格」駅がある路線

南アルプスあぷとラインに乗りました~動画あり、中部100選の秘境駅もあります。

赤沢自然休養林(日本三大美林)の森林鉄道に乗車しました。森林浴発祥の地です。

リニア・鉄道館~名古屋市にあるJR東海が開館した鉄道保存展示施設です。

博物館明治村~明治期建造物を堪能、特筆すべきは明治期製造の動く蒸気機関車と市電に乗車できることです。

TEKリトルパーク・万葉線で大活躍した「デ5022号」が復元展示されています。

蒸気機関車C125~韮崎中央公園・山梨県に静態保存されています。

ED1615電気機関車~ED16形は国内で現在2機が静態保存されています。

蒸気機関車8620形58680号機~萩原公園(茂原市)にある静態保存のSLです。

第21回国際鉄道模型コンベンションに行ってきました!久方ぶりの開催です!