Life in Canada”仕事探し編” (original) (raw)
前回はカナダでの家探しについて話してこの章では生活する上で必須な仕事探しについて
話していく。
まずカナダでの仕事探しにおいての情報等を先に共有していく。
【時給】
$17.40〜(BC州の最低時給。州によって異なるが現時点でBC州が一番最低時給が高い。
ここ数年毎年最低時給が増加傾向にある)
【主な求職サイト】
indeed,Jpcanada,Craiglist,Linkedln
【仕事の申し込み方】
オンライン、ドロップイン(直接店舗などにレジュメ(履歴書)を渡す)
【人気な仕事(私の見解による)】
ホールスタッフ/キッチン(レストラン)、バリスタ(カフェ)、販売員(お土産屋さん)、
販売員(アパレル)、レジ、商品陳列(スーパー)、事務職(日系企業)
次に上記をより細分化していく。
【時給】
最低時給については日本円で例えると約1900円だ。
この数字を聞くと、え?めっちゃ高い、日本より稼げるんだと安直な思考に走りがちだがその分家賃や物価などが高い(日本と比べ約倍の値段で販売されている)
日本と異なる点として飲食業界に給料とは別にチップというものが存在される。
要するにお客様がサービスや料理に満足してお会計とは別にお金を支払って頂けるシステムだ。気になるチップの値段はレストランによるが人気なローカルレストランでは1日本円で10万以上貰える事も珍しくはない。もしお金を稼ぎたい人にとって魅力的なシステムだ。
しかしその分どんなに忙しくても最高な接客をする、当たり前だがかなりの体力仕事の為
その辺に関しては忘れずに。
【主な求職サイト】
日本でも聞いたことある仕事探しはindeed!でお馴染みのindeedは実はカナダでもある。
日本と同じシステムで職種や業界を検索して働きたい場所があればその会社に履歴書を送る流れだ。次に家探し編でも出てきたJpcanadaだ。
日系企業が多い為、英語に不安がある方にはおすすめだ。残るCraiglistとLinkedlnに関しては恥ずかしながらほぼ使った事がない。
だがindeedと似ている仕組みの為、同じように使えるはずだ。
【仕事の申し込み方】
オンラインについてはほとんどの人が知っている為、説明を省くがドロップインは聞いたこと無い人が多いだろう。簡単に言えば直接、店舗に伺い履歴書を渡す事だ。
オンラインと比べ完成した履歴書を印刷したり、店舗に行く手間が発生するが
①直接店舗に行く為、店舗の雰囲気を感じられる。
②自分がどんな人間か店舗の人に知ってもらえる。
③運が良いとそのまま面接に進みその場で採用される。
などのデメリット以上のメリットがあるため是非進んでやってみてほしい。
アドバイスだが
随時カバンに履歴書を忍ばせ、「あ、良いお店がある。履歴書渡してみよ」とか「お昼で食べたこのレストラン、美味しかったな。ここで働いてみたいからお会計の時に履歴書渡してみよ」などついでに履歴書渡してみよう作戦は筆者がお勧めできる作戦だ。
最後に皆様への教訓として私の仕事探しの経験談を話していきたい。
【仕事探しの経験談】
まず重要なことだから私の仕事探しの所感を先に話していく。
日本と比べ仕事探しが圧倒的に難しいと感じたことだ。私は日本での営業経験がある為、ローカル、日系企業を含み営業職、事務職を中心に探していた。
いくつか企業に申し込み先方からの連絡を待った。しかし数日、数週間が経っても返事が来ない。そうなんです。
日本と違い、わざわざ”履歴書を拝見してまたご連絡差し上げます”とか”残念ながら今回は見送らせて頂けます。”なんて丁寧な返事はせず返事が来ない=不採用という事なのだ。
採用しない人に連絡する必要ないでしょ精神なのか、まぁ合理的っちゃ合理的か。
それから数社、数十社申込み気づいたら申し込み数が100社を超えていたのだ。
先方から返事が来て面接に進んだのはたったの2社。そして両者とも不採用。
厳しい現実を目の当たりにした瞬間だった笑
ちなみに言うがこちらのオフィスワークの敷居は本当に高い。
現地のカナダ人や各国から集まったビジネスマンと同じ土台で勝負するわけだから
営業経験3年しかない小僧を誰が雇うかって話。
そして悲しい現実だが多くの現地企業は日本人は英語をまともに話せないレッテルを貼っているためそのせいもあるのかもしれない。
結局私はオフィスワークでの仕事を一旦諦め、現地の日系レストランで料理人として
働き始めたのだ。また私の仕事体験については別のブログで書いていくため見て欲しい。
あと就職活動に行き詰まり多くの人が考えがちな学校や留学会社に仕事を紹介してもらおうとしているそこのあなた、
彼らは何もしてくれません。仕事探しのアドバイスはしてくれるが余程の強運の持ち主ではない限り仕事は斡旋してくれません。期待しないように。
【最後に】
私みたいに仕事探しが上手くいかず理想の仕事ができない状況に陥る人も多くいるだろう。
そんな時にこの言葉を思い出してほしい。
日本で働ける仕事ではなく日本では絶対に働かない仕事を経験するのも悪くない。
そのマインドにチェンジすればだいぶ楽になるだろう。
それに仕事だけが全てではない。異文化交流、散策、自分の時間もあるのだから
プラスに考え楽しんでいこう。