宝塚 宙組 銀河英雄伝説 レビュー (original) (raw)

宝塚 宙組 銀河英雄伝説 2012年9月14日

とーっても見ごたえある作品でした!!

作品名は知っていましたが、内容はまったく知りません。

あらすじは、限りなく広がる銀河を舞台に宇宙での戦いと、人間ドラマを壮大なスケールで描くとあります。

銀河帝国軍の大将であるラインハルト・フォン・ローエングラムを男役トップの凰稀かなめさんが、敵軍の自由惑星同盟軍のライバルであるヤン・ウェンリーを緒月遠麻さんが演じてます。

何か、金髪のキャラがいたなぁと思ってたら、主役のラインハルトでした(笑)

宇宙の軍服というのでしょうか、とっても格好いいし、凰稀かなめさんの颯爽とマントをたなびかせる姿も格好いいです!

ラインハルトとその幼馴染みであり忠実な部下である、ジークフリード・キルヒアイス朝夏まなとさんが演じており、二人の友情と絆に胸を打たれます。

中盤以降は、敵国と闘うと言うよりも、自国内での政治的な駆け引き、や権謀術数が渦巻いて、そのシーンが多く描かれます。

ラインハルトの女性秘書として、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ、通称ヒルダを実咲凜音さんが演じてます。

大学生から、ショートカットして、男性社会で生きる女性のようで凛としつつも、ラインハルトへの恋心は隠せません。

ラインハルトが元帥から、国王へと昇り詰めていくにつれて、無二の親友であるキルヒアイスとの距離ができ始めます。

遂には反乱分子からラインハルトも守るために殉職してしまうキルヒアイス

キルヒアイスは、ラインハルトの姉に密かに恋心を抱いており、その姉と何があってもラインハルトの傍にいると誓い、その誓いを、最後の最期まで守り通します。

このシーンはラインハルトの深い悲しみも伝わってきて、涙が出そうになりました。

最後迄、目が離せず、重厚なストーリーでとっても楽しめました。

金髪のラインハルトの凰稀かなめさん、格好良かったなぁ(笑)