3年半に渡る医学部受験生時代の失敗を振り返る (original) (raw)
春といえば受験生。
3年半に渡る受験生時代の失敗を振り返ってみる。
中卒土方という厳しいスタート地点とはいえ医学部受験に3年半を要した要因は大きく二つ。
これがなければ中卒状態から最速2年半医学部合格も狙えたと思っている。
敗因の一つ目はスタートダッシュを上手く切れなかったこと。
当初は医学部の受験科目すら分からずに医学部を目指し始めたので
ブックオフでできるはずのない物理の本を買ったり、英語のうさんくさい本を買ったり
初期の頃に結構な時間を無駄にした。
ひたすらブックオフでいろんな参考書を見たなぁ。
Monsterを飲みながら昼夜逆転生活という有様でスケジュール的にも不安定で非効率だった。
当時は生きている時間全て受験のことを考えていたので
圧倒的な量でなんとかカバーした感じ。
ここで今の自分が指導していれば大きく結果は変わったはず。
もう一つは2年目で大事な時期に失速してしまったこと。
上記のように生きている時間を全て費やした結果
途中で我に帰ったときこんなことを考えた。
自分は県内でも最低ランクの高校をすぐに辞めている
職歴も面接官をするようなお偉方には理解されないかも
結局面接で落とされそうだし今やっている勉強は無駄では
こうした考えに取り憑かれてしまった。
友人の連絡先は絶っていて誰にも相談できなかった。
予備校のチューターに諭されても自分と同じような状況から医学部に行った人はいないので(表に出てない)無理だと思った。
今思えば少し鬱っぽい感じだったかもしれない。
これも今の自分が(いい意味でも悪い意味でも)現実を教えてあげれば
結果は変わったと思う。
今から振り返るとどちらも介入していれば防げた事態。
同じ轍を踏まないように注意してほしい。
今回は以上です。