あきたホリデーパスで秋田内陸縦貫鉄道・由利高原鉄道の乗車計画 (original) (raw)

格安切符で秋田内陸と由利高原の両鉄道をいかに効率よく乗車するかがポイント

JR東日本から、2024年9月20日付けで、「秋田の旅を楽しもう!特別企画乗車券「あきたホリデーパス」を発売します!」のニュースリリースがありました。

2024年12月から2025年2月末までの「誰と行く?冬の秋田」の秋田県冬の大型観光キャンペーンとも合わせたフリー切符です。

秋田県内のJR線のほか、秋田内陸縦貫鉄道由利高原鉄道に1日乗り放題の切符で、秋田新幹線、特急、急行は、別に特急券等を購入すれば乗車可能です。

利用期間は2024年11月2日~2025年2月24日の土曜・休日で、12月23日~1月7日は毎日利用可能、当日購入もできます。
2,440円(こども1,220円)は格安です。

有効期間一日限りでどの路線に乗るか?

秋田内陸縦貫鉄道由利高原鉄道がフリー区間に含まれていることから、乗車機会の少ないこの2路線の全線乗車をお薦めします。

今回は、奥羽線院内~大曲、羽越線象潟~羽後本荘田沢湖線田沢湖~角館、男鹿線花輪線五能線は別の機会の乗車として見送りとし、秋田内陸縦貫鉄道由利高原鉄道に絞っての4つのパターンによる乗車で計画しました。

毎回のことですが、列車の車窓も観光という考え方による、列車乗車主体の内容です。

秋田を起点としての日帰り計画です。

時刻の「:」は略させていただきます。

(1) 秋田→由利高原鉄道鷹巣秋田内陸縦貫鉄道→角館→秋田

秋田644発→羽越線羽後本荘743着、750発→由利高原鉄道→矢島829着、950発→羽後本荘1031着、1049発→秋田1136着

①秋田1140発→奥羽線普通列車鷹ノ巣1315着

または

②秋田1249発→奥羽線特急「スーパーつがる1号」→鷹ノ巣1349着

鷹巣1440発→秋田内陸縦貫鉄道急行「もりよし」→角館1641着、1728発→秋田新幹線「こまち27号」→秋田1812着

(2) 秋田→由利高原鉄道→角館→秋田内陸縦貫鉄道鷹巣→秋田

秋田644発→羽越線羽後本荘743着、750発→由利高原鉄道→矢島829着、950発→羽後本荘1031着、1049発→秋田1136着

①秋田1213発→秋田新幹線「こまち24号」→角館1256着

または

②秋田1306発→秋田新幹線「こまち28号」→角館1349着

角館1358発→秋田内陸縦貫鉄道鷹巣1622着→鷹ノ巣1652発→奥羽線→秋田1824着

(3) 秋田→鷹巣秋田内陸縦貫鉄道→角館→由利高原鉄道→秋田

秋田613発→奥羽線鷹ノ巣730着→鷹巣810発→秋田内陸縦貫鉄道阿仁合910着、915発急行「もりよし1号」→角館1027着、1040発→秋田新幹線「こまち5号」→秋田1125着、1218発→羽越線羽後本荘1300着、1305発→由利高原鉄道→矢島1344着

①矢島1353発→羽後本荘1436着

または

②矢島1447発→羽後本荘1528着

羽後本荘1548発→秋田1636着

(4) 秋田→角館→秋田内陸縦貫鉄道鷹巣由利高原鉄道→秋田

秋田811発→秋田新幹線「こまち14号」→角館855着、958発→秋田内陸縦貫鉄道鷹巣1220着→鷹ノ巣1234発→奥羽線→秋田1404着、1453発→羽越線羽後本荘1536着、1540発→由利高原鉄道→矢島1619着、1650発→羽後本荘1731着、1737発→秋田1823着

寒い時期に秋田発の時間が6時台で早い計画の多いことが難点ですが、夕暮れの時間を考慮し、明るいうちに秋田に戻る計画としました。

(4)のコースは秋田8時台発、18時台着で、最後の羽後本荘→秋田の列車は同じ羽越線区間を戻る経路のため、車窓が暗い時間帯でも問題はなく、(4)がもっともお薦めできます。

なお、秋田内陸縦貫鉄道急行「もりよし」の料金は320円、秋田新幹線「こまち」秋田-角館の特定特急料金は1,130円で、いずれも指定席ではなく空席に着席する方式です。

「スーパーつがる」の自由席特急料金は950円です。

では、秋田内陸縦貫鉄道由利高原鉄道の全線乗車で思い出の旅をお楽しみください。

(※ 筆記にあたり、旅行総合研究所タビリス、2024年9月24日付け「『あきたホリデーパス』24-25年秋冬の期間と価格。秋田の鉄道フリーきっぷ」を参考にさせていただきました。)

※ 写真は本文と無関係です。