GORIX 多目的ケージ取付 & 壊れたリアキャリア復活 (original) (raw)
〈フロントフォークにGORIXのケージを装着〉
GORIX多目的ケージを購入。これをロードバイクのフロントフォークに取り付けたい。しかし私の自転車のフロントフォークにはダボ穴がない。かといって、結束バンドで直取り付けは何となく嫌だ(これは最後の手段)。
ダボ穴がない自転車には、YUEN-I(ユウエンイー) のM38ボトルゲージ取付アダプターなど、外付けでダボ穴を増設して、多目的ゲージを取り付ける方法が一般的のようである。
しかし、貧乏性の私はあえてAliexpressの謎商品でチャレンジしてみた。(以下)
ボトルホルダーアダプター。割引がきいて238円で購入。不安になる安さだ(笑)
取り付け完了。
結合部分は以下
フロントフォークに取り付けるボルトは、付属品だと長すぎた(スポークに当たる)ので、ホームセンターで別途購入。念には念を入れて、ナットとワッシャーも購入してボルトが万が一にも抜けないように取り付けた。GORIX多目的ゲージとの連結部分も同様にナット、ワッシャーを取り付けた。(これら別途購入したボルト、ナット、ワッシャーは、しめて63円。安い!)
※補足:ナット、ワッシャーがなくても、しっかり取り付けできます。あくまで念のための措置。
さて、問題なのは強度である。実際にキャンプに行くことを想定して、2人用テントを取り付けた。重さは1.4kg。
この状態で50kmほど走ってみた。結果、問題なく完走。やるじゃないかAliexpress商品。もちろんぶつかったりすればポッキリいくだろうが、それは他の商品でも同じであろう。悪路などの衝撃には十分耐える強度だといえそうだ。
GORIX多目的ケージ付属の荷物を巻くバンドも良くできている。最後まで緩むことはなかった。
同商品には専用の防水バッグも付属している。テントはさすがに入らないので今回は使わなかったが、自転車キャンプをしていると、その時は不要かなと思っても、別の機会で必要になったりするものである。バッキングの工夫の余地は、道具に左右されるところ大である。防水バッグはいくつあっても困らない。
〈リアキャリアも復活!〉
前回のキャンプで壊れたリアキャリア。買い替えを検討していたが、工夫次第でまだ使えるのではと思い、いじってみた。
折れたのは荷台と支柱の連結部分。よく見ると支柱自体は無事で、破損したのは荷台のネジ穴部分である。それなら荷台の別のネジ穴に支柱を連結してしまえ、と思い、試してみた。
成功した。なんの事はない。荷台の一番後部のネジ穴に支柱を連結しただけである。支柱の角度がやや付きすぎていているが、このタイプの荷台は、ほぼシートポストとの連結部だけで荷物を支えているのが実情である。支柱は左右にブレないために付いているようなものだ。と自分に言い聞かせて、納得させる(笑)
さて強度確認である。これも前述の50kmの試走で、パニアバッグを取り付け、無意味にいろいろ荷物を詰め込んで(笑)、結果問題はなかった。
試走は、奈良県の三郷町、王寺町界隈を散策。写真は、鏡王女の万葉歌に出てくる磐瀬の杜。詳細はこちら(王寺町 お寺巡り)
さて、リアキャリアのことである。前回の、破損部分、すなわち荷台と支柱の接合部は、鉄部でも一番弱いところだ。ここが破損する原因は想像するに、路面の激しい段差などでの衝撃のためである。これはロードだ、キャンプだ、とはしゃいで運転するな、ということである。路面状態をつぶさに確認して安全運転第一である。またポッキリいかないようにしないと。次やったら、それこそ買い替えだ。。。
ちなみに、上記が取り付けているリアキャリアの商品画像。荷台と支柱の連結カ所を見ていただければ、私のリアキャリアの連結カ所との違いがわかると思う。
なお、本商品は、ダボ穴無しの自転車に取り付けできるのが本来のウリ。慣れると着脱も簡単なので重宝する。安価な商品だが、見た目スマートだし、長く使っていると愛着がわく。今回、一工夫して復活できたので、できる限り末永くお付き合いしたい。