第5回バカラ旅(2024)マニラ④バカラの難しさ (original) (raw)
(よかったらこの話は「第5回バカラ旅マニラ①」から読んでみて下さい)
バカラというのは基本的に半々の確率のゲームなので、調子が良かったらその後反動が来る事が多い。
残念ながらその反動は避けようがなく、その反動をいかに小さくするかがトータルプラスにする為のポイントだと思う。
しかしこれも言うは易し、するは難しで本当に難しい。
初日プラス9000ペソだったが、2日目のスタートからさっそく反動が来た。
バカラは9が1番強いが、7とか8とかのかなり強い数字を出しても勝てないのだ。
7を出しても8や9で刺され、ナチュラルの8を出してもドローが3回、挙句は9に刺されて負ける始末。
ここだけ見ると典型的な負けパターンだが、ツキというのはそう単純なものではない。
もちろん単純な時もあるが、その時はそれでも大きく賭けると当たり、基本的には負け基調だがいっときプラス1000ペソまで復活した。
こういう流れは何度か経験しているが、中々ここで止める事は出来ない。
やっと少しプラス、もしくはプラスマイナスゼロ前後まで戻せると「よーし、ここからだ」と欲が出てしまうのである。
もちろん例外はあるが、完全に負け基調なのだが何とかプラスマイナスゼロ前後までたどり着いた時は止めたほうがいいと思う。そこから上にはなかなか伸びない様に思う。
何度も言うがもちろん例外はある。ここがバカラは難しい。
ここから盛り返して勝ち切った経験があると、その成功体験から増々止める事が出来なくなってしまう。
あくまで僕の数少ないバカラ勝負の中での経験だが、ここはようやく水面に顔を出せたところで一旦終了した方がいい様に思える。
しかし思う事と実際の行動は別で、その時もそこで中止する事は出来ずにズルズルとマイナスして行き、結局5000ペソのマイナスで止めた。
しかしここで思い留まれたのは自分なりには良くやったという感想で、以前ならそのまま換金したチップを全て失っていた様に思う。
ここで思い留まれたから次の勝負は調子良かったかというとさにあらず、次の勝負はもっと悲惨だった。
バカラのツキの流れには抗い難いものがあり、次の勝負ではあっという間に15000ペソ失ってしまった。
これは本当に余計だった。何とか少しでもチップを残して止めれなかったかと、今書いてても思う。
ここで全部チップを失ってしまうのと、少しでもチップを残して終了したのとでは後の取り返しの難易度が違う。
初日プラスで気分良かったものが、2日目の連敗であっという間にマイナスに転落する。当たり前だがこういう時のムシャクシャした気持ちは筆舌に尽くしがたい。
何でバカラなんてやっているのか、と思う。ストレスもマックスである。
こんな時は一旦食事でもするのが良い。ビールでも飲むのが良い。
ビールでも飲んで自分の気持ちを解きほぐし、解放し、リラックスさせてやるのだ。
と言う事で次回反撃が始まります!!