青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相 (original) (raw)

管理人です。

青山透子氏へのインタビュー記事のご案内です。

集英社オンラインの取材を受けた青山透子氏の記事が現在トップをばく進中です。

当時、無念の死を遂げた乗客乗員の検死を行った医師たちは、愛する人の元へ、家族へ、お家に帰してあげたいという一心で、必死に検死を行いました。その時の写真(青山透子氏の本に掲載)をカラーで掲載しています。これが現実です。

ぜひご覧ください。

皆さんの再調査に向けた心温まる応援のメッセージをお願いいたします。

集英社オンライン 青山透子への取材記事

shueisha.online【注意】

悪質な嫌がらせ、腹いせ、誹謗中傷のコメント等は即座に特定して損害賠償請求しますのでご注意ください。

課金制度を利用し、関係のない部外者が金儲けをたくらみ、動画サイトで、言い訳を続けているとの情報が入りましたので、違法動画にご注意ください。ワタナベケンタロー動画に登場する田中という正体不明の記者もどきにもご注意ください。青山氏はそのタナカと会ったことも連絡を取り合ったことも一切ありません。「田中」の言動にもご注意ください。悪質な言いがかりの場合は法的手段を取ります。

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なぜ39年も経っているのに不開示なのか

青山透子

人として、絶対にやってはいけないことがある。それはいのちに関する隠蔽である。

情報公開の後進国と言われ続けているこの日本において、司法も政治もそして無関心な国民も、いい加減に目を覚まさなければならない。

法を逸脱するのが大企業の特権であってはならないのである。

適当にごまかすのが政治家であってはならないのである。

無責任な官僚に、無責任な仕事をしてもらっても困るのである。

JALは、情報公開制度を悪用し、もっとも官僚が勝手に、責任逃れと国民に開示できないようにするために、自分たちに返却したと言い張るだろうが、証拠物のボイスレコーダーとフライトレコーダーを国民の目に触れされないよう、聞かせないようにするために、保管しているのである。これは悪意ある保管だ。

情報開示請求の裁判中に、三宅弘弁護士は、JALに対して国への寄付を促した。そうすれば、国の財産として国が保管できる。

つまり、未来永劫、単なる民間企業であるJALが国民にボイスレコーダーを聴かせない、という事態は避けられるからだ。

39年を経ても不開示という異常な司法と政治を問う。

未来に向けて私たちがすべき役割

日航123便の真相究明のために、国民に対して日本航空ボイスレコーダーを公 開せよ!

相模湾に沈んだままの機体残骸を引き上げよ!

日本航空は公共交通機関の重大な役割として、ボイスレコーダーを国の公文書館に寄付せよ!

最低でもこの3つを実現させてこその再発防止である。

さらに、39年間、再調査をせずに放置し続けてきた国土交通省外局の運輸安全委員会の責任を問う。これは重大な職務怠慢であり、職務放棄にもつながり、国内外の遺族、生存者、関係者への説明責任も放棄し続けている。これは明らかにおかしい。よって、心ある超党派の国会議員、国民の皆さんと共に、真相究明にまい進していきたい。

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事務局です。

日航123便墜落の真相を明らかにする会」の準会員として青山透子著の二次利用を許可してきたワタナベケンタロー動画に関して一言お伝えします。

問題の動画がアップされる前の、約2年以上前から、「明らかにする会」に問い合わせをしてくださった多くの皆様の寄付の申し出に対して「ワタナベケンタロー動画を視聴または課金することで応援してあげて下ださい」と、申し出た方々に事務局が伝えてきました。

その結果として、視聴者登録者が増えていったのは事実であり、これは当会からワタナベ氏への応援、ならびに多数の人々による課金につながります。いわゆる金銭を紹介してきたわけです。大勢の人が、吉備さんと青山氏を支持し、ワタナベ氏の動画を支え、課金をしてきました。

青山氏はそのお金をワタナベ氏に保管してもらい、そのまま真相究明のために使って下さいと言っています。それは応援してくれる人への感謝からです。

ところが、最高裁審理途中ぐらいから、ワタナベ氏は、その青山氏の信頼にこたえるどころか、いきなり本を批判し始めました。そうであれば、先に退会届を出すべきです。いきなり青山氏をまるで偽情報を伝えているがごとくの動画に変節しました。変節とは、主義や主張を変えることで、節操がないという非難の意です。コロコロ論調が変わっていくことで、それを「私は誤解していた」などという言い訳ですむことではありません。これは明らかな準会員規則違反です。

これに対し、吉備さんからも何度か注意をしていましたが、それを無視し、エスカレートしていきました。

準会員としての心構えを理解して信義則にもとづいて行動し、言動することは信頼関係の基本です。

信義則(信義誠実の原則)」とは、社会の一員として、互いに相手方の信頼を裏切らないように、誠意をもって行動しなければならないという**民法の大基本原則(民法第一条)**」であり、それにもとづいて社会は成り立ちます。

世間の皆さんのどなたに聴いても、これは明らかです。変節した時点で、お金を返さなければなりません。言動が違うならば、応援者の信頼も裏切ったことになり、自分で蒔いた種ですから、お金を返すべきです。預り金も自ら返金して、その上で批判すべきでした。しかし彼は退会届も返金もせずに無視をして、いきなり論調を変えたのです。

