新潮文庫nexはライトノベルレーベルではありません、と新潮社発表 (original) (raw)
新潮社が8月に創刊する「新潮文庫nex」。 これが果たしてラノベなのか否かというのが話題になりました。 今年のライトノベル定義論ブームは「ロードス島はライトノベルの起源」説以来2度目です。
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公式アカウントのツイート
新潮文庫nex公式アカウントがRTしたツイート
新潮文庫nexは別にラノベレーベルじゃねえだろ……。メディアワークス文庫がラノベかどうかと同じ問題。
新潮文庫nexは近年のタレーラン、ホーンテッド・キャンパス、櫻子さん、もしくは似鳥鶏、青崎有吾、相沢沙呼とかその辺の読者層を狙ってると思うんだけど、こういう「ラノベと親和性が高いけどカテゴリや分類が難しい」作品群を「新潮文庫nex」という殻でくくってしまうのはアリだと思いますね。
各所の反応
新潮文庫nexより『いなくなれ、群青』を発売予定の河野先生のツイート
新潮文庫nexさんに関して、ライトノベルレーベルではない、というか、そもそもレーベルではなくあくまで新潮文庫の一部、と説明をうけた気がします。 私は基本的には、自分が書く本は全部ライトノベルだと思ってますが、まあそんなのそれぞれが好きに判断すればいいじゃん、という意識もあります。
いちばん具体的な点として、新潮文庫nexの本は、書店さんではたぶんライトノベルの棚ではなく、普通に新潮文庫さんの棚に並ぶと思いますので、ご注意ください。 って、まだ2か月以上も先の話ですが。
新潮文庫nex今後のラインナップに登場されている仁木先生のツイート
否定というよりは、男女嗜好問わず若い読者に向けた物語を出版していく括りが新潮文庫nexなのだ、と責任者の方のお話から捉えています。きっと軽いのも重いのも出ますよ。
えーと、ようするに新潮文庫nexは新潮文庫の一部でそもそも独立したレーベルではないと。けれど刊行作品の中にはライトノベルもあるよってことでいいのかな。 >RT2つ
『新潮文庫nex』はラノベ作家起用してるけど、ポジション的にはラノベからちょい離れたMW文庫的な立ち位置なのかな。
新潮文庫nex。出版社が「ラノベレーベルではない」とキッパリ否定しているので、新潮文庫nexから出る本はラノベではない。でもMW文庫と同じく、狙っている読者はラノベを好む層と重なっていて、作家ラインナップと装丁はラノベ寄りのデザインで仕上げてくるのは間違いないなあ、と。
まあ新潮社が「新潮文庫nexはラノベレーベルだよ」と言い出したら違和感ハンパじゃないので、見据えてる読者層はともかく否定してくれて良かったと思う僕がいる。(笑)