気まぐれ感想文 (original) (raw)

「サルベーション２」はえええええええええええ！？

2018年 12月 26日

今週は第11話～第13話。
面白かったけど、ええええええええ！？

誰か物理がぱっぱらぱーの私に教えてくれ。
結局アレはなんなのだ？

まさかまさかのヤツラの目的。
こんな展開、全然予想してなかった！

ずっと疑問だったのは、なぜ敵は小惑星対策をしてるダリウスの邪魔をするのかということで、敵だって死ぬのは嫌なはずだし、もしかしてダリウス以上に有効な策でも持ってるのか？と考えたりしてたんだけど、まさかその策が箱舟ドロボーだったとはーーーっ！

というわけで、最終回ということで、まずはキャラそれぞれの感想を。

・巷で不評らしいジリアン
ジリアンだけでなく登場人物皆がそうなんだけど、このお話に出てくる人は皆普通の精神状態ではありません。
いくぶんかまともなのは財力と権力を使ってシェルターに入れる人、わずかでも小惑星に対抗できる軍事と科学技術の能力を持ってる人くらいかな。
ジリアンがついてなかったのは、政府中枢という滅亡との戦いの最前線に身を置いてしまったことで、ダリウスの希望だったとはいえ本人にはしんどかっただろうと思います。
そういう時にリアムがレジストに取り込まれちゃって、糸がぷつんと切れてしまいました。
なぜ設計図！？とこっちも思ったけど、責めるのはちょっと可哀想かな。

・ぶれないグレース
逆にグレースは「娘の未来のために生きる」という信念が確固としてあるので、どんな時でも判断がぶれないし、危機になるほど動ける。
後半は「ダリウスのことどう思ってんだろ？」と思いつつ見てたけど、ちゃんとしっかり好きでいてくれてよかった。
ダリウスとグレースは、大統領と彼を支える補佐官という関係より、民間人として好き勝手やるダリウスとそのお守をやるグレース、という関係の方がしっくりくる。
最終回の二人はとても良かったな。

・お気の毒なハリス
二度グレースにフラれることになっちゃって超気の毒。
クレアが撮ったセクシーショットをグレースにも見られて超気の毒。
こっちからしたらいろいろおいしいハリスで、最も頼れるのもハリス。
ひとたび敵と認定したら冷酷になるけど仲間への情は厚い。
上司としてはかなりよさそう。
ダリウスの部下になるのは勘弁だけど、ハリスの部下ならいいなあ。

・科学者なんだよねーのリアム
レジストに取り込まれていくリアムは「こんなもんなのかもしれないなあ」でした。
研究に熱中できる環境があればそれでいいってところ、科学者にはありますよね。
報酬と生活の保障さえしてくれれば独裁者の下で研究開発するのもOKって。
それはリアムだけでなくドラマに出てきた一部の科学者もそうでした。
とはいえリアムは単純な科学バカではなくて、あれは看護師のお母さんのおかげなんだろうなあ。
家族の力は大きいね。

・こじらせてるアリシア
登場したばかりの頃のうさんくささ、ダリウスには蛇蝎の如く嫌われ、一体どんな人なんだろうと思いきや、なんと女ダリウスだった。
似た者同士なんですね。
でもアリシアにはダリウスにとってのテスやラズロはいなかったっぽい。
大事なものは愛情しかないという確信まで持てたダリウスとの違いは大きい。
レジストを家族と思うとか、ダメだよね。
居場所ではあったんだろうけど。

・どうしてくれようのディラン
びっくりした。
ネロはこいつだったのか。
嫌いな父のやり方をやっちゃうところが、もうガキンチョとしか言えないのだが、もうさー、これから親にもなるんだし、子供に言えないようなことするのはやめようよ。
「核兵器でNYを人質にとったんだ、もちろん本気で撃つつもりはなかったよ」って、あんたそれゾーイに言えるのけ？
せいぜいこれからゾーイに根性叩き直してもらえ。
永遠に尻に敷かれてしまえ。
レジストはクロフト教授を殺してる。
君は人殺しです。

・働き者のアロンゾ・カーター刑事
ダリウス救出もこの刑事。超働き者。
怪我の治りが早いねえ。
最後の写真立てはなんだったんだろ。
裏から出てきた紙は何！？

・有能なグレースパパ
好きだったんですよー。
ダリウスが寝てる間に釈放されてたらいいんだけど、どうなったんだろう。
グレースが何も言ってないので万事OKなのかな。
こんなことになってしまっては自分の仕事を内緒にしてたらしい奥さんにも打ち明けないといけないと思うけど、どうなってるんでしょうねえ。

・ダリウスLOVE
何をしてもカッコよかった。
愛嬌と決断力が好き。素敵。
サルベーション号に乗ってぶつかってくると言った時は、アルマゲドンの曲が頭の中を流れた。全然合わなかった。
グレースのこと愛してるけど自分に未来がないから未練もないし、ああいう発想がするっと思い浮かんじゃうんだなあ。
後遺症はいつかは解消されるのだろうか。
得体の知れない小惑星もどきに病気に役立つ何かが都合よくあったりしないだろうか。
ドラマの先はなくても彼の戦いは続く。
ダリウスの未来に幸あれ！

ラストシーンはあの５人でしたね。
これは揺るぎないんだな。
シーズン３もきっとそうなる予定だったんだろうな。
小惑星もどきの分析と解明、処理までいく予定だったかも。
ダリウスの体もね、一体どうなるんだろう。

いろいろ思うことはあるけど、この先の想像をするならまずはこれまでの解明をしなければならない。
ということで、次は「受け入れる～」のバスとニコラス叔父の悪人コンビについて書きたいと思います。

あの二人はクズ中のクズでした。
立派なクズ。
箱舟ドロボーは宇宙の藻屑になってしまえ～～～～～～。

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。

by teri-kan