信義則違反は重罪です。ワタナベ氏が、吉備素子さん、青山透子氏の信頼を裏切り、変節したのは事実です。そのうえで、さらに今後、こちらを批判、反論するならば、こちらとしても法廷でいたします。

ネット上でこれ以上、嫌がらせをしてワーワー騒ぐことはすべて証拠記録として残しますのでご注意ください。

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人としてどうかー信頼とは軸がぶれないことであり変節しないことである

青山透子

吉備さんは、警察関係者に次のような誉め言葉を言われた。

「吉備さん、あなただけですよ。遺族でブレない人は。最初は、JALが事故原因の説明すらしない、おかしい、と叫ぶ遺族はたくさんいました。群馬県警、頑張ってくださいという声もたくさんありました。ところが、急にある時から変わるんですよねえ。コロっと変わるんです。だから私たちも、やる気をなくしてしまうんですよ。

一体、裏で何があるんでしょうかねえ。お金ですかねえ。でも吉備さんは一貫して軸がぶれない。それがすごいです」

私も吉備さんとお会いしてそのように思った。軸がぶれない、これが人として大変重要なことである。

軸がぶれる人間は、人として信頼がもてない、これは当然である。

何があったとしても、一貫して筋を通す、誘惑に負けない心である。

コロコロ変わる理由を、自分が誤解していたからだ、というのは明らかに間違っている。そういう言い訳は通用しない。事実、心根はそう簡単には変わらず、自分が信頼していた人を裏切る行為そのものが違反行為であるのだ。

梯子を外す、これが最低の行為である。持ち上げるだけ持ち上げて、自分が不利になったり、自分が思っていた方向とは異なるからといって、そう簡単に論調を変える人間に誰がついていこうと思うのか。それは、人としてどうかと、ご自身に問うてほしい。

ワタナベケンタローさんも当初は、私の応援に対してこんなメールをくれたこともあったのだ。

「2022/04/29 19:16

~青山さんの温かい見守りのおかげでYouTubeのチャンネル登録者も少しずつ増えてきました。(以下略)」

皆さんにも言いたい。軸をぶらす悪意を持った人間たちに操られないでほしい。

そして、部外者、つまり当事者や関係者以外の人間が、ましてや準会員に入りたいと希望した人間が、『日航123便墜落の真相を明らかにする会』に対して嫌がらせの動画などを作成する心根があまりにも醜い。

真相究明の妨げとなるような嫌がらせをしないでいただきたい。

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当然のことながら、青山透子作品の全作品の二次利用は不可とする。

従って、新刊本を取り上げ、その表紙や内容についての利用は、河出書房新社に連絡をして許可を取ること。当然のことながら、応援や賛同については許可する。

いままで、準会員として許していたワタナベケンタロー動画での二次利用は青山氏全作品について不可とする。

違反の場合は、著作権法違反とする。著作権侵害著作者人格権侵害として訴える。

青山透子著作の7冊の本で使用した写真等(本人の制服姿写真)を許可なく無断で盗用し、ネットに公開している人物を特定し、肖像権違反、著作権違反として訴える。

明らかに本人を想定した模した人物へのひぼう中傷、侮辱も含む。

いずれも規定により一週間の猶予を与えるが、それ以降は法的措置を取る。

ネットは無法地帯であってはならない。

この裁判をデタラメな都合勝手の解釈で愚弄し、違法な誹謗中傷を続けるユーチューバーと、彼を利用して悪意を持つ情報提供者がいるため、皆様にこの裁判のポイントと判決について簡単に解説します。

この民事裁判は、吉備さん(原告)側によって提出された甲1号証から甲72号証までの膨大な量の証拠に対し、JALが提出した乙第1号証から乙第2号証までのたった二枚ほどの新聞記事のみで判決が下ったという前代未聞の不当裁判です。

しかも裁判準備中に、**事故調査委員会はこっそりと、国民に知られないように、事故当事者のJALにボイスレコーダーを返却していた**ことがバレたのです。

どこに、520人という犠牲者を出した重大な証拠物を、事故を起こした当事者である航空会社に返却するような国があるでしょうか。それは例えば、殺人犯に証拠となった包丁を返すようなものです。つまり、この日航123便墜落事件は、警察も機能せず、事故調もゆがめられて機能しないまま、長年再調査もせずにほっておかれたのです。その現実を目の当たりにして、原告で遺族の吉備素子さんは驚きを隠せませんでした。

さて、この裁判のポイントと、なぜこの裁判が不当判決なのかを解説します。この解説はすべて裁判資料に基づくものであり、どの弁護士に聞いても間違いのないほど正確な情報を保証します。

1 東京地方裁判所で起きたこと

この裁判を最初に担当した三輪裁判長は、吉備さん側(原告)の訴状ならびに準備書面(民事の場合は先に書類を出して相手が検討をする時間が与えられる)を読み、これは重要な裁判だということで認識し、乏しい証拠(新聞記事のみ)のJAL側の弁護士に対して、もっと真剣に議論するように促した。JAL側弁護士は頭をかかえていた。吉備さんはこの裁判長ならば、公平に裁判を行って下さると安堵した。

ところが、判決を下す直前の法廷で、前触れもなくいきなり法壇に登場したのが、女性の加本裁判長だった。しかも、審理されてきた内容を理解しているとは思えないほどのふるまいであり、事実、吉備素子さんの陳述が入ったDVDを証拠調べの対象としなかった。その理由は、「郵便が届いていないから」であり、JAL側弁護士も「自分たちにも届いていない」と法廷で大声を出した。その後、再度検討して判決の日時が延びた。

