【株式銘柄徹底分析】ダイキン工業 DAIKIN(6367)~空調世界第1位 フッ素化学 換気 フィルタ カーボンニュートラル 成長企業~ (original) (raw)
こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、**空調世界第1位で、フッ素化学製品世界第2位、換気事業やフィルタ事業でも世界第1位のダイキン工業**について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年11月6日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ダイキン工業公式HP)
ダイキン工業は、空調世界第1位で、フッ素化学製品世界第2位、換気事業やフィルタ事業でも世界第1位 の 会社です 。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150指数の構成銘柄の1つ
コーポレートスローガンは「空気で答えを出す会社」です。
グループ経営理念は以下です。
- 「次の欲しい」を先取りし、新たな価値を創造する
- 世界をリードする技術で、社会に貢献する
- 企業価値を高め、新たな夢を実現する
- 地球規模で考え、行動する
- 柔らかで活力に満ちたグループ
- 環境社会をリードする
- 社会との関係を見つめ、行動し、信頼される
- 働く一人ひとりの誇りと喜びがグループを動かす力
- 世界に誇る「フラット&スピード」の人と組織の運営
- 自由な雰囲気、野性味、ベストプラクティス・マイウェイ
(引用:ダイキン工業公式HP)
世界で唯一、空調機器と冷媒の両方を製造する企業として、環境技術を活かした製品・サービスを世界中に提供してきました。
主力事業である空調は暑い地域の室内環境に変革をもたらし、社会を支えるインフラの一つとして定着、熱中症の予防や空気質の改善を通じて人々の健康に寄与し、労働効率の向上による経済発展にも貢献してきました。
反面、世界の空調需要は2050年に現在の3倍に拡大するとの予測もあり、電力需要の増大が大きな課題です。
コロナ禍で重要性が増した安全・安心で健康・快適な空気環境を提供しながら、将来にわたって温暖化影響を限りなく低減することが当社の社会的使命です。
事業の成長と環境・社会課題の解決をいかに両立していくか、自ら問い続け答えを出していく企業でありたいと考えています。
(引用:ダイキン工業公式HP)
世界はカーボンニュートラルに向けて急速に舵を切っています。
それをチャンスと捉え、2050年に温室効果ガス排出実質ゼロをめざす「環境ビジョン2050」のもと、2025年までの戦略経営計画「FUSION25」の成長戦略テーマの一つに「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げています。
ライフサイクル全体で、2019年を基準としたBAU比で2030年に50%以上削減する目標です。
昨今のエネルギー価格の高騰は、インバータ技術や低温暖化冷媒などの環境技術を持つ当社にとって、省エネで環境負荷の低い製品・サービスを世界に拡げるチャンスでもあります。
ガソリンエンジン自動車から電気自動車への移行が進むように、空調でも燃焼暖房から空気中の熱を利用するヒートポンプ暖房への転換普及を図るため、欧州市場を中心に新たな投資を進めます。
脱炭素社会の実現に向けた取り組みが世界に広がるなかで、ライフサイクル全体を通じた温室効果ガス排出量削減に向けた取り組みを一段と加速することは、当社の最優先課題です。
(引用:ダイキン工業公式HP)
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関連セクター
沿革
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飛行機用ラジエーターチューブの生産を開始
1929年 - 『ラショナル注油器』の生産開始
1933年 - フッ素系冷媒の研究に着手
1934年 - 大阪金属工業株式会社を設立
メチルクロライド式冷凍機の試作に成功、『ミフジレーター』冷凍機と命名し生産を開始
1935年 - 日本初のフルオロカーボンガスの生産に成功、1942年に量産開始
1936年 - 日本初の電車冷房の試験用として、南海鉄道へ『ミフジレーター』冷凍機を納入
航空機用油圧部品の生産を開始
1938年 - 呉海軍工廠に日本で初めてフロン冷媒を使用した『ミフジレーター』冷凍機を納入
1950年 - 集中潤滑装置の生産を開始
1951年 - 日本初のパッケージ形エアコンを開発
1952年 - 超低温装置『サブゼロ』を開発
1953年 - 三フッ化塩化エチレン樹脂『ダイフロン』を開発
1955年 - 四フッ化エチレン樹脂『ポリフロン』を開発
1956年 - 南極観測船「宗谷」の船室暖房用に暖気缶(熱交換器)を納入
1958年 - わが国のロータリーコンプレッサーを搭載したウインドクーラーを発売
