古い園芸ハサミの切れ味を復活させる道具・芝生エッジ処理に役立つ道具たち (original) (raw)
あまりにも使用感が良くて、生産中止と共に一生分を確保したキンボシの日本製名器「芝生鋏」2105。あれから3年が経ち、1本目の切れ味が落ちてきました。この記事では、ハサミの切れ味を簡単に復活させる方法・芝生のエッジ処理に役立つ道具についてお話します。
働き尽くした満身創痍のハサミの刃
そろそろ、現役交代です。
古くなったハサミは捨てないでくださいね!!まだまだ役立ちますよ
家庭園芸用のハサミ研ぎ器というのがあります。これムッチャ使えます。
「とぐ造」という簡易刃研ぎツールです なんの技術も要りません
使い方は・・・ガイドにハサミの刃を押し当てて、5回くらいスライドするだけ。
さすがに新品の切れ味には戻りませんが、充分、実用に耐えるレベルにはなるので、面白い!
刃の接点にシャープな角度がついているのがわかりますか??
リール刃でいう2番取り研磨ですよ。この角度により、暫し切れ味が続くことになります。
古い芝生鋏で、ハサミが傷みやすいところを切る
芝生のエッジ切り作業って、表面の芝の葉だけじゃなくて、土の中の根(横に伸びる匍匐茎)を切りたい場面が多いですよね。
土の中も切る!
切れ味の良い新しいハサミは温存しておいて、こういう「土の中の根を切る」ときに、使い古しの芝生鋏をガンガン使うんです。
とぐ造で、刃均ししながら何度も何度も使える。
この方法、オススメします。
芝草抜き鎌は安くて超便利なアイテム
DCMブランド(ケーヨーD2など)の芝草抜き鎌は、芝生の手入れにとても役立ちます。何しろサイズ感がイイ。芝の根(匍匐茎)を効率良く抜くのにも使えますし、雑草新芽や、チドメグサの除去にも役立ちます。
僕のチャンネルでは4年前に紹介。今でも現役で使ってます。サイズではDCMブランドがダントツ良いです。芝生管理のお供に最適!
土を荒らしたら小まめに地均し 小さなレーキが役立ちます
この小さなレーキは、日頃からのちょっとした不陸修正でも役立ちます。器用な人ならDIYでつくれますけど、あとは価格と相談して、完成度の高いこのレーキを選ぶのも一手。キンボシは、日本の家庭園芸向けの商品を国内開発している数少ない企業。みんなで応援したいですね。
使用感はこの動画をご覧いただければわかります。
日本の家庭芝生の趣味は特殊市場 専用道具は日本でつくるしかない
こんな狭い土地で究極の緻密芝生に仕上げる趣味など、世界中を見ても、類を見ません。だから道具は海外に任せちゃだめ!日本の家庭園芸芝生の道具は、日本をよく知る企業さんに作ってもらいたい。
趣味のアマチュアでも気軽に買える、キンボシの芝生道具シリーズは、入門にオススメです。
芝生鋏は高値掴みに注意!!なんだ??こりゃ!!!ネット通販の闇
絶版!キンボシの大傑作、日本の刃物メーカーが一つ一つ仕立てた高品質バージョンの芝生鋏2105が、現在、信じられない高値で販売されています。
価格の高騰は3年前に予想してましたが、現実はそれを遥かに上回ってます。こりゃ常軌を逸してる!
かるーーーく1万円超え
そして中古が1万4千円って、どーいうこと???(驚愕)
通常どおり流通していた3年前は、実売1800円~2500円くらいで充分に入手できた品です。
使用感は、この動画の冒頭をご覧いただくとよーくわかります。
このハサミに、1万円とか払うなら、ガルデナの高級芝生鋏買ったほうが断然良いと思いますよ!
バロネスダイレクトさんが、この芝生鋏のすばらしさを詳細解説してくれています。
または、キンボシの現行の芝生鋏を選ぶか。
名器2105との使用感の違いは、この動画をご覧いただくと雰囲気がわかると思います。
芝生鋏は、何十回、何百回と反復動作で使うもの
ご自身に合った「使いやすいモノ」が見つかれば幸せです。手に持つ道具というのは、必ずしも他の人がイイと云ったものが本人に合うわけでもない。
いろいろ試しながら「これだ!!」というピッタリのものを探してください。
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では、また!