案の定、その判決は極めてJAL側に有利なものであった。情報を開示しなくていい理由として、「JALは民間企業だから義務はない」「吉備さんは和解したからそれで終了」だけであった。「異常外力」や目撃情報も含め、機長の会話に文字記録が欠けている部分や空白がある事実などは、JAL側が一切答弁せずに無視したことをそのまま利用して裁判官も無視した。つまり、否定するほうが証明しなければならないので、必然的にボイスレコーダーJALが提出しなければならない。それを避けるために、議論そのものを避けたのである。

その本質も理解せずに、これをもってユーチューバーらが都合勝手に「異常外力」は否定されたとか、内圧だとか、後部圧力隔壁説が勝った、という議論には一切成り立たない。さらに付け加えると、過去「異常外力着力点」を認識した記者などがいて本を書いたとしても、その内容は印象操作に終始し、誰かの意向を踏まえて意図的に書いたものであろう。いわゆる事例として挙げて、否定することで内圧を強調したかったのであろう。今頃、自分が先だと主張するならば、なぜ、ジャーナリストとして知った段階で客観的に情報公開を求める行為をしていなかったのか。

今回は初めて裁判という場で正面から捉え、裁判所に提出した私の文献は、真っ向から「異常外力着力」の存在とその結果、垂直尾翼が破壊されたという計算式に基づき、正々堂々と取り上げている。十分な証拠をもってその存在の可能性を強く指摘している。

過去、知ってて知らんふりをし、何の行動も起こさない提灯記者や、その辺の知識も事情も知らないユーチューバーなどに、とやかく言われる筋合いは一切ない。私への侮辱に満ちた動画の削除要請をする。誹謗中傷、侮辱罪のガイドラインに沿って一週間だけ待つが、それ以降は法的措置をとる。なお、明らかに私が類推されるものも当然含まれる。

さて、突然入れ替わった加本裁判長は、吉備さんの遺族としての知る権利と運送約款上、JALに説明責任がある、という事実は認めた。

東京高等裁判所での出来事

控訴した法廷では、吉備さんが今度は自分の声を法廷に届けたいと陳述をした。その陳述中、土田裁判長はJAL側の弁護士は見ても、吉備さんには目もくれなかった。いわゆる無視である。さらに、三宅弘弁護士に対して、土田裁判長は、「これ以上証拠を出す必要もない」とため口で告げた。

この段階ですでに判決が決まっているような不公平極まりない法廷であった。本来はJAL側が出すべき和解調書が出てこないため、仕方がなく、こちら側が裁判所内の書庫から発掘して当時の和解に至る経緯や審理内容、和解調書を提出した。そこから驚くべき事実がわかった。簡単に3つにまとめてみる。

あまりにもおかしな状況下での和解であった。

以上が、この裁判で明らかになったのである。これは大変意義のあることであり、重大な事実である。

しかし、この土田裁判長は、この異常なほどの和解案を採用して、原告側が出した証拠にすがったのである。そして吉備さんに対して「JALが情報を公開する必要がない理由は、あなたが和解したからだ」とした。

これは明らかな不当判決といえよう。つまり、どの遺族に対しても、真摯に向き合い、墜落原因を説明する責任がJALにある。しかし、JALは不都合な部分をカットして遺族に説明をした。それが今、裁判でバレたにもかかわらず、裁判長は「もういいでしょ」という判決だったのである。

愛する人を墜落死させられた遺族に対して、新たな事実がわかったら、調査をすべきなのは当然である。どこに、「お金もらったからそれでいいでしょ」という判決があろうか。

最高裁判所での出来事

最高裁判所に上告し、第一小法廷での審理となった。全文は新刊本に記しているから原文を読んでいただきたい。

岸田首相が国賓待遇を受けて米国に旅立つ10日前に、突然「棄却」の紙が届いたのである。恐らく何も読まずにただ政府におもねり、棄却をしたと思われる。これは明らかな司法の汚点であり、戦後の情報開示がこの日本で全く機能していないという現れである。

情報開示とは当たり前に30年経てば、先進国の法治国家は開示しなければならない。しかし、この日航123便だけは、こっそりとボイスレコーダーをJALに返却し、しかも、今後JALにお伺いを立てても、国民は聞けないのである。

まさに悪意をもったブラックボックスだ。

これでいいのだろうか。これで再発防止などできるのだろうか。いいはずはない。

情報公開制度には、自発的な「寄付制度」もある。裁判内で、三宅弘弁護士は、JALに寄付行為を促したが、それをも無視している。どこにこんな偉そうな民間企業があるのだろうか。

国が保管すべきものを、単なる民間のしかも事故を起こした航空会社が保管し続けて、誰にも開示しないまま、偽情報を流し続けているのであれば、立派な虚偽の罪であり、詐欺罪である。その協力者と化したワタナベケンタロー動画などは、何も知らない視聴者を愚弄していると言われても仕方ない。しかも、吉備さんの味方の人たちの善意で課金を稼ぎ、「日航123便墜落の真相を明らかにする会」に、寄付を申し出た人の金を「明らかにする会」から彼に渡しているため、寄付者の意思に沿わない内容を垂れ流していることになる。