ヒートポンプ式パッケージエアコンを開発
1960年 - ポンプ・バルブなどの油圧機器を発売
1962年 - ターボ冷凍機の生産を開始
1963年 - 四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂『ネオフロン』の開発に着手、1974年商品化に成功
「ダイキン工業株式会社」に社名変更
1964年 - 国鉄大阪駅で「ダイキンエアコン」の冷風によるサービスを開始(以後、主要ターミナルに設置)
1969年 - 冷暖房兼用形のエアコンに「フロンヒーター」を採用
空調機器販売会社「クラークダイキン社」をオーストラリアに設立(1980年より「ダイキン オーストラリア社」に社名変更)
1970年 - フッ素ゴム『ダイエル』を発売
1972年 - 「ダイキン ヨーロッパ社」をベルギー オステンド市に設立、1973年より空調機のノックダウン生産を開始
フッ化カーボンの量産化開始
1973年 - マルチタイプルームエアコンを開発
1974年 - 『ネオフロン』FEPペレットNP20を発売
1975年 - 連続式有機排ガス処理システム(DACS)を開発
空気清浄機『クリエール』を発売
1976年 - フッ素系離型剤『ダイフリー』を発売
FF式温風暖房機(灯油焚)『うらら』を発売
1978年 - 店舗・オフィス用エアコン『スカイエア』を発売
フッ素樹脂『ネオフロン』FEPフィルムを発売
1980年 - 半導体用ドライエッチング剤『PFC-14』を開発
1981年 - 世界一薄型の海上コンテナ用冷凍装置を開発
1982年 - フッ素樹脂PFAとETFEを発売
日本初のビル用マルチエアコンを発売
業界初のシングルスクリュー冷凍機を開発
コンピューター グラフィックス(COMTEC)の販売開始
1984年 - インバータエアコンを発売
1985年 - 日本初のヒートポンプ式冷暖房・急騰マルチシステム『トリオ』を発売
マイナス269℃(4K)を実現する、小型極低温ヘリウム冷凍機を開発
1987年 - 超高層インテリジェントビル(梅田センタービル)に各階毎の個別制御が可能なビル用マルチエアコンを納入
3次元分子設計支援ソフトウェアMOL-GRAPHを発売
1988年 - フロン回収システムを開発、発売
1989年 - 米国シリコングラフィック社とOEM販売提携し、3次元グラフィックワークステーションCOMTECシリーズの販売開始
業界初、氷蓄熱ビル用マルチエアコン<ECGシリーズ>を新開発
1991年 - 低騒音で安全性の高い立体駐車場システムを開発
1992年 - フッ素加工天然皮革『レザヴァ』を開発
超対候性塗料ワニス『ゼッフル』を発売
1993年 - 業界初、業務用空調機をオンラインで24時間状態監視する『エアネットサービスシステム』を発売
大阪府摂津市と第3セクター方式で、重度障害者多数雇用事業所「ダイキンサンライズ摂津」を設立、1994年より稼働開始
1994年 - 低温用エアコン『フリーズマルチ』発売
1995年 - 業界初、スイングコンプレッサーの採用で省エネ効果を高めた小型ルームエアコンを発売
1996年 - 業界初、夜間電力を利用して節電効果を高めた氷蓄熱ビル用マルチエアコンを発売
省エネ型吸収冷温水機「エナジオスーパー」を自社開発、販売開始
1997年 - 米国デュポン社と冷媒(R-410A、407C、404A)に関する特許のライセンス契約を締結
オゾン層を破壊しない冷媒R-407Cを採用したビル用マルチエアコンを開発
1998年 - R-410A冷媒を採用したルームエアコンの販売を開始
消費電力を60%低減させたパッケージエアコン『スーパーインバーター60』を発売
ビル設備のメンテナンス事業を開始
1999年 - 世界初、無給水加湿方式で湿度も調整できるルームエアコン『うるるとさらら』を発売
松下電器産業株式会社と空調事業でグローバル包括提携を契約調印
2000年 - ハイブリッド油圧ポンプ『エコリッチ』を発売
免疫測定装置事業(免疫測定装置「エバネット」)を営業譲渡
「松下・ダイキン空調開発センター」を設立
研究部門を分社化し、ダイキン空調技術研究所、ダイキンソリューションズ研究所、ダイキン環境研究所の3社を設立
空調冷凍機の24時間365日サービス体制の確立
「アントセンス」を営業譲渡し、ME部を廃止
新冷媒・省エネ・リサイクルの環境3課題を克服し大幅に環境負荷を低減した『スーパーインバータZEAS』を発売
2001年 - 空調に関するお客様総合相談窓口「ダイキンコンタクトセンター」を開設
次世代半導体製造向けフォトレジスト用フッ素樹脂を新開発
米国オムノヴァ・ソリューション社とフッ素機能化学品で開発提携
米国トレーン社と空調事業のグローバル戦略的提携で合意
2002年 - 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機『エコキュート』を発売
フロン回収破壊事業の全国展開開始
