セミリタイアの聖地 大分県杵築市を歩く (original) (raw)

秋の乗り放題パス2泊3日旅行の2日目です。

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JR日豊本線の杵築駅で電車をおりました。

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大分県杵築市は、国東半島の根本にある人口26,300人ほどの小さな町です。

最近まったく読んでいませんが某有名セミリタイアブロガーの居住地として有名で、アパートの家賃が1万円台が多数など、とにかく生活にかかるコストが安いそうです。

セミリタイア界隈の聖地とも呼ばれている場所ですが、杵築市的にはどうなんでしょうね。

ニートみたいな税金も納めないような輩がいっぱい移住してきても困っちゃうのでは。😂

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城下町のある杵築市中心部は駅から5㎞ほど離れています。駅のまわりはほとんど何もありません。

駅にある観光案内所でレンタサイクルを借りようとしましたが、案内所の方によると城下町散策だと坂が多いので、自転車はあまりお勧めしないとのこと。

城下町以外にレンタサイクルで杵築市を観光する場所があるのかな?と思いましたが、アドバイスに従って路線バスで向かうことにしました。

今日のスケジュール上、2時間で観光して往復しないといけません。

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観光案内所でもらった杵築のまちあるきマップです。

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駅でバスが来るのを20分ほど待ち、杵築中心部まで約10分。

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市の中心の杵築バスターミナルでバスを下りました。ここを起点に帰りのバスまで歩いてみることにしました。

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ダイレックスという九州によくあるディスカウントストアがありました。来る途中にはAコープやセブンイレブンも有りました。

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杵築中央病院です。病気になったらとりあえずここで診てもらうのでしょうか。

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杵築レトロ館です。観光施設ですが入るのをちょっとためらう外観です。

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初めての町に城がある場合は城についつい行ってしまいます。見に行くことにしました。

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杵築城です。内部は資料館と展望台になっていて入城料は400円です。(入っていません💦)

1394年の築城以来、600年もの間この町を見守ってきた杵築城。模擬天守とはいえ、城跡にそびえる三層の天守は在りし日のこの城の姿を偲ばせる。

室町時代初期、木付氏によって八坂川の河口にある台山の上に築かれたこの城は、北は高山川、東は守江湾といった天然の要害に囲まれた城であった。
その後の天災、震災などで城も場所や形を変えながら、城主もまた前田、杉原、細川氏と入れ替わり、小笠原氏、そして松平氏を最後に江戸の時代も終わりを告げ、杵築城は新たな城主を迎えることなく今に続く。

文献史料と発掘調査成果から「一国一城令」による破却以前の城の建物構成や構造が分かるなど、江戸時代初期の城郭の実態を知る上でも重要であるとされ、2020年3月に台山地区の城跡と麓の藩主御殿跡が国の史跡に指定された。現存するのは一部石垣など。

現在では、山上が城山公園として一般にも開放されていて、市内のあちこちで発見された国東塔など貴重な石造物を野外展示している石造物公園もある。

築城当時“木付”と命名されながら、幕府朱印状に誤って“杵築”と記されて以来「杵築」に。
また島津の猛攻撃に2か月も耐えたことから別名「勝山城」とも呼ばれている。

町と歴史:観る・知る|杵築市観光協会

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八坂川です。

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海も近いです。

手前はモリというドラッグストアで、その左側はホームワイドというホームセンターです。

生活に必要なお店はまあまあ揃っていそうです。

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杵築の城下町は南北に北台、南台と呼ばれる2つの台地があって、その上に武家屋敷が建てられ、台地と台地の間の谷は商人の町になっていました。

北台と南台は両方とも国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

坂道が多く確かにレンタサイクルでの観光はあまり向いていないかもしれませんね。

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勘定場の坂と呼ばれる坂道です。台地に登る坂は石畳のところも多く、昔ながらの風情を感じられます。

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北台の武家屋敷群です。

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無料で内部を見学できる能見邸です。

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北台武家屋敷群にある能見邸は、その建築様式などから幕末期のものと推測されます。平成20年から2年に渡り大規模改修が行われ、建築当初の姿が再びよみがえりました。敷地面積1440平方メートル、延べ床面積250平方メートル、屋敷内には玄関の間、上段の間を持つことから見ても、格式の高さがうかがえます。

能見家は、杵築藩主である松平家の出身地である三河国能見(現・愛知県)を姓に取り、5代藩主親盈(ちかみつ)の9男幸乃丞が初代。こうした格式ある家柄を映すように、庭や建物の様式美など、見ごたえのあるものになっています。一方では、美しさだけにはとどまらない、庭を鑑賞するための戸袋の工夫など、表には見えない高度な建築技術も随所に隠れています。

能見邸/杵築市

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観光パンフレットの表紙にもなっている酢屋の坂です。

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商人の町を挟んで反対側の南台からみた酢屋の坂です。

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南台へ。

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台地の先端に展望台があり、さきほどの杵築城を眺めることができました。

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バスターミナルから路線バスで駅へと戻りました。

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乗るつもりの電車発車時刻3分前に杵築駅に到着です。けっこうギリギリ。

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