ワタナベケンタロー動画に対して「無責任極まりない!」、「金返せ!」という声が多数届いていることを明記しておく。

皆さん、今回の情報開示裁判で明確になった事実は大変重要であり、これはけして「異常外力」が否定されたわけでもなく、後部圧力隔壁説が勝ったわけではない。上記のように、単に「和解したから終わり」なのだ。つまり、和解していない遺族には、チャンスが残されている。ぜひ正当な権利を行使してほしい。その方法も含めて、拙著を読んでいただきたい。

www.kawade.co.jp

管理人です。

ユーチューバーK.W.氏が、神妙な顔つきで、周回遅れの過去の古い誤情報を流しているという情報が入りましたのでにお伝えします。

そのユーチューバーは、「日航123便墜落の真相を明らかにする会」に所属し、ご遺族の吉備素子さんにインタビューをしたい、力になりたいということで準会員でしたが、情報を取るだけ取ってその後、いつのまにか変節し、過去の古い誤情報を流す役割となってしまったようです。いまでは、誰もが不思議に思うほど、一体、どこに軸があるのかわからず、何が言いたいのかもわからず…。裁判記録も読まずに詳細も知らず、青山氏への侮辱罪、名誉棄損も成立するため、昨年より偽情報に対して何度か本人に忠告をしましたが、結果として、ご遺族の吉備素子さんから明らかにする会を除名された人物です。会員でありながら明らかな信義則違反です。

該当動画を削除しない場合、断固法的措置を取ります。

吉備さんからのコメントを皆さんにお伝えします。

「ユーチューバーさんとして駆け出しの頃、まだ誰も見ていなかった時、私も青山さんもあなたを信頼して、いろいろな資料も提供してきました。その資料は裁判資料にもなるほど詳細なもので、日航側は一切否定できませんでした。

しかし、裁判が最高裁での審理中の昨年ぐらいより、あなたは、いきなり日航の元パイロットを出してなんやら言わせて、次に、事故発生時の私らをだました人たちによる古い映像をぴっぱりだし、私が「これはおかしい」と何度も思ったことを、いまさらながら取り上げて、過去の言い分が正しいといわんばかりのネットを流しているのに大変驚きました。あなたが取り上げた映像は、私が疑問を持ったことを無視してきた人たちです。当初私らを煙に巻いた人間たちの使い古した偽証言を出して、やはりそれが正しいを思わせるような動画による偽情報の拡散は止めて下さい。今、私は大変怒っています。怒りが込み上げてきます。

今まで私が持った疑問を解決してきたのは、裁判資料に全部出ています。「明らかにする会」に連絡いただければ、どなたさんにでも弁護団から閲覧を可能にしますので、ご遠慮なくおっしゃってください。その時は弁護団の事務所に来て閲覧していただきます。

世間の皆様、私たちは、過去の証言や過去の番組がデタラメであると気づき、39年も前から疑問にもって、ようやく裁判という公の場に、これらの疑問を検証して証拠として出したのです。

それにもかかわらず、また逆戻りをして、当時のデマを世間に流す役割に、貴方がなっているとは、非常に残念でなりません。

ワタナベケンタローさん、私はあなたの動画に出演してしまったことを深く後悔しています。 私の動画は消してください。日航123便遺族 吉備素子」

これをもって削除要請といたします。

以上、管理人でした。

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なぜ彼らは信憑性に欠けるのか

青山透子

この日航機事件を語る時、注意しなければならないことは、当時の古い情報は全て誤情報であったという事実です。過去の様々な資料を読破した結果、これはおかしい、と思い、私が執筆した際、過去のあらゆる証言と事実を調査してきました。つまり、このユーチューバーの動画で指摘することなどは、当たり前にすべてわかっていたことばかりです。そのうえで、それを基本とし、その証言や事実を一つずつ検証をして調査を行い、その結果、結論が異なる、ということにようやく至りました。つまり、これだけの長い年月を経て私の作品があります。これが研究というものです。

それをすべてすっ飛ばして、過去の受け売りで動画を配信する意味などありません。

例えば、そのユーチューバーが何度か取り上げている藤原論文で論拠となる「日航の平沢専務」に関して、次のようなことが書いてあります。

当時の日航整備部に所属していた藤原源吉氏の論文「日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故」のシリーズ「技術と人間」から平沢専務に関する一部分を抜粋します。

「~日航の方は平沢専務が、事故調の方は武田委員長が受け持ち、公文書捏造を担当した~」

技術系専門論文集「技術と人間29」(6)より抜粋 藤原源吉著

つまり、**日航の平沢専務は、事故調査の内容や結論を捏造した責任者たちを役員に棚上げして口封じを行った、と書いてあるわけです。皆さん、ねつぞうですよ!明らかな違法行為であり、あるまじき姿です。さらに彼は、「** 口封じをする役割であった」とも書いてあります。ちなみに、この平沢専務は平沢技術部長時代に修理ミス及び事故発生時の最高責任者でした。(拙著「JAL裁判」のP278参照、藤原論文2000年6月号参照)。つまり、平沢氏はまず最初に技術部長として捏造し、その後専務になり、そして自分になびいた部下たちを役員にした、ということです。200ページ以上に及ぶ藤原論文には、何度も「H氏」が、過去からあらゆる場面において隠蔽してきたことが出てきます。そのH氏は、「平沢技術部長(修理ミス及び事故発生時の最高責任者で、今までH氏と匿名で書いてきた)藤原論文より抜粋」と明確にしています。

