threeDEWの日記 (original) (raw)
(Or) ドビッシー ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」
このオケは間違いなく一流です
放送交響楽団の特徴である、旋律よりリズムが優れている。
弦楽器は、とっても実力がある。2曲目、弦をそれぞれ2プルト減らした時、明らかに、厚みが減少した。プルトの後ろの方でも、しっかりとした音を出しているということである。
展覧会の絵では、管楽器が活躍するが、素晴らしい音色であつた。
曲目から、音楽的な感動を味わえる曲では無かったが、音色やリズムで十分に楽しめた。
🌟🌟🌟🌟🌟
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アンコール : Beethoven 弦楽四重奏曲 第13番より第5楽章「カヴァティーナ」
大変いい演奏会でした。
1996年大阪室内楽コンクールで第1位。この頃はまだ、頻繁に音楽会に行ってなかったので多分聴いていないと思います。今日が初めてです。
ヘンシェル兄弟に、今のチェロが参加して1994年に活動を開始しました。
大変上手いクヮルテットです。お姉さんのビオラも上手いです。
アンコールも素晴らしかった。
🌟🌟🌟🌟🌟
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世の中には上手いクヮルテットは、幾らでもあるのですね。
アンコール :
[前半:ユジャ・ワン(Pf)のアンコール]
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調 op.72-2(パッパーノとの連弾)
チャイコフスキー(E.ワイルド編):「白鳥の湖」から 4羽の白鳥の踊り
カプースチン:8つの演奏会エチュード op.40から トッカティーナ
[後半:オーケストラのアンコール]
フォーレ:パヴァーヌ op.50
指揮者サー・アントニオ・パッパーノのインタビュー(プログラム及びWebでもあり)からの抜粋です。
『「サー・サイモン・ラトル(1955- )がベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者からLSO音楽監督に転じた2017年の時点では、私を含めた誰もが〝帰郷〟ととらえ、長期政権になると信じていました。サイモンはLSOにふさわしい新たなコンサートホール建設にも奔走しましたが、英国のEU(欧州連合)離脱=ブレグジットを端緒とする様々な混乱に阻まれ、2023年で辞任してしまったのです。この大きな驚きが、私に全く予期していなかった幸運をもたらしました。首席指揮者に就く1年前、2023/24年シーズンから実質シェフの仕事が始まってヨーロッパ域内2回のツアーを率い、就任早々の9月には再び日本を訪れ、首席指揮者のお披露目ツアーに臨みます」』
ラトルがバイエルンへいった理由がわかりました。
ラトルとLSOの演奏は2回聴きました。一回目は就任早々、二回目は辞める直前でした。良い指揮者がオケを鍛えると良くなるのがわかりました。
それと今日の演奏の比較ですが大分違いますね。どう違うか説明は難しいです。
今日は選曲から大きな音量が出る曲です。そのせいもあるでしょうね。
出だしは、弦の音がきれいで感心しました、一流のオケの響きでした。
ピアノ協奏曲、ソリストは背中丸出し、超ミニのワンピースで登場しました。この人いつも奇抜な服ですね。
ピアノのアンコールでは、指揮者と連弾でした。指揮者がメロディーを弾き、ユジャが伴奏です。ユジャの高音、ピアノタッチが良く、音の粒が艶やかです。
サンサーンスの3番は、オルガン、ピアノ連弾、3管編成で大音量でした。
音楽的な味わいは少なかったです。
🌟🌟🌟🌟
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アンコール : J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲より アリア
ジャック・デュフリ:シャコンヌ
芦屋出身、神戸女学院中高部を経て同大学音楽部を首席卒業、ジュリアード音楽院古学演奏修士課程を最優秀の成績で終了、ニューヨーク・マンハッタン在住。日本、米国、欧州で活躍中。
この経歴ををみると、実家がお金持ちでしょうね。
演奏は優しい演奏でした。Bach とフランスを対比しながら、交互に演奏されました。
演奏は、対比するというより同じジャンルの曲に聞こえました。
アンコール一曲目、凄くいい演奏でした。全部がこの内容だったら🌟🌟🌟🌟🌟です。
🌟🌟🌟
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アンコール : Brahms 5つの歌曲Op.106より 第4曲「私の歌」
4つの歌曲Op.43より 第2曲「五月の歌」
一曲目は聴けませんでした。出だしは好きなメロディーなのですが。
第3番2楽章、素晴らしい演奏でした。
以前諏訪内のことを「大家の風格がある」と言いましたが、それを超し「大家」です。
🌟🌟🌟🌟🌟
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アンコール : Solo J・S・Bach イタリア協奏曲 第3楽章
Or. アイゼンドレ「アツィンヘイラ」より「ダークグリーン」
¥2,000のプログラムが2種類売っていました。表紙が違うだけですか?と聞くと、「中身も少し違います」と返事を聞き、表紙の気に入った方を買いました。
その中に、この楽団に所属している、副主席コントラバス奏者森武大和のインタビューが掲載されていました。大変面白い内容です。大阪公演では、Topを弾いていました。
『ウィーン放送交響楽団はウィーン・フィルやウィーン交響楽団と全然違います。ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団は、メロディーなど横のラインを朗々と演奏するのが得意です。ウィーン放送交響楽団は、縦のラインやタイミングを合わせるのが秀でて得意だと思います。ドイツ語圏では、ドレスデン国立歌劇場楽団は前者、バイエルン放送響は後者です。縦線が合うのは、放送響の特徴なのかもしれません』
そう言う意味では、Beethovenの7番は、リズムの塊の様な曲ですので、ピッタリですね。
プログラムを先に見ていたので、Mozart のコンチェルトでも、Beethoven7番でも、縦のラインをが優先させた演奏であったと感じました。
私はどちらかと言うと、メロディーを重視した方が好きですね。
アンコールでは、指揮者がアメリカ人であることを強調した演奏でした。大変愉快な演奏で
シャンパンの音に合わせて、奏者がコルク鉄砲を客席に向かって撃っていました。最後には指揮者まで、コルク鉄砲を撃ちました。
11月にバイエルン放送響を聴く予定です。どんな印象でしょう。
🌟🌟🌟🌟
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アンコール : ピアニスト ショパン ノクターン第20番「遺作」
いい演奏会でした。固唾をのんで聞きました。
辻井のピアノ、初めて聞きました。コンチェルトも良かったけど、アンコールのショパン、もの凄く良かったです。今日初めて聞いて断定は出来ませんが、ショパンが断然よかったので、ピアノコンチェルトより、ソロの方が良いように思います。
マーラーの5番、いい曲ですね。
3楽章、ホルンのTop ”Annemarie Federle" のソロ、立って演奏していました。若い女性でしたが、上手いです。また、Cello のTop”Kristina Blaumane” この女性奏者、とっても上手です。
このオケ、ロンドン・フィル一流です。この後、ロンドン交響楽団、フィルハーモニー管弦楽団と英国のオケが続きます。フィルハーモニーのソリストは、辻井伸行です。
帰り、11月にある、ウィーン・フィルのポスターを見ていると、マーラーの5番でした。
また、同じ曲が聴けるし、比較できますね。
🌟🌟🌟🌟🌟
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