父に関する怒涛の展開 (original) (raw)

数日前から、父の元気も食欲もなく、でも、本人はどこも痛くも苦しくもないと言っていました。

暑い日が続いてはいましたが、鼻水が出たりしていたので、風邪かなあと思ったり、でも処方された薬をたくさん飲んでいるので、風邪薬を飲んでいいものかどうかと思ったり。

このブログを継続して読んでくれている方なら理解してもらえるかと思いますが、そもそも私が何を言っても父は聞かないですし。

ですが、8日から9日に変わってすぐ、つまり夜中の12時頃に母に呼ばれて階下に行ったところ、尾籠な話ですいませんが、父がお腹を下してそこら中が大変なことになっていて、おまけに父が転んだまま立てなくなっていました。

なんとか着替えさせておむつも履かせたんですが、尋常じゃないので、救急車を呼ぼうかと言ったんですが、父は嫌だといいます。

やっぱり、どこも痛くも苦しくもないと言います。

でも、とてもまともな状態ではないので、結局私の判断で救急車を呼びました。

夜にエアコンをつけていなかったことによる熱中症だと言われ、救急隊員にも医師にも何度も遠回しに非難されました。

いろいろ思うところはありましたが、エアコンをつけていなかったのは事実なので、言い訳はしませんでした。

病院で点滴を受け、熱も下がったし、ふらつきながらも自分でトイレに行けるので、帰っていいと言われました。

一日くらいは入院するのかと思っていたので、ちょっと意外でしたけど、そんなに重症じゃなかったならよかったと思い、朝の5時頃にタクシーで帰って来ました。

ですが、家に帰って来てからも、食事はいらないと言い、また立てなくなりました。

偶然、その日はケアマネにデイサービスについて説明に来てもらう約束をしていたんですが、それどころではないので、包括センターの始業開始を待って電話し、そのときは「申し送り中」だということで、30分ほど待ってから電話をもらいました。

事情を説明したところ、一言目に「うふふふ、大変ですねえ」と。

救急車を呼んだ話に、なんで「うふふふ」? と思いながら、床に伸びたままで、私と母とでは起こせないと説明すると、今度は「24時間見るのは大変ですよねえ」と。

いつものように、私が大げさに言っていると思っているんだなあと思いましたけど、とりあえず入院先を探してくれるというので、それはとても助かりました。

包括センターは歩いても2~3分のところなので、すぐに自転車で来てくれて、父を起こして、「ドロドロ」になっているのを着替えさせてくれたり、おむつを履き替えさせたりしてくれました。

で、ここなんですが。

私たちが起こそうとしても、上半身さえ起き上がれずにいたのが、父はケアマネに言われたらちゃんと起きるんですよ。

実はその前にも、母に、見ていないときに一人でトイレに行っていたとも聞きました。

母がいるのに気づいて、急に寝そべったとも…

私たちが水を飲ませようとしてもゼリーを食べさせようとしても「いらない」と言うのに、ケアマネの言うことは聞いて、素直に水を飲んでいました。

とにかく家族の言うことは聞かないし反発するし、そういう意味で、うちにこのままいたら死ぬな、と思ったので、入院の手配をしてもらえたことは、本当にありがたいです。

もしもうちで死んだら、本当に私のせいにされてしまいます。

その日の1時過ぎに、いつも外来で行っている病院に行くことになりましたが、熱があるので、コロナの疑いがあるということで、もしも陽性だったら入院できないと言われました。

病院でも、まずは隔離されて検査をしましたが、救急搬送された先でも検査はしていると思うので(何も説明はされませんでしたが)、それはないだろうと思っていたら、案の定陰性でした。

そこでもまた、エアコンをつけないで云々言われましたが、もうしょうがないです。

その後、膨大な入院手続きをして、説明を受けている最中に、点滴のチューブを自分で外してしまったので、手にミトンをはめるから同意書を書いてほしいと言われ、サインしました。

家に帰ったのは夕方ですが、前の晩から一睡もしていなかったので、心身ともに疲れました。

次の日には、午前中に、持って来るように言われたものを病院に届け、救急搬送された先では、夜間で清算ができないので日を改めて来るように言われたので、電車とバスを乗り継いで清算に行き、入院費の支払いのためのチェックに銀行に行き、ついでにスーパーで買い物をして帰ってきました。

へとへとになり、昼食後に昼寝をしていたら、病院の医師から電話があり、熱があって肺炎を起こしているので、その治療をすると言われました。

やっぱり本人は、どこも痛くも苦しくもないと言っているそうです。

そこは老人専門の病院なので、何かあったときにはすぐに連絡が来るシステムらしいですが、いつ電話が来るかわからないと思うとプレッシャーです。

それが昨日のことです。

まだ提出しなくてはならない書類もあるし、この先どうなるのか、父のこともお金のことも心配です。

母は年のわりにはしっかりしているとはいえ、高齢には違いないので、いろいろ説明しても翌日には忘れていたりするし、腰も治っていないし、本当にこれからどうなるんでしょう…