「~何も知らない遺族や国民は騙せるというのが日航のH氏一味のやり方である。その事実も知らないで、専門家も、航空評論家、文筆を業とするひとたちも、様々な説を著作として出版し、これまた何も知らない一般社会人の人心をデスターブさせているのが昨今である(藤原源吉、日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故より抜粋)」

その人物が提供したビデオ、その人物が出ている映像に、いまさら何の意味があるのでしょうか。

また今、圧力隔壁説を強調する本「松尾ファイル(徳間書店)」が出版されたそうですが、その資料の提供者の松尾芳郎氏は、

藤原論文によれば、「平沢松尾、岩崎、村田などを幹部とした日航裏組織マフィアと俗称され、整本(注:整備本部のこと)内では、家ダニのごとく忌み嫌われていた。彼等は本格的な技術力はゼロだが、権力にしがみつくことだけが目的の達成であるから、事故続発との相互関係が非常に高いのも客観的事実である。またマフィアと批判した者などは、ことごとく消されるか、左遷となるので、ただ無気力なブロイラーのごとき体制を呈するようになっていたのも事実である(藤原論文より抜粋)」

この平沢も平沢専務のことであり、松尾も松尾芳郎氏のことです。

技術と人間29(5)104ページより抜粋 藤原源吉論文

ちなみに、この松尾芳郎氏のお父様も日航でした。お父様の松尾静麿氏は「臆病者と言われる勇気を持て」という名言を残された方で、私の一番最初の「天空の星たちへ」の帯にそれを記しています。その息子さんとあろう方が、いまだに日航マフィアと呼ばれていた時代と同じ隠蔽に加担し続けるとは!情けない限りです。もしかすると、最後の懺悔の告白本と思いきや、嘘の上塗りのような本で、大変残念でした。

「技術と人間」というタイトルからもわかる通り、たとえ優れた技術があったとしても、それを使う人間がいい加減であれば大事故が起きる、というのが、この論文集の主旨でありテーマです。

さて、過去の言い分を正当化する「平沢専務」の「削除覚悟のビデオ」などをもとに、過去の人物や映像を登場させて語ったとしても、当時を知る日航内部の人間にとっては、この論文の通りであって、動画に出てくる人物は、当時の隠蔽の担当者であることは明々白々です。(整備士による複数証言あり)。

それも知らずに動画で取り上げたとすれば、重大なミスであり、片手落ちです。

したがって、過去のビデオや当時の隠蔽番組からは何も学ぶことなどありません。なお、この藤原氏は当時様々な問題提起をして内部告発したところ、精神病扱いにされて左遷されたそうです。ひどい話で、大変お気の毒でした。これが当時のJALでした。

追加で言えば、この論文は既に拙著(JAL裁判P269~P279)で取り上げているのを知ってユーチューバ―が取り上げていたようですが、都合が悪い部分を読まずに世間に伝えてはなりませんし、当然、このシリーズのすべてを視座に入れて全論文を読まなければ意味がありません。この平沢専務以外にも、藤原論文には当時の整備に関して「浅田、野田、中溪」という名前が出ており(技術と人間、2000年6月号P102)、彼らの合理化案と隠蔽が事故を生んだということです。ただ一つ残念なのは、この藤原氏が「異常外力着力点」を知らずに書いた論文ゆえ、その点は差し引かなければなりません。藤原氏が著作したこの論文の掲載年は1999年から2000年であり、2013年の報告書別冊の存在は知らなかった様です。異常外力着力について別冊に記載されている計算式に基づき、それをもとにして論じてほしかったです。

いまさら過去に逆に戻るような、偽情報の垂れ流しは絶対に許されません。

古い映像を出せばそれが正当化できるというのでは、あまりにもお粗末であることを、もっと自覚してほしいと思います。

「異常外力着力点」ときちんと向きあうべきです。

さらに、科学的データにもとづき、当日墜落現場の山中で使われた燃料が武器燃料であるという結論を「うわさ」話やデマだと動画で否定するならば、あなたが自分でそれを証明しなければなりません。

つまり、裁判では、否定するほうが実験をして、否定を立証しなければならないのです。その否定する根拠を自ら客観的に、研究機関にて科学的に証明しなければならないのです。それをせずに「噂話」と言ったことに対し、徹底的に抗議します。

「異常外力着力」は、事故調別冊を丁寧に読めば明らかに存在していることを裁判で指摘しましたところ、JAL側は何も反論できませんでした。判決は情報開示請求を不開示、とした理由は、「吉備さんは和解したから終わり」ということであって、異常外力着力点を否定されたわけではありません。むしろ否定をJALが証明できなかったのです。それもわからず、ワタナベ氏が裁判結果の誤情報を垂れ流す動画も絶対に許せません。

吉備さんの動画同様に、その動画の即時削除を要請をします。一週間で消えていない場合、法的措置を取ります。それがネット動画で虚偽を流布した責任です。裏に指示をした人間がいれば、白日の下に晒し、裁判で明らかにします。吉備さんは怒り心頭です。

ちなみに、こちらはすべて科学的データと証拠を裁判所に提出しています。

このユーチューバーのように、何の科学的証拠もなく、古い映像のみを取り上げて、しかも、隠蔽担当者の話を事実だという人物こそ、 デマを世間に言う虚偽の罪が問われかねません。虚偽は人をだます詐欺にも通じる重大な犯罪です。