業界初の冷凍・冷蔵・空調の一体化システム『コンビニパックZEAS-AC』を開発
2003年 - フッ素樹脂『ネオフロン』EFEPを開発
更新専用ビル用マルチエアコン『Ve-up Q』シリーズを発売
世界初の実用化「光触媒チタンアパタイト」フィルター開発
中国・精華大学と空調技術開発で提携し、中国R&D拠点として「精華-ダイキンR&Dセンター」を精華大学に設立
空気中のインフルエンザウイルスを捕捉する鶏卵抗体バイオフィルター技術を開発
2004年 - 超薄型コンパクト設計の壁掛け型インバータ省エネエアコン『UX』シリーズを発売
セントラル空調機器の製造・販売および空調・冷熱システムの設計・施工・販売及びサービスを提供する「株式会社ダイキンアプライドシステムズ」を設立
松下電器産業と合弁で、空調機器の圧縮機用モーターを製造・販売する「大金電器機械(蘇州)有限公司」を中国 蘇州市に設立
1単元の株式の数を100株に引き下げ
2005年 - 温度制御でぐっすり眠れる快眠エアコン『うるるとさらら』(Fシリーズ)を発売
米国ダウコーニング社とフルオロシリコーン化学での協業に合意
アイシン精機とガスヒートポンプエアコン(GHP)分野で業務提携に合意
ダイキン環境研究所とダイキン空調技術研究所を統合し、「ダイキン環境・空調技術研究所」を設立
米国に持株会社「ダイキンホールディングス社」と、空調機器販売会社「ダイキンACアメリカズ社」を設立
2006年 - 油圧式立体駐車場装置事業を営業譲渡
グローバル大手空調メーカーOYL社(マレーシア)を買収
空調関連の電子デバイス開発・生産・販売を行う合弁会社「ダイキンレクザムエレクトロニクス」を設立
2007年 - 業界初の除加湿清浄機『クリアフォース』を発売
防汚性・対候性に優れた水性フッ素コーティング剤をドイツ・ランクセス社と共同開発
水配管レス調湿外気処理機『DESICA(デシカ)』を発売
中蛍集団有限公司と無水フッ酸の生産販売会社を設立
仏アルケマ社と中国に空調機器用冷媒の合併会社を設立
フッ素系UV硬化型防汚添加剤『オプツールDAC』を発売
2008年 - 遠隔監視システム『エアネットⅡサービスシステム』の提供を開始
ドイツの暖房機メーカー「ロテックス社」を買収
『ダイキンMRエンジニアリング株式会社』の営業開始
格力電器とインバータエアコンの生産委託で合意
ダイキンヒューマンサポート株式会社を吸収合併
2009年 - ビル、工場向け『ヘキサゴンモジュールチラー』を発売
中国市場向け『ヒートポンプ式住宅用温水暖房機』を販売
国内エアフィルター事業トップの「日本無機株式会社」を買収
世界初 上下左右の「四方気流」エアコン『うるるとさらら(Rシリーズ)』を発売
低温用エアコン『冷凍ZEAS』を発売
「光速ストリーマ」技術展開の第一弾として、『バス用光速ストリーマ除菌ユニット』を開発
2010年 - 省エネインバータエアコン『Eco-ZEAS80』を発売
アルケマとの合弁会社が中国で冷媒用ガスの生産を開始
油圧機器地域販売子会社3社を「ダイキン油機エンジニアリング株式会社」に統合
ダイキンヨーロッパ社が、国を超えた産学協同プロジェクトとして、建物のエネルギー収支をゼロにする「ネットゼロエナジーオフィス」をドイツに建設
欧州市場向けヒートポンプ式冷温水空調給湯器『集合住宅用ダイキンアルテルマ』を発売
「光速ストリーマ」搭載の業務用空気清浄機『光クリエール』を発売
ダイキン工業と日本バルカー工業が中国におけるフッ素樹脂事業で資本提携
2011年 - 国内の空調販売子会社を再編、量販店専門販売子会社を設立
節電応援コントローラ『ミハリモ』、睡眠時専用コントローラー『soine(ソイネ)』を発売
トルコの空調機メーカー「エアフェル社」を買収
知床自然環境保全事業への支援で知床財団・斜里町・羅臼町の三者と基本合意
海上コンテナ用冷凍機『ZESTIA(ゼスティア)』を発売
2012年 - 世界初、オールアルミ製「マイクロチャネル熱交換器」搭載の『ZEAS』シリーズを発売
国内初、デザイン心理学を開発に応用した家電製品 ダイキンらくらくエアコン『ラクエア』を発売
グローバル空調市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を盤石なものにするため、米国住宅用空調大手「Goodman社(現 Daikin Comfort Technologies North America社)」を買収
世界初、R-32冷媒を採用したルームエアコン『うるさら7』を発売
建機車輛用油圧機器の開発・生産・販売までを一貫して担う「ダイキン・ザウアーダンフォス株式会社」を設立
住宅用全館調湿・換気ユニット『DESICA HOME AIR(デシカホームエア)』を発売
2013年 - R-32冷媒、インドで海外発展開
文理融合による新しい社会価値創造を目指し、京都大学との包括連携協定を締結
インドネシアの業務用空調機器の販売代理店である「TSP社」を買収
部屋の湿度を自動コントロールする除加湿ストリーマ空気清浄機『クリアフォースZ』を発売
