上田電鉄別所線の乗車記 (original) (raw)
夏の青春18きっぷ旅行。JR縛りからはずれて寄り道してみました。
上田電鉄別所線
しなの鉄道を上田駅で下車しました。
北陸新幹線の上田駅に接続するほか上田電鉄別所線への乗り換え駅です。
最近、地方私鉄を手当たりしだい乗っている私ですが、上田電鉄別所線もこの機会にクリアしようと思います。
地方私鉄もいつまで存続されるかわかりません。
(上田電鉄を言及しているわけではないです)
タッチパネル式の今どきの券売機です。
終点の別所温泉駅までの往復切符を買いました。片道590円、往復1180円です。
上田電鉄別所線は上田駅から別所温泉駅までの11.6kmの比較的短い路線です。
Wikipediaをみていると上田電鉄はかつては5路線もあったんですね。ちょっとびっくりです。
それが現在では別所線を残すのみとなってしまったわけですね。
車両はもともと東急で使われていたものでしょうか。
しなの鉄道の上田駅は地上駅でしたが、上田電鉄の駅は高架駅でした。どこかでしなの鉄道に接続しているんでしょうかね。
でないと車両の更新や修理にともなう搬入・搬出が難しそう。
違いますね。線路はつながっていません。
ネットを見てみると甲種輸送ではなく、トレーラーで車両が運ばれてきていますね。
上田駅を出るとすぐ赤い鉄橋で千曲川を渡ります。
上田平駅で対向の電車と行き違いです。
下之郷駅です。別所線の主要駅で、上田電鉄の本社と検査区があります。
だんだん山が近くになってきました。
別所温泉駅
終点の別所温泉駅に到着しました。駅を観察してみましょう。
別所温泉へようこそ。
車止めです。
待合室です。
駅長の看板。現在は無人駅です。
とても味わい深い駅舎です。
レトロな駅名看板です。
別所線は日本遺産に指定されています。
蚕都上田を支えた鉄道網のうち、唯一現役なのが別所線。上田から別所温泉に至るこの路線は大正10年(1921)に開通した。
電車が上田駅を発つと間もなく真っ赤な鉄橋を通って千曲川を渡る。この千曲川橋梁は、大正13年(1924)の建設で、橋長は224m。橋桁はプラットトラス5連からなり、一番端の斜材(コリションストラット)を持っているのが特徴である。また、中塩田駅や別所温泉駅など、駅舎に近代の趣きを残す建物が多いことも特徴である。
別所線の上田駅から別所温泉駅まで11.6kmの軌道は、下之郷駅から大きく西に曲がり、終点の別所温泉駅までの軌道は、まるでレイラインに沿って夫神岳に向かっているように見える。
折り返しの電車が発車するまで15分しかありません。
近くに安楽寺というお寺があって、日本でここだけという国宝の八重塔があるようですが、またの機会に。
古寺や史跡が多いことから、このあたりは信州の鎌倉と呼ばれているようです。
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