2022年、中国開封市春節(旧正月)の手土産事情。お年賀はとても大事なようです♪ (original) (raw)
こんにちは。
15時現在の開封市、外気温6℃ 湿度18%です。
明るい曇りです。
昨日急遽休みになった夫の会社ですが、今日は工場が動かせたようで
会社見てくる~♪と夫は昼前に出かけていきました。土曜日なのに出勤・・・(^▽^;)
世間はまだ春節休みのところも多いのに、お疲れ様です。
さてさて、
今日は2022年開封市の、春節の時の手土産事情に関して
書いていきたいと思います。
手土産を売ってる場所
春節の2、3週間くらい前から、近所のスーパーでは
春節用の手土産と思われるものが、並び始めました。
この手土産の箱たちは、春節が近づくにつれて、
高くまで積み上げられるようになっていました(*^^*)
果物屋さんも大活躍です。
スーパーがやっていなかった春節当日の朝も営業していて、
次々とお客さんがやってきていました。
もしかしたら、一年に一番の かきいれ時なのではと思いました。
個人経営っぽい ミニスーパーでは、
春節休みで営業していない隣2店舗分のお店の前にも
商品(手土産)を並べて商売♪
春節が始まると、大通り沿い端のスペースには、
どこからともなく、手土産を売るお店が登場。
今年の春節は ずっと天気が良かったので、
露店で手土産商売される方々に 天気が味方したと思います(*^。^*)
どんな物が売られていたの?
卵
ワインとグラスのセット
お菓子のオレオも新年専用の可愛い紙袋に入っています。
北京ダック
果物たち
とにかく、どんなものでも、 立派なパッケージや箱に入ると、
お土産用になっているようでした。
今回見た中で、一番すごいなあと思ったのがこちら。
野菜セットです(#^^#)
キュウリや豆やニンジンなど、普段 数十円で買えるのに、
13品の野菜セットが 一箱約3400円で売られていました。
有機野菜だから?キノコが高級?箱代に1500円くらいかかってる??
とにかく、箱に入れたら、この値段でも売れるのでしょう。
手土産パワーすごいです。
手土産は 移動させるのも なかなか大変だ
車で露店に乗り付けて、ガッツリ買い出し。
電動車で運んでいる人も多かったです。
ケーキを運んでいるのは 見てる方もドキドキします。
後ろの人は両手に抱えて大変そうでしたが、
前の人もお腹のあたりまで箱の荷物でパンパン。
電動車の人は 基本、みなさん足置きを犠牲にして
足を浮かせた状態で、荷物を運んでいました~(#^◇^#)
そして、こちらのお家、
もらったものか、渡す用のものかわかりませんが、
量が多いと ストックしておくのも 場所をとるので大変です。
手土産が出入りする時間帯
2月1日~今日までの春節中、手土産を頻繁に見かける時間帯があるのが
わかりました。
11時~12時ごろ、今からお出かけかな。
タクシーを降りたところ。すごい量だあ。
こっちは、大きな袋です。
重そう・・。
めっちゃ重そう!
16時半~17時半ごろ、ぎっちり積み込み中。
歩道に車を駐車してして訪問先に行く人達。
リンゴの箱が重くて指が辛そうでした(^▽^;)
何度も持ち替えてた。
訪問先まで歩いて行く途中で
休憩している人も ちょこちょこ見かけました。
11時~12時ごろは、お昼に新年の挨拶に行く人達、
16時半~17時半は、夜ご飯に新年の挨拶に行く人達だと思います。
人が移動するために増える時間帯、
人の移動が完了して(各家で食事会や宴会が始まる)
街中に人が減る時間が ぱーんとわかれていて ちょっと驚きました。
こんなにたくさんの人が年始回りをするのかとも思いました。
コロナの影響がなかったら、また違った開封市の人の流れが見られたのかもですが、
2022年、春節期間中の開封市の人達にとっては、
近所の家族親戚友人同僚知人の年始回り、お年賀(手土産)は
とても重要なようでした(*^^*)
実は、私達夫婦も「春節のお昼、家にご飯を食べに来ないか~」と
夫会社の同僚の方が誘ってくださり、
11時半すぎに いざ、出陣!
春節に、中国の方のお家にお邪魔するのは初めてなのでドキドキです。
出かける人と、やってくる人。
どっちの人の手にも手土産があります。
我が家が持っていった手土産
ブルボンのカタカナに魅かれて買ってみた お菓子
と
前から気になっていた、
おもちゃのグリーン栽培セットを同僚さんの娘ちゃんに。
+紅包 を持っていきました。
早速開封して 遊んでくれたようで良かったです。
芽が出るかなあ♪
売っている手土産の種類が豊富過ぎて、何を持っていったら良いのか、
本当にわからなかったです(^▽^;)
夫は最初、紅包渡すから 手土産とかいらんのちゃうか~と 言ってたのですが、
(果物とかたくさんもらっても腐らせちゃうかもやし、相手の人が困るやろうと。)
私は それでも、ちょっとは 何か持っていった方が良いんちゃうかあ ってことで、
今回 ちょっとした物を持って行くことにしました。
ただ、実際に春節に入って数日、大きな箱モノが 春節の町中を
バンバン行きかっているのを見ていると、開封市の春節手土産の主流は、
あきらかに大きな箱に入った物のようです。
『ちょっとしたものですが~』みたいなものより、
どどーんと、
『高級な新鮮果物、食べきれないほどたくさん用意しました!』
の方が 実際 喜ばれるんじゃないのかと思ったり・・・・。難しい~(*^◇^*)
もし、来年も およばれする機会があったら、
もっとリサーチして望みたいと思います(*´▽`*)
お迎えする方も大変だあ
大晦日になると、スーパーの 種やナッツ売り場は大賑わい。
料理が完成するまでの間、とりあえず お酒と種があれば、場が持つか!?
ヒマワリの種やかぼちゃの種、クルミなどが飛ぶように売れてました。
レンジでチンして並べだけでOKなパックも店頭にたくさん置かれていました。
総菜肉も いつものショーウインドウよりも前に、
特設コーナーがもうけられていました。
夫の会社の同僚さん宅では、近所に住まわれているらしい同僚さんのお母さんが、
料理を作りに来てくれていて、
めちゃめちゃおいしい料理を 色々ご馳走になってしまいました。
本当に、本当にありがとうございました。
ただ、ちょっとびっくりしたのが、
てっきり、同僚さんの奥さんや お子さん、お母さんとも
一緒にご飯を食べるのかと思っていたら、
食事の席に、お母さんたちの席がありませんでした。
同僚さんの故郷では、基本 お正月には男性と女性は一緒に食事をしないようです。
女性は食事作り、そして男性はひたすら飲んで食べる担当のようです。
私は、今回 男性陣の方に 混ぜてもらった形でした。
日本にも色々な地域があるように、
中国にも色々な地域があります。
各家庭の過ごし方にも 色々 違いがあります・・・・。
手土産達のその後
開封市で見かけた手土産は、圧倒的に箱に入ってるものが
多かったです。中身は大部分胃袋に入ったとして、
箱はその後はどうなるか・・・・
こうなりますよね~(#^^#)
(近所では、段ボールなどの空箱を捨てる時に、
箱を折りたたんで小さくして捨てている人をほとんど見かけません。
どーんと 箱のままゴミ置き場に置かれます。)
あちこちで、
空箱の山を見かけることになったのでした(*´▽`*)
◎最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)