都合よく変節して視聴者数稼ぎをしている、と言われても仕方がありません。

思えば、あなたは最初は米軍の仕業であることを強調しており、だんだんと自衛隊の仕業であることが分かってきた頃より、JAL側、政府側の口ぶりに変節していったように見えました。そして今や、政府筋の金が入ったような広報マンと化したと、以前のあなたを支持していた方々から失望と疑惑のメールも届いていました。もしも、万が一、そのユーチューバーの古巣が仮に自衛隊であれば、または自衛隊関係者が身近にいるならば、自分に厳しく正面から異常外力の着力を検証していただきたいと思います。

私は古巣のJALだからと一切かばうことなく、日航が嫌がるほど厳しく追究し続けてきました。日航の欠点も高浜機長と自衛隊の関係も追及してきました。それこそが本当の会社への愛であり、公共の器としての航空会社のあるべき姿であろうと思うからです。それを意識しない限り、悲惨な航空機事故の再発防止などありません。

その厳しさは、新刊本をじっくり読んで頂ければすべてわかります。

いま、パリオリンピックの最中ですが、過去の記録を更新して、新たな地平へ向かうことこそが人間の進歩であり、学術的思考です。進歩とは、そして学術的研究とは、過去を否定して検証することから始まるのです。すべての科学的思考はそこからくるのです。

いよいよ発売です。真実の地平にむかい、皆さんと一緒に真相を洞察していきましょう。

かたくなに「異常外力着力点」を再調査せず

相模湾機体残骸引き上げ」を実行しない運輸安全委員会は存在価値があるのか

ふと、あかね雲を見て思う。

この日本で、いったい誰のために事故調査をしている委員会なのだろうか。

また現在、防衛大臣が元JAL社員の木原稔氏であることは誰もが知る事実である。木原稔氏が大臣になった時、ちょうど情報開示の裁判の最中であった。そして最高裁が判断したときである。「異常外力の着力」をもたらしたと推定できる関係組織の大臣である。

事故を起こした当事者の日本航空JAL)にいた人間を意図的に大臣にしている。だからこそ、ボイスレコーダーJALに保管させた、としか思えない。そしてまた、羽田空港炎上事故も隠蔽しようとしている。なぜならば、まだ事故原因が明らかになっていない時期、1月の早い段階で、JALは自分たちで機体残骸の保管を申し出ているのである(詳細は新刊本にて)。こっそりとボイスレコーダーを再び保管するつもりのようである。

さらに、乗客から映像を預かってセレクトして渡していた。つまり警察がすべき役割をJALがなぜか肩代わりしているのである。NHKでは、

「国の運輸安全委員会が旅客機の乗客に対し、航空会社を通じて当時撮影した動画の提供を依頼していたことがわかりました。こうした依頼を行うのは異例」とある。

www3.nhk.or.jp

みなさん、これらを見て何を考えますか?

単なる民間企業のJALが、まるで警察気どりで事故調を牛耳っている、としか思えないだろう。

木原稔防衛大臣について、これらに対する影響がない、とは言い切れないであろう。

なぜならば、防衛省海上自衛隊トップ酒井良海海上幕僚長が先月辞任し、281名以上が処分され、逮捕者もいたにもかかわらず、シビリアンコントロールすら全く効かない状況下、自身の責任をとらずに、木原氏はいまだに辞めないからである。

その理由は、JALとのつながり、と言われてもしかたがあるまい。

それとも秘書の篠田了氏(元JAL社員)が、防衛関連の事業や航空事業(実態がないそうである)を営んでいるから辞任できないのだろうか。

文春砲を浴びても、現役大臣の強みなのか、今でも篠田氏はまた名前を変えてNPO的な組織を装い、防衛関連事業のコンサルに食い込んでいるそうである。よほど美味しいらしい、との情報も入った。こんなことを野放しにして許されるはずはない。

詳細は文春オンラインへ

bunshun.jp

さて、話は39年前に戻す。

当初、ご遺族に対し、運輸省事故調査委員会の委員長の武田峻氏はこう語った。

なお、これは複数の遺族の証言をもとにしている発言であり、事実である。

武田峻氏「相模湾に沈んだままの残骸引き上げにはお金がかかりすぎるし、場所もわからない。何よりも海底に沈めておいたほうがよい。引き上げれば錆びるから」

今、これを聴くと誰もが笑ってしまう話である。サビるから、という言い訳もすごすぎる。

2019年に国会議員が国土交通大臣に質問をした結果、お金は数千万円位だそうだ。もっと安くできるサルベージ会社もある。超莫大な防衛費のほんの一部を回せばすぐできる。

相模湾の機体残骸は、民間の放送局がすでに発見し、国会議員が何度か引き上げに言及してきた。

しかし、いまだに無視し、一切やらない。

つまり、国民の税金で委員会が成り立つにもかかわらず、重大な使命と仕事を放棄しているということである。これでは、再発防止にもならないことぐらい、誰もがわかるであろう。ちなみに、現在の委員長も武田という同じ姓である。因縁なのか、わざとなのかはわかない。