世界で初めてR-32冷媒を採用した店舗・オフィス用エアコン『FIVE STAR ZEAS』を発売
2014年 - 「英国・グレーターマンチェスターにおけるスマートコミュニティ実証実験」を開始
年間運転効率を大幅に向上したビル用マルチエアコン『VRV X』シリーズを新発売
富山県南砺(なんと)市で管水路用マイクロ水力発電システムの実証実験を開始
2015年 - 大手化学メーカー ソルベイ社から欧州の冷媒事業を買収
タイの空調メーカーへ次世代冷媒R-32に関する技術支援を開始
次世代冷媒を用いた空調機の特許を全世界で無償開放
2016年 - 米国のエアフィルターメーカー フランダースを買収
イタリアの業務用冷凍・冷蔵機メーカー ザノッティ社を買収
北欧のエアフィルターメーカー ディンエア社を買収
2017年 - マイクロ水力発電システムを用いて発電事業を行う子会社DK-Power社を設立
オーストラリアの空調サービス・ソリューション企業 エアマスター社を買収
空調とAI・IoTの融合によるイノベーションの創出を目的に、大阪大学との包括連携契約を締結
イタリアのフッ素樹脂コンパウンドメーカー ヘロフロン社を買収
多様化する住宅用空調のニーズに応える壁掛形ルームエアコン「risora(リソラ)」と小空間マルチカセット形エアコン「ココタス」を新発売
2018年 - ビルの快適な空調空間を月額固定料金で提供するエアアズアサービス社を設立
空気・空間のデータを活用した協創プラットフォーム『CRESNECT』を開設
業界初の低温暖化冷媒R32を採用し環境負荷を低減した空冷ヒートポンプ式モジュールチラー『HEXAGONForce32』を発売
AIベンチャー「ABEJA」へ出資し、協業を加速
ダイキン工業とNECが、執務空間の知的生産性向上に効果的な温度刺激の与え方を実証
2019年 - 屋外用エアコン『アウタータワー』を新発売
家庭用・業務用エアコン、空気製造機など4商品を新ブランドライン「うるるとさららシリーズ」で新発売
世界のスタートアップ企業を対象に5年間で110億円の出資枠を新設
東大発ベンチャーのフェアリーデバイセズとの協創でサービス業務の革新を実現
タンザニアでWASSHAと新たなビジネスモデルの実証実験を開始
2020年 - 同志社大学とダイキン工業による包括的連携協力を締結
タンザニアでエアコンのサブスクを事業とする合弁会社Baridi Baridiを設立
コードレス脱臭機『LOOP STREAMER』、ポータブルエアコン『Carrime』新発売
新型コロナウィルス、マウスコロナウィルスに対するストリーマ技術による不活性化効果を確認
換気機能を搭載したルームエアコン 5商品を新発売
純国産・医療用高性能マスクの共同開発開始
シンガポールのスマートシティプロジェクトに参画、地域冷房システムを供給
2021年 - 建物の内壁や天井などに後付け設置が可能な全熱交換器ユニット『ベンティエール』3商品を新発売
換気・除湿機能をパワーアップさせたルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』を新発売
東京大学、日本ペイントと共同で呼吸器感染症の感染リスク低減対策のための教育現場向け参考ガイドを策定
ウィルスや菌を素早く抑制するUVストリーマ空気清浄機4商品を新発売
2022年 - 富士フィルムと空調機の新たな静音化技術を実用化し、加湿・換気時の送風音を低減
店舗・オフィスエアコン定額利用サービス『ZEAS Connect(ジアス コネクト)』を開始
イタリアの総合油圧機器メーカー デュプロマティックMS社を買収
冷媒の循環サイクルの情報を管理するデジタルプラットフォームの実証実験を開始
北九州市と地区う温暖化対策の推進に関する連携協定を締結
事業内容
ダイキン工業は、「空調」「化学」「フィルタ」を柱に事業を展開しています。
人と空間を健康で快適にするために、国や地域ごとに異なる文化・価値観から生まれるニーズに応え、多彩な製品とサービスをグローバル市場で展開しています。
(引用:ダイキン工業公式HP)
【連結事業】空調・冷凍機 91%、化学 7%、他 2%
【海外】83%
日本をはじめ、アメリカ・中国・アジア・オセアニア、欧州などグローバル展開を加速し、事業展開する国は170か国以上に広がっています。
市場ニーズがある場所で生産するという「市場最寄化生産戦略」をとり、生産拠点数は世界110か所以上に及びます。
海外での売上高は全体の83%を占め、グローバルメーカーとして成長を続けています。
時価総額
ダイキン工業の時価総額は5.5076兆円です。(2024年11月6日現在)
社員の状況
従業員数:連結 98,162名(臨時11,128名)
単体 7,654名(臨時1,220名)
平均勤続年数:14.0年
平均年齢:38.0歳
平均年収:772万円
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業績
