BPレガシィ エアコンに冷媒漏れ止め剤をDIYで入れてみた! (original) (raw)
今年は酷暑ですね!先日エアコンガスクリーニングをしたばかりですが、2年前にもガスチャージしていたのでガス漏れの可能性大です。冷媒漏れ止め剤を注入してみました。
使用材料
リーク止め剤はリークラボ・ジャパンの「Dr.Leak LL-DR1」を使いました。エアコン回路にDr.Leakを注入するための低圧ホースも用意します。
【注意1】
「Dr.Leak LL-DR1」はEVやHEVなどには使用できないようです。別の型番の製品があるようなので、注意してください。
【注意2】
エアコンリーク止め剤には、ポリマー配合のものと**ノンポリマー**のものがありあす。ポリマー配合のものは、エアコン回路内の水分等により凝固するため目詰まりの可能性があるとのこと。最近はノンポリマーの製品が多いので、こちらを選ぶ方がよさそうです。Dr.Leakはノンポリマータイプでした。
注入ホースについて
注入ホースの両端のバルブ、カプラの使い方です。
バルブは冷媒ガスやリーク止め剤の缶を接続します。カプラは車のエアコン回路上の低圧ポートに接続します。バルブには缶のフタに穴をあけるための缶切ハンドルがついています。
バルブの缶切ハンドルをまわすと、バルブ内の針を出したり引っ込めたりできます。針を出して缶のフタに穴を開け、針を引っ込めることで缶内のガスがホースに流れます。
車の低圧ポートの場所
ボンネット内エンジンカバーの赤丸の下に低圧ポートが隠れていますので、カバーを外します。カバーはクリップ4個で止まっています。
エンジンカバーを外したところです。赤丸部分が低圧ポートです。防塵キャップが付いていますので、反時計方向に回してキャップを外します。
防塵キャップを外したところです。キャップを外しても冷媒は漏れませんので、安心してください。
Dr.Leak注入作業
エンジンをかけ、エアコンの設定温度を最低温度に、風量を最大に設定しておきます。
下記手順でDr.Leakを注入します。(Dr.Leakに説明書が添付されていますので、そちらを参照されることをお勧めします)
- 注入ホースのバルブの針を引っ込めておきます。
- 注入ホースのバルブにDr.Leakをねじこんで装着します。
- 注入ホースのカプラを低圧ポートに差し込みます。
- Dr.Leakの缶をバルブからねじ込みを少し緩め、ホース内の空気を排気します。排気後はしっかり缶をねじこんでおきます。
- Dr.Leakの缶を逆さにしてしっかり振ります。
- バルブのハンドルを時計方向に目一杯回して針を出し、Dr.Leak缶のフタに穴を開けます。
- バルブのハンドルを反時計方向に目一杯回すと、Dr.Leak缶内の冷媒ガス、オイル、蛍光剤がエアコン回路に入っていきます。缶を逆さにして3分程度待機します。
- 3分たったら、低圧ポートとソケットをタオルでくるんでソケットを低圧ポートから外します。(内容物が残っていた場合に飛散させないためです。
- 低圧ポートに防塵キャップを取り付けます。
ソケットを外したところです。緑色は蛍光剤です。タオルでくるんでいましたが、少し周囲に飛んでしまいました。
作業後の感想
1週間前にエアコンガスクリーニングをしたばかりでエアコンの効きはもともと良いので違いは分かりませんでした。2年後にエアコンの効きが良ければDr.Leakのガス漏れ効果があったということになりますね(笑)。
費用(税込)
- Dr.Leak LL-DR1: 4,088円
- 注入ホース : 980円