それではなぜ、日航123便機体残骸の相模湾引き上げや再調査を実行しないのか。

事故調査報告書の別冊に掲載された「異常外力の着力」によって垂直尾翼が崩壊した、これが無ければ計算式が成り立たない、と書いてあるのは、誰もが読めるはずだ。

それにもかかわらず、それを指摘すると「陰謀論」だというならば、別冊を書いた事故調査委員たちが陰謀論者となる。それぐらいもわかるであろう。

事故調査委員は、別冊に事実を明記したにもかかわらず、最終的に結論が政府の圧力で捻じ曲げられて本当の陰謀論者になってしまったということだ。

実は、どの国でも誤射や自国の軍隊による死亡事故等、こういった事例は多数あり、問題はどうやって過去と向き合うか、である。

これをきちんとしない限り、再発防止にはならない。

そして、自分たちの罪を消してもらおうと、JALが送り込んだとしか思えない木原稔防衛大臣にお伺いしたい。

世界情勢が危機感をもっている今、辞任という形ではなく、リーダーシップをとっていくと明言している以上、このご自身の古巣であるJALをかばう姿勢ではなく、日航123便墜落事件を厳しく追究し、国民から選ばれた国会議員としての役割をまっとうしなければ信頼などできない。防衛の義務を請け負う防衛大臣として、過去ときちんと向き合い、誠実に仕事をしていただきたい。それが出来ないならば、即辞任してほしい。

熊本老人ホームを舞台とした裁判取り下げ事件のように、国会議員の立場を利用して、偽情報を流し、国民の知る権利の邪魔はしないでいただきたい。木原稔氏が、「自衛隊説は陰謀論」と調査した結果を言っていた、という参議院議員がいるそうだが、そうあれば、ご自身の手でJALボイスレコーダーを提出させて公開し、徹底的にその根拠を示していただきたい。

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青山透子氏監修の漫画

「漫画誰も書かない 日航123便はなぜ墜落したのか森永卓郎著・青山透子監修・前山三都里マンガ(宝島社)」が大好評です。この事件に関する問題を誰にでもわかりやすく、簡単に表現したフィクションです。ぜひご一読ください!

監修を担当した青山氏からひと言

「漫画という新しいアプローチで多くの皆様が知り、さらに広がっていくことを期待します。漫画の監修は初めてでしたが、ちょうど自分の新作の最終段階と重なり、大変な作業でした。心血を注いで詳細に分析して、客観的資料をもとに仕事をしました。

基本的には漫画ですから、あとは皆さんの想像におまかせします。なんとまあ!とびっくり仰天しながら、漫画の良さを感じてぜひお読みください」。

管理人です。

皆さま、大変お待たせいたしました。入念な取材を終えて、青山透子氏の待望の新作が完成いたしました。現在、予約受付中です。今回は、最高裁までの道のりとその過程に加えて、なんと驚くべき『新事実』が現れました!

さて、新事実とは何か!びっくり仰天の新作をどうぞお楽しみに!

日航123便墜落事件ー隠された遺体

河出書房新社 新刊本

www.kawade.co.jp

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最高裁裁判報告は、明らかにする会ホームページ、ならびに女性自身記事をご覧ください。

日本航空123便墜落事故」裁判終結に、夫を亡くした81歳の遺族が期す「真相究明」次なる一手とは(女性自身オンライン)

jisin.jp

上毛新聞ニュース

www.jomo-news.co.jpj

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読者の皆様へ

青山透子です。

しばらく更新していないため、随分心配して下さった方もいらっしゃったようですが、昔からの読者の皆様は、すでに察しがついておられたことと思います。

最高裁は上告棄却という大変残念な結果になってしまいましたが、吉備素子さんは、記者会見で『私は絶対にあきらめません』ということでした。不当判決であることは明々白々であり、弁護団に感謝しながら、今後について、吉備さんは、大変心強い発言をされていました。

また、今回私も、ようやく一区切りということで、日航123便の執筆は最高裁の報告をメインで書くつもりでしたが、新年早々、急きょ、驚くべき新事実が飛び込んできました。

そこで、ここ数か月、主要な関係者にお会いし、さらにインタビューへと、かなり多忙を極めておりました。従って、このブログを書く余裕すらありませんでした。

なお、皆様もご存じの通り、ネット社会は良い面もありますが、この問題を語るにあたり悪意を持った情報操作や便乗者も多くいます。

また、ブログという限られた場で伝えられる情報量は限られています。

私のスタンスとして今後は、ブログでは簡単な報告や緊急の情報のみとし、本にて詳細に真実を伝えていきます。

特に、私らしく博士論文形式で充実した内容をお届けします。皆様の要望と期待に答えるべく、つねに努力していきますので何卒よろしくお願いします。

ノンフィクションを書くということは、そこに至るまでの膨大な量の書物を読み込み、さらに資料を集め、ファクトチェックをし、念には念を入れて調査し、関係者にインタビューをして、一歩ずつ積み重ねて仕上げていくものです。ここでその大変さを自慢するわけではなく、そうやって書く姿勢、そうやって仕上げる本だからこそ、皆様の支持があると思っています。

一行を書くにあたっても、ノンフィクションは特に事実をもとにするため、想像では書けず、そのための情報収集と事実追求に心血を注いで書いています。

そうやって完成した本をわかって下さる読者の皆様にお届けできることを、大変嬉しく思います。

そして、39年経てもなお浮き上がる新事実、この重さを感じて頂きたいと思います。

初版本は限られていますので、お早目にご予約いただければ嬉しく思います。

皆さま、まだまだ頑張っていきましょう!