2024年5月9日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比10.4%増、経常利益は3.2%減の3,544億9,200万円となっています。
売上営業利益率は前期の9.47%から8.92%と横ばいでした。
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年11月6日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は12.0%増で、経常利益は1.4%増の2,241億6,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の10.59%から9.89 %と横ばいでした。
**第2四半期時点の経常利益の進捗率は57.19%**でした。
同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年11月6日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年8月6日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月9日 2024年3月期決算短信
2024年5月9日 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年11月7日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年8月8日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月9日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は1.0%前後の配当を 出しています。
2014年3月 0.86% 15.7%
2015年3月 1.24% 24.4%
2016年3月 1.43% 25.6%
2017年3月 1.16% 24.7%
2018年3月 1.19% 21.7%
2019年3月 1.23% 24.8%
2020年3月 1.21% 27.4%
2021年3月 0.72% 30.0%
2022年3月 0.89% 26.9%
2023年3月 1.01% 27.3%
2024年3月 1.21% 28.1%
2024年11月 1.70%
(引用:ダイキン工業公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ダイキン工業は、3月と9月が配当月になります。
**権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)**です。
**権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)**です。
株価推移
10年チャートで見ると、2013年まで上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、8月に急落して以降、横ばいが続いています 。
過去6か月チャート
リンク
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 21.10倍 (予 20.57倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.05倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 889.12 (予 911.90)
BPS(1株当たりの純資産) 9,154.50
ROA(純資産利益率) 5.33% (予 5.42%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 54.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 17.17倍(2024年11月1日現在)
比較される銘柄
まとめ
業績をじわじわと伸ばしており、成長企業といえます。
地球温暖化やウィルスの蔓延などの外部環境からも空調の重要性は増していくことが想定され、将来性がある事業といえます。
現在少し下落していますが、落ち着いた頃に長期投資するのが最良です。
配当は小さいですが、プラスアルファにはなります。
これまで急速に株価が上昇したので、調整の意味もあるでしょう。
現在株価は下落中なので、落ち着いたときに短期投資として入るのもよいです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:◎
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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