会津へ富士山へ (original) (raw)

前回のブログ更新が約3ヶ月前。やはりものぐさ太郎の悪い癖が出てしまいました。その時のタイトルは「涼を求めて〜」で、その当時は相当暑かったのですが、最近はずいぶん秋が深まってきています。そして行楽日和になってきました。

そしてそんな言葉に乗せられるように会津地方と富士山に行ってきました。

会津地方

こちらは1泊旅行でした。当然秋晴れ、を期待したのですが初日はガッツリ雨が降っていました。それでも、しとしと降る雨の中での会津もいいもんだろう、と気を取り直していざ出発。早朝の東北道を北上して白河ICを出て国道289、121号線を経由して大内宿へ。道中もずっと雨天でした。10時頃に到着しましたが、すでにまあまあな数の観光客が来ていました。人気の高さがうかがえます。

まずは腹ごしらえ、と思ってネギ蕎麦で有名な三澤屋へ。でもさすが有名店だけあり、こんな時間でも待ち時間50分と言われました。なので、大内宿を見ながら時間潰しすることにしました。藁葺き屋根の家屋が並ぶ一本道をぶらぶらし、全体を見下ろせる丘まで登ってみました。

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上から見るとこんな感じの宿場町。

で、土産物屋を冷やかしながら歩いているとちょうどいい時間になり入店。早速名物のネギ蕎麦を注文。

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どどーんと着丼。生のネギが一本蕎麦に突き刺さっています。

想像以上に大きなお椀に蕎麦が盛り付けられており(並でもまあまあな量です。大盛りは結構な量です)、そこにネギが突き刺さっているというシュールな光景が目の前に。お店の人によると、ネギを使って蕎麦を食べ、薬味としてネギをかじってください、とのことでした。それに倣って食べたところ、意外とネギが美味しくて、ガジガジ食べることができました。もちろん箸も使っていいのです。美味しくお腹いっぱいになれました。口がネギ臭くなりますが、個人的には何も気にしません、ていうかいい感じです。

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赤べこ911

その後県道131号を北上して大内ダムへ。ここでは雨天ながら紅葉を見ることができました。

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雲がかかり、なんとも幻想的な紅葉の写真になっていますが、実際にはかなり強い雨😅

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今回の紅葉と911の組み合わせのベストショット。

ひとしきり911と紅葉の撮影を楽しんだ後はそのまま会津盆地に下っていき、次の目的地である会津城(鶴ヶ城)に到着。ここでもやっぱり雨でした。

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会津城でもやっぱり赤べこは健在。

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お城の本体。戦後再建されていますが、それでももう築50年は経っています。

お城の中には会津城の歴史、白虎隊のこと、などが展示されていました。飯盛山で若者が自刃したエピソードは有名ですが、生き残って能力がある人たちはその後の日本で大いに活躍していたことを知ったのが印象的でした。

この日はそのまま磐梯熱海に宿泊。温泉に入り浸りました😆

翌日は打って変わっていいお天気になりました。で、この日のメインイベントである猪苗代湖の遊覧船に乗りにいきました。

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船は白鳥と亀があるようですが、私が乗ったのは白鳥。

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いよいよ出港です。

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磐梯山が見えました。

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デッキでぼーっとするのもいいものです。

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911と記念撮影。

そして近くにある野口英世記念館にも行きました。どうやら地元だったようです。

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生家がまるまる保存されていました。

記念館は野口英世の立身出世のエピソードを見せていました。学歴がなかった野口英世は学閥を重視する日本の医学界に入れてもらえず、実力主義の欧米で有名になっていたとはなんとも皮肉な話です。そしてこのようなことは決して過去のことではなく、現代日本にも当てはまることだと思います。

そしていよいよ帰るのですが、せっかくなので磐梯吾妻スカイラインに寄り道してみました。

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途中の国見台です。ここからも磐梯山が見えます。

そして紅葉が少し過ぎた風景を愛でながら浄土平を目指します。葉は落ちていましたが白樺の群生が素敵でした。でもレストハウス付近は駐車場待ちの渋滞。こちら側は大したことなかったのですが、福島市側は長蛇の列でした。

そして福島市で晩御飯を食べて帰途につきました。

・富士山と山中湖

とある土曜日の昼過ぎから子供のPTAがあったのでそれに出なければいけませんでしたが、その前に時間が作れそうだったので、早朝(暗いうちから)から富士山を見に行っていました。

深夜割引時間帯に東名高速に乗り、御殿場ICまで走りました。そして目的地である富士山を目指します。

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朝ぼらけ。

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日が出るにつれて富士山がぼや〜っと浮かび上がってきました。

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赤富士になっていました。これはiphoneで撮影。

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これはコンデジの望遠いっぱいで撮影(100mm相当)。iphoneで撮った写真より富士山がグッと引き寄せられます。

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これはスクエアにトリミングしたもの。画面に安定感と緊張感が出てきたと自画自賛

この後、県道147、730号線を経由して富士山を見ながら山中湖を見下ろせるポイントへ。期待通り快晴だったのですが、眼下には初めて見る光景が・・・。

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地上の朝靄が広がって、まるで雲海のようになっていました。当然富士山には朝日がばっちり当たっています。

初めてみる光景に年甲斐もなく興奮してやたらめったらシャッターを押しました。周辺は私と同じようにこの素晴らしい光景を見るために人や車が多数止まっていました。このため、911と富士山と朝靄を一緒に入れてスッキリ写真を撮るのに一苦労😅

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後方に朝靄がチラッと見えます。

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911にも朝日がばっちり当たっています。

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写真を撮ったりこの光景を見て佇んだりしていました。

とても貴重な瞬間に出会えました。

で、お決まりのように山中湖まで下っていきます。眼下に広がっていた朝靄に突入するので当然・・・、

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こういう風景が広がっています。この場所では本来富士山がバックにあるのですがまるで何も見えません。

しかし、日が上るにつれ、朝靄は徐々に晴れてきます。

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富士山が見えるまで後もうちょい😆 白鳥が佇んでいました。

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そしてこのような風景が広がりました。

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そこへ白鳥が。まさに役者が揃い踏み。

子供のPTAがあるのでここでタイムアウト。このあとは道志道をひた走り、学校に向かいます。当然オープンにしてワインディングを走っていくので気持ち良くないわけはありません。ちょうど他の皆さんと逆方向に走ったので、自分のペースで走れました。

またいろいろ走りにいきたいと思います。