【株式銘柄徹底分析】Chodia Therapeutics コーディア(190A)~低分子抗がん薬 RNA制御ストレス 武田薬品工業ルーツ~ (original) (raw)
こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、**RNA制御ストレスを標的とする低分子抗がん薬を開発し、開発品・研究者は武田薬品工業がルーツのChodia Therapeutics**について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年10月11日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
Chodia Therapeuticsは、**RNA制御ストレスを標的とする低分子抗がん薬を開発し、開発品・研究者は武田薬品工業がルーツの** 会社 です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
Chordia Therapeuticsは、がん領域の研究開発に特化したバイオベンチャー企業です。
長年に渡って創薬に携わってきたプロフェッショナルたちが、研究開発の各分野における経験と専門スキルを活かしながら、がん治療の明日を担う新薬の開発に日々取り組んでいます。
ご存じの通り、新しい薬が世に出るまでには長い時間がかかります。
そしてたくさんの人の力も必要です。
当社が大切にしていることは、バイオベンチャーならではの早い決断力・判断力を活かしたスピーディーな研究開発、そして私たちの仕事を支えてくれる社外パートナー様への感謝の気持ちです。
少数精鋭の会社だからこそ可能になるフットワークの良さと、それぞれの経験からつながる幅広いネットワーク、そして社内に蓄積された英知を最大限に活用し、早く、着実に新薬の研究開発をすすめています。
すでに第一段階の治験がスタートしている治療薬CLK阻害薬CTX-712は、スプライシングを変化させることによってがん細胞を死滅させるこれまでにないまったく新しい作用機序を有しています。
バイオベンチャー企業の成長の鍵となるのは新薬の開発を成功させることですが、当社の強みを活かし、日本発、世界初の抗がん薬を一日でも早く患者様のもとに届けるために、日々邁進して参ります。
Missionは「We are passionate to deliver first in class cancer drugs to patients.
First in Class 抗がん薬を創る」、
Visionは「To be an R&D oriented pharmaceutical company based in Japan.
日本発の研究開発型の製薬会社になる」です。
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2017年10月 - Chordia Therapeutics 株式会社 設立
2017年11月 - シリーズAラウンドで総額約12億円の資金調達
2018年11月 - CTX-712 第1相試験開始
2019年3月 - シリーズBラウンドで総額約30億円の資金調達
2020年11月 - 武田薬品工業から4プログラムの全世界での独占的実施権を獲得
2022年5月 - シリーズCラウンドで総額約40億円の資金調達
2023年2月 - 米国での第1/2相試験を開始
事業内容
Chodia Therapeuticsの事業は、医薬品開発です。
【単独事業】医薬品 100%
Chordia Therapeutics株式会社は、確かな科学的エビデンスに基づいて次世代の抗がん薬を開発するスタートアップ企業です。
私達の抗がん薬パイプラインは、がんの新たな特徴として見出されたRNA制御異常に注目して構築しています。
最新の研究により、がんにおいてRNAの制御が変容していることが新たに見出され、このRNA制御異常が、がんの発生や進行に大きく関与することが示されています。
私達は、RNA制御異常を標的とした低分子医薬品を生み出すことにより、がん患者さんの人生を変え得る新たな治療法の開発を目指しています。
この治療法の実現のためには、RNA制御異常を伴うがんの深い理解、新しい治療標的の同定、さらには治療効果が顕著に高いと期待される患者さんに新薬を届ける個別化医療戦略の確立が極めて重要です。
これらを可能とするべく、次世代のシーケンシング技術、及び最先端の遺伝子編集技術を有する大学等研究機関との共同研究に積極的に取り組んでいます。
以上の研究を通じて、Chordiaのパイプラインが、がん患者さんに有益な治療効果をもたらす可能性を追求していきます。
がんが有している多様な性質は6つの重要な特徴、増殖シグナルの自律性、血管新生の持続性、転移性、アポトーシスの回避性、半永久的増殖性、増殖抑制シグナルに対する不応答性としてこれまで理解されてきました。
最近の研究により、複数の新規ながんの特徴が更に明らかにされており、いずれも多くの種類のがんに共通する特徴であることが分かっています。
これらの新規な特徴はDNA損傷ストレス、酸化ストレス、有糸分裂ストレス、タンパク質毒性ストレス、代謝ストレス、及び免疫ストレスといった、がんがストレス表現型と認知されるようになっています。
これら既知のがんにおけるストレス表現型に加えて、新たに見出されたのがRNA制御ストレスです。
しかしながら、このRNA制御ストレスを標的とするがん治療は、未だ十分に確立されていません。
私達Chordiaの研究は、この新たに同定されたがんのストレス表現型である、RNA制御ストレスに焦点を当てています。
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
当社で現在開発中のパイプラインは以下の通りです。
リードアセットであるCLK阻害薬CTX-712は米国での第1/2相臨床試験(NCT05732103)、小野薬品に導出したMALT1阻害薬CTX-177(ONO-7018)は米国での第1相臨床試験(NCT05515406)を実施しています。
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
時価総額
Chodia Therapeuticsの時価総額は239.23億 円です。(2024年10月11日現在)
社員の状況
従業員数:単体 21名(臨時2名)
平均勤続年数:3.73年
平均年齢:45.82歳
平均年収:1103万円
業績
2024年10月11日に発表された2024年8月期の決算短信は以下です。
個別事業収益は0円で、経常利益は赤字転落の-18億2,400万円となっています。
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
2025年8月期の連結業績予想は赤字幅拡大になります。
適時開示情報
2024年10月11日 2024年8月期決算短信
2024年10月11日 2024年開催の第86回日本血液学会学術集会においてCLK阻害薬CTX-712の第1相臨床試験の成績を発表
▼クリックで詳細表示
2024年7月16日 2024年8月期 第3四半期決算短信
2024年6月14日 東京証券取引所グロース市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
まだ配当は 出していません。
2024年10月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
Chodia Therapeuticsは、2月と8月が配当月になります。
**権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)**です。
**権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)**です。
株価推移
10年チャートで見ると、2024年の上場後は上昇していましたが、9月以降下落傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、8月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 5.43倍
赤字のため、株価指標算出は不可能です。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 61.53
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 -%)
自己資本比率 89.8%
(引用:Chodia Therapeutics公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 2,742.67倍(2024年10月4日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、2023年8月は20億円強ありましたが、2024年8月は0円です。
利益は不安定で、直近5年間で4回は赤字です。
2024年8月期は減収で赤字転落予想です。
配当はないため、**キャピタルゲイン狙い一択**です。
一方、株価は上場直後で不安定です。
業績は悪く、株価も不安定なので、長期投資は避けるべきでしょう。
小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:◎
成長・将来性:△
収益性:✖
規模:△
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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