MEMPHIS(メンフィス)の家具・インテリア18件[タブルーム] (original) (raw)
1981年、イタリアのデザイナーのエットレ・ソットサスを中心に結成されたデザイン集団「Memphis」(メンフィス)が手がける家具のブランド。Memphisは、1980年代に起きたデザイン界の「ポストモダン」ムーブメントの代表的存在として、大きな影響力を発揮した。磯崎新、倉俣史朗、梅田正徳ら日本人デザイナーも参加している。
Memphisが目指したのは、当時の機能性や合理性を追求したデザインとは真逆を行く、カラフルな色彩と複雑な曲線や装飾を持つ斬新なデザイン。クライアントからの制約なしに、「作りたいデザインを作る」というスタンスは、ソットサス作のブックシェルフ「Carlton」(カールトン)などに表現されている。1988年にソットサスが離脱してMemphisの活動自体は終止符を打ったが、ブランドとしては残り、現在も当時のコレクションを販売している。