森鴎外の真似をする 息子は拒否 (original) (raw)

今週のお題「あんこ」

今週のお題を見て前から気になっていたことを実行すべき時が来たと思った

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桜が咲きました

森鴎外と言えば饅頭茶漬け

母の、作家森鴎外(「舞姫」「山椒大夫」)に対するイメージと言えば【饅頭茶漬け】です。

一度挑戦してみたかったんですけど、勇気が無かった・・・わけでは無く、なんとなくあんまり〇✕△かなあと思って。でもやってみたかった。

このお題はもう挑戦しろと言っている!と思いました。

買ってきました、セブンイレブンで大福

そう、この時点で間違えました。うろ覚えなのがよくない。母は【饅頭】と覚えていながらイメージは完全に【大福】だったんです。


実際は温泉まんじゅうみたいな、蒸しパンみたいな生地ですよね。(食べるまで気付かなかった)

暖かいご飯の上に乗せる


丸ごとどーーーーん。はいこれも間違えました。実際は4つに割って、その1つを乗せるらしい。この時は気付かずそのまま。

乗せすぎ・・・。

このままじゃ、なにを注いでも染みこまないな・・・と思って箸で割ってみました。

割れない


パパ大好きの森茉莉に怒られそう・・・。

こんなんなのかな~?と思いつつお茶を注いでみる


なんかきたない。潔癖な森鴎外先生が嫌な顔しそう。

あんまりきれいじゃないので写真を小さくしました


あんこ+皮+ご飯(+お茶)を一緒に食べたら美味しいですけど、あんこが外れて皮+ご飯になっちゃったところなんて、なんだか謎な感じ。お茶も苦いし。

多分饅頭の皮だったらいいコラボレーションになったんじゃないでしょうか。

息子の冷たい目よ

大福割ったりお茶を注いでる間中、息子がお昼ご飯を食べながら見てたんですが、「作ってあげようか?」と言ったら「結構です。」と言われました。

でも食べ始めたら「一口食べてみようかな。」と言ったのであげました。一口でやめたけど。

夫にLINEしたら「ゲテモノですな」って一言のみですよ。

つめの白い清潔(きれい)な手でそれを四つに割り、その一つを御飯の上にのせ、煎茶をかけてたべるのである。

森茉莉『貧乏サヴァラン』ちくま文庫 より

この文章を読むとなんだかきれいな、サラサラしたイメージですが、母が作った物はべとべとした濁ったイメージ。

そんな汚らしくなかったって娘さんに怒られそうです。いつか温泉まんじゅうで再挑戦してみよう。

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

ここにもほんのちょっと載ってます

漱石とはずがたり 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)