管理人です。

現在最高裁判所に上告中の吉備素子氏より、青山透子公式サイトの場を借りて森永卓郎氏への感謝を述べたいということですのでここに掲載します。

世間の皆様へご協力のお願い 吉備素子

皆様もご存じの通り、アマゾン総合一位となった森永卓郎氏著作「書いてはいけない」に、しっかりと書いていただきました吉備素子です。

森永さんには早稲田大学での講演会でお会いして以来、ずっと応援をしていただきました。有名な方なのに気さくで優しく、本当に頭が下がる思いです。

ご著書を拝読し、有難くて涙が出てきました。力強い応援をいただき、感謝、感謝です。深い信頼関係にある青山さんと同じように、森永さんのような心から信頼できる方に出会えて私は幸せだと思っています。抗議をうけてもなお、味方になって下さる姿はすごいなあと感動しました。

ガン治療は大変だと思います。私も裁判以降、何度も手術をして大腸がんにもなりました。でも、皆さんの応援のおかげで驚くほど元気に回復しています。森永さんには、ぜひガンを乗り越えてお元気になっていただけるよう皆さんで心をこめて森永さんを応援しましょう。よろしくお願いします。

追記させていただきます。

私は39年間もかけて真実を追い求めてようやくここまできました。

森永さんも青山さんも私の思いを汲んで下さいました。その気持ちを無にするような悪質な書き込みはすべて排除させていただきます。

特に、この期に及んで森永さんや青山さんを「陰謀者」と書く人間は、逆に自分が陰謀者であることを公表していることになります。

「異常外力着力点」が直接原因だと、しっかりと事故調査報告書に書いてあることをクローズアップしたのが青山さんです。それが何で陰謀なのですか。

なんで、事故調査報告書に書いてある「異常な外力が垂直尾翼を破壊したことが起因」であること、それが「11トンの外力であった」と書いてあることを、当たり前に伝えている人たちが「陰謀者」なのですか。

私ら遺族が和解したときに、こんなことは一切説明されませんでした。

なんで、日航はそれを隠したまま、無理やり和解をさせたのですか。

事故機の機長が自衛隊出身者であったからですか。高浜機長が何等かの形で関与していたことがわかったからですか。

当時のテレビ報道で、「自衛隊数人が射殺された模様です」とテロップが流れました。その5分ぐらいあとに「先ほどの自衛隊員の射殺報道は誤報でした」とテロップが流れて社会部の記者が再度読み上げた映像も見ました。39年前の報道に携わった人からも証言を得ています。裁判でも提出できます。

それを本に書いている青山さんが何で陰謀なのですか?

「陰謀」と騒ぐ人、不透明なことをしている人たちこそ陰謀者です。

青山さんや森永さんなどを陰謀者と呼ぶその人こそが「本当の陰謀者」です。

無知な人間が、なんでいつまでも否定するのでしょうか。日本語がわからないのでしょうか。小川和久という軍事評論家が、テレビでふざけたことを言っていたことも森永さんの本からわかりました。この人は、命の大切さを何だと思っているのでしょうか。

なんでこの人のように自衛隊出身者は自分たちの犯した罪を反省もせずにいるのでしょうか。テレビを利用してデマを流す人は卑怯でしょう。

自衛隊ではないというならば、なんで自分たちできちんと説明しないのでしょうか。

防衛大臣木原稔という元日本航空社員がなったのは、私が岸田総理にこの事実を伝えたからでしょう。それならば、木原稔大臣は、まずシビリアンコントロール(弁護士の先生方に教えてもらいました)が先でしょう。木原さん、あなたの選挙区で原告の市原和子さんが、日本航空社員だったあなたと同姓の事務局長にデマを聞かされて、認知症ということにされて取り下げさせられたのですよ。それがどういうことか、ほんまにわかっていますか。

昨日は防衛大学校での卒業式がありましたが、岸田総理も勇ましいことを言う前に、人としてまず先に武器を持つ人間の心構えと命の大切があってこその防衛だと、まっとうな精神を説くべきでしょう。自衛隊内でのセクハラやいじめも多発しているからこそ、反省と自らを律する精神を説くのが先だと思います。

税金で防衛費を増大させる前に、この事件を明らかにする、反省する、遺族に謝罪するのが先です。

事実が違うのであれば、日航も元社員を使って裏で原告を取り下げさせることを画策するのはなく、また、ネットで陰謀だと騒ぐのではなく、正々堂々と裁判に出てきて述べる、それが当たり前でしょう。不満ならば私のように法廷で陳述してください。

皆さんそう思いませんか?

まず先に人間としてまっとうな道を歩んでこそ、本当の防衛であって自衛隊です。

災害派遣でお世話になった人たちは、別にあなたたちを疎ましくおもっているわけではありません。心から感謝しています。

だからいまこそ39年前の先輩方の罪をつぐなうべきだと、私は思ってます。

いまだに青山さんたちを陰謀と呼ぶ人がいれば、発見しだい、次の言葉を伝えてあげてください。おそらく、自分のしている罪が理解できない無知な人たちやと思てますので、よろしくお願いします。

いつまでも陰謀として隠したい本当の陰謀者へ

「私は日航123便で夫を亡くし、今最高裁日航に情報開示を求めている吉備素子です。あなたのような書き込みは、大変迷惑です。遺族として厳重に抗議します。長年、協力して下さっている青山氏や森永氏、弁護団の皆さんに申し訳がありません。これ以上、私たちを陰謀者と呼んだ場合は、告発いたします